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6月8日に考える~その1~。

2022年06月09日 | シリアス
【200年前、ロベルトがいた】

6月8日はロマン派の作曲家であるロベルト・シューマンの誕生日だという。

※ロベルト・シューマン(Wikipedia)

今も音楽史に名を残す偉大な作曲家であり、ヨハネス・ブラームスの理解者、そしてクララ・シューマンの夫。

個人的には精神を病んで苦しみ苦しみ、そして命を絶ってしまった苦労人…というイメージが強いかな。

44才の時にライン川に飛び込んで“終わらせよう”としたけれど、亡くなったのはその2年後に療養所で…だそうだ。

悲劇の人、なのだろうな。

だがしかし。

奥さんやお子さんの人生を思うとまた違う面が見えてくる。

妻・クララは売れっ子ピアニストで、子ども好きの夫に成されるがままに8人もの子どもを産んだという。

でも8人の子を養育するにはシューマンの収入じゃ全然足りなくて、クララは妊娠→出産→子育てのループをこなしながらたくさんの演奏旅行をこなして稼いだっていうんだから…私は

「ひええええ~…」

だよ

8人も産んで育てられるのだから、そりゃ強靭な肉体をお持ちでしょうけどそれにしたってキツすぎる。

リサイタルの合間に母乳を与えなくてはならなかったというエピソードは泣けてくるわ。

妊娠→出産ってすさまじい肉体労働だからね。

経験者いわく

「その先にある育児ははるかに過酷」

だというし…ひええ…

ロベルトにクララの苦労は伝わっていたのだろうか。

理解されたのだろうか。

売れっ子ピアニストとしてクララだけが宮廷に呼ばれたことに大層傷つき、

「屈辱を受けた」

「ピアニストの夫である自分」

と感じていたといわれるロベルト。

そもそも彼自身も演奏家として才能を持ちながら練習のしすぎで腕を壊している。

被害者としての自分、加害者としての自分…う~ん。

シューマンの人生を思うと、社会的成功にまつわる重圧、それと密接に関わる精神を病ませられる仕組み…なんて言葉が浮かんでくる。

(私の中で勝手にね)

1810年生まれ、1856年没。

1810年生まれ、ロベルト・シューマン。

およそ200年前に生きていた人。

…。

なんで彼の話を書いたかというと、6月8日について調べていたからなのだ。

わかる人多いのかな、少ないのかな。

6月8日は

「あの傷ましい池田小学校の事件」

そしてその7年後に

「アキバのあの事件」

が起きた日なのだ。

21年前と15年前の、本当に現実で起きてしまった凄惨な事件。

その二つの事件を思い出して調べて、私の心に浮かんだことを書きたくて書いたんだけど今回はロベルトの話で終わっちゃった。

その2で詳しく書きます。

ここまで読んでくださってありがとうございます








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