10年以上前のはなし。
ウィーンからドイツのケルンまでドナウ川自転車旅をしていた。
自転車旅用マップはブダペストの本屋で手に入れていたもの。ていねいなガイドブックだった。(今も大事にしている)
途中リンツに立寄る。
街を散策して教会の広場で休んでいたら年配の男性が話しかけてきた。
自転車旅の東洋人が珍しかったのか。
リンツの名前はモーツァルトの交響曲「リンツ」で知っていたというと、彼はボクのことをインテリと言った。
すかさずブルックナーを知っているかと聞いてきた。
名前だけはと言うと、指をさしてあそこではブルックナーが演奏されると教えてくれた。
そこはブルックナーハウスと呼ばれる大きなホールだった。
ところでなんで思い出したのかリンツを。
それは、
所属している市民オーケストラのこの冬の定期演奏会ではブルックナー交響曲第5番だからだ。
ドナウ川
リンツの町
町の人との会話
オーケストラのブルックナー
時を超えてつながった!
旅はおもしろい。
だが、ブルックナー交響曲第5番は長大な曲。
ほぼ1年後の演奏だけど、この春の演奏会メンデルスゾーン交響曲第3番「スコットランド」の練習も始まったばかりというのに!!