
この本はとうに読み終えているのだけれど、、、。
高遠智子さんは、がん治療を3年間続け再発を繰り返し、余命3か月の宣告を受けたときには一切の治療を放棄して現在に至る、患者としての経験を本に書かれたとするならば、この本は、医療の現場に40年以上も携わり、癌の放射線治療を専門とする傍ら、抗がん剤の毒性、拡大手術の危険性など、医療や薬を遠ざけ、元気に長生きする方法を解説された本であると思う。
私も夫を癌で失っており、
いのちや治療については深く思うところがあり、紹介せずにはいられない。
とは言っても、夫がそうだったように、病気や治療については、最終的には本人の判断。
ただ、こういう本もあることを知って治療に臨まれるのと、全く知らずにおられたなら勿体ない、取り返しがつかないと強く思う。
もっと早く私もこの本に出合えていたなら、きっと夫にも読んでもらったと思う。
無責任な言葉を並べることは危険でもあると思いつつ、
「がんには本物の癌と、がんもどきがある。」
「数値だけ見て病気と信じてはいけない。」
「体の力を信じて下さい。」
「取りあえずCTの被ばく線量は、国が避難目安とした数値と同じ。」
「会社や地域の健診を検診車で受ける場合は要注意。被ばく線量は3~10倍高くなる。」etc、、、

もし興味を持たれたら、是非読んで頂きたい。
そして、今健康な人も、心得の一つとして、読まれて頭の片隅に置かれておくといいのでは、と思う。
この本は、
只見の古本屋さんで、200円で買ったもの。お貸しします。