風とともに走れよ自転車

旅日記。今の自分のモノローグ。

北欧自転車旅 夏至祭を愛でる

2018年06月23日 | 日記
ストックホルム滞在 夏至祭を見る

日本の夏至は6月21日。
ここストックホルムでは週末に夏至祭が行われるそうだ。
今回の北欧の旅も、この夏至祭をひとつの目当てにして来た。

夏至の日は、特別な1日という感慨を持ち続けて来た。
理由は単純。太陽が一年で一番高く上がるから。
そして、計算上昼の長さが一番長いから。
きっと古代から何らかの儀式が行われて来たのではと、
推測できるから。

だけど、日本では夏至祭を耳にしたことはない。
これが最も不可解だった。
日本では、七夕や盂蘭盆会があるが、仏教色が強い。
もっと純粋に夏至の日の太陽を愛でてもいいのではと、
少年の頃から思って来た。変な少年だったな。

自称天文学少年だった。

そういうことで、
ここストックホルムで夏至祭に出会えることは嬉しいのです。
連日の大雨と気温の低下で気持ちもやや下りかけていたが、
なんとセレモニーが行われる日の公園では、まぶしい陽光がキラキラ。多勢のひとが集まっていた。
頭には、白樺の若木で作った輪っかを載せた人達も。
歌唱隊の掛け声に合わせて、民族衣装を着た人と見物人が入り混じって踊っている。
踊りの輪の中心には、白樺の木に飾り付けしたポールが立ててある。







夏至の日の太陽と白樺のポール。
これが見たかったんだな。よかよか。
このポールを見て、
宮沢賢治の『天気輪』をふと思い浮かべた。


白樺の花かんむりのエトランジェ

明日は、ストックホルムからフインランド のトゥルクへ。
バイキングラインの船で行く。
夜の出港で朝にはフインランド だ。
一番訪れかった北国へ。

シベリウスとムーミンか?

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北欧自転車旅 ストックホルム滞在

2018年06月21日 | 日記
ストックホルム滞在

ストックホルム中央駅からマップを頼りにホテルを目指す。
さすがに大きな街だ。今回のホテルは、ホステル様式でやはり2段ベッド。そして窓がない。
窓のないアナグラ部屋が4日間の宿となる。
バス、トイレ、テレビ付きで清潔感ありなので良しとする。

気温は少し暖かく感じるが。今までが寒かったからなのか。

風邪がぶり返して来た。
翌日は起きるのが苦になってしまう。喉が痛い。
思い切って起きて朝食を食べる。

自転車で市内観光。
この街も自転車道がしっかりあるので気分良い。
さすが水の都だ。海沿いのの自転車道はきもちよい。

街の建物はがっしりして重厚感がある。


ノーベル賞晩餐会場

黄金の間

市庁舎議会場

海を背景に寒さにふるえるエトランジェ

市庁舎
ここはノーベル賞セレモニーの場所。
晩餐会場と黄金の間(ダンスホール)などを見学。
議会場の造りはご立派でした。
全体的に威圧感があり急ごしらえの感あり。
感動はなし。ガイド付きの入場料は高い。
土産売り場のノーベル賞メダルチョコレートはパス。
海の景色はなかなか美しい。

そのあと、旧市街を歩く。
ノーベル賞博物館はパス。


大聖堂には船が飾られていた。
バイキング時代の名残か。
聖堂は、スペインの教会で見た黄金の仰々しさはないが、
モニュメントに血なまぐささを感じる。
ずっと戦争状態が続いていたからか。



空模様が怪しくなって来たので戻ることに、
coopでたくさんの買い物をしてまた自炊に精を出すか。
ポトフとゆで卵、そしてアプリコットたっぷりの紅茶だ。はは



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北欧自転車旅 北国は今日も雨だった

2018年06月20日 | 日記
風邪ひきの体調がやや回復してきた。

今日はストックホルムへ電車の旅。
自転車ではない。
前日にヨーテボリ中央駅で列車のチケットを購入する。
なんと、わたくしと相方の運賃が違う。(年齢の違いから。)
おまけに、列車の時刻によっても運賃が違う。
慣れない チケット購入に受付嬢は更なるディスカウントチケットを選んでくれた。感謝。
だけど、乗るのはスウェーデンの誇る高速鉄道。
自転車はまた輪行バッグに梱包しなければならない。
この手間がね?
そして、朝駅へと向かう時に、大粒の雨にビショ濡れとなると。


雨の中、ほほえみながら駅へと向かうエトランジェ

濡れた身体を乾かしながら列車をまつ。



治りかけた風邪がまたぶり返す予感を感じながらストックホルムへ。


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北欧自転車旅 自炊編

2018年06月18日 | 日記
北欧自転車旅 自炊編

外はとにかく寒い。
現地の人は真夏を感じてるのだろうか。
ユニクロのダウンジャケットは有難い。
それでも身体が冷える。
風邪なのか花粉症なのか、熱っぽい。
ノドの痛みも出て来た。
相方は少し元気になって来た。
旅は健康でなくてはと改めて感じる。
ベッドで寝てばかりではアカン。

ヨーテボリでの出歩きは近くのスーパーで買い物ぐらいだ。
まあ、これも旅の楽しみですが。
自炊することに。
スーパーにはそーめん、ラーメンや味噌、醤油など日本食品も置いてある。
今回はポトフを作ることに。
ホテルの共用キッチンでは、本格的な料理を作る人もいる。
彼は午前中から鶏肉とジャガイモを大きなナベで煮ていた。スゴイ!
凄すぎる。
我らはポトフと雑炊だ。


この頃、家での料理も野菜の皮を剥かないでブツ切りで煮る。
キノコの石つきも気にならなくなって来た。
野菜のヘタもみのうちか。
まあ、いい加減なのか面倒なのかわからない。
性格も根底に無精なるものが流れていることを自覚はしている。

外は激しい雷雨。
ぼくらはちょっと芯がある雑炊(リゾット)と、
闇鍋にちかいポトフをいただく。
あったかいね。うん。

明日はストックホルムへ向かう。
自転車はまた袋に入れて。
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北欧自転車旅 夏至に近づいているが

2018年06月17日 | 日記
北欧自転車旅 夏至に近づいているが

日中の気温が20度前後。
朝は、10数度かな。
日陰は寒い。
海風もある。
本来は過ごしやすい天候だけど、
身体が冷えてしまう。

昨日はヘルシンボリから列車で2時間のヨーテボリに着いた。
ヨーテボリはストックホルムに次いで大きな街。
ボルボ自動車の本拠地だそうだ。

昼にはsushiを食べる。寿司ではなくsushi。
意外に美味しかった。こちらに来て初めてのご飯。
中国系の人の経営かな。
味噌汁10クローナもまずまずだった。
当地の人も箸をたくみに使って食べている。
寿司は国際的な食べ物になっているのだね。

ヨーテボリの街はさすがに大きい。
自転車でホテルを目指すが、市内マップだけでは分かりにくい。
人に教えてもらいたどり着く。
毎度のことだが、スマホ(iPad)sim無しなので役立たない。

ここは、街の外れかな。フェリー乗り場に近いのだけど、
ダウンタウンの雰囲気あり。
それにしても、タバコの吸い殻が道路に多い。
どうなってるんだスウェーデン。
ゴミも多いぞ!
まあ週末なので清掃作業もないためか?

相方の風邪の状態が良くない。
熱がさがらない。
部屋から出ることなく、薬を飲んでベッドで横になったままだ。
明日には回復してますように。

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