鳥まり、参る!

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スコーンで、若草物語で、考えさせられる。

2023年03月25日 | 日記
【英国展土産のスコーンをいただきながら考えた】

少し前に新宿伊勢丹で英国展がやっていたらしい。

英国展…どころか、新宿に遊びにいくことすら少なくなっちゃったなあ…しみじみ。

行った方からお土産のスコーンをいただきました

わーい

クリームティーセット(スコーンと紅茶)好きー!

地元のスーパーで中沢さんのクロテッドクリームと100円ちょっとで売っているミニミニサイズのチェリージャムと苺ジャムを買ってきて、これまた人様に賜ったマリアージュ・フレールのウェディング(紅茶の名前)をヘレンドのアイリスセットで自宅クリームティータイムをしました。

ありがたーい

※中沢クロテッド(中沢乳業)

…100グラムカップのが400円くらいだったかな。

 たっぷり大容量でありがたい。

 余ったものはトーストにバターの容量で使いますが、公式でこちらを使ったレシピがたくさんあるのでぜひ参考にしたいです

久しぶりの高級スコーンはなつかしくて美味しくて嬉しかったですね。

紅茶がぐいぐいすすんでしまう。

…とっても幸せで、感謝いっぱいなんだけど…なんかこの暗い世の中で色々考えてしまいました。

こういう“当たり前にあった余剰の幸せ”…余裕がどんどんなくなっていってる気がする。

「どんどん物価が上昇していっているけど、特に異常なのはホテルやカフェのアフタヌーンティーセット。

 いくらなんでも高すぎる。

 ほんの数年前なら半分の値段で適量で美味しい良いものがいただけたのに」

とあちこちから聞くもの。

1万円とかするんでしたっけ?

今のホテルアフタヌーンティー。

その分どっさり量はあるんだろうけど…。


  ↑
10年前くらいに神奈川県横浜市のホテルでいただいたアフタヌーンティーセット。

5千円はしなかった記憶…。


  ↑
大好きなヘレンドのティーカップが出てきて歓喜しました。


  ↑
これも10年くらい前に今は亡き銀座のホテル西洋銀座でいただいたアフタヌーンティーセット。

5千円ちょっとだったかなあ?

うーん今はどうなっているのだろうか。

有間しのぶさんの漫画『その女、ジルバ』で敗戦後すぐのきら子さん(美貌の主要キャラ)があまりに貧しく辛い生活の中で

「戦争が始まる前、うちもよそも貧乏だったけど、それでもみんながいて、食べ物があって、豊かだったなあ…」

とぎゅーっと思い出す場面が浮かぶ。

つらいわー。

先日BSで放送していたので録画して視たウィノナ・ライダーさま主演『若草物語』でもこの辛さを感じ取った。

食器は綺麗、家もまだそんなに傷んでなくて綺麗、でも色んなものが戦争でなくなっていって暗い影があちこちに濃く存在する…。

「あああ…同じだ…あああ…」

と胸がぎゅーっとなってしまったよ。

ウィノナ・ライダーさまも綺麗だけど若き日のクリスチャン・ベールさま(ローリー役)もとても可愛い。

1994年の映画だそうですよ。

俳優さん達も綺麗だし、セットも風景も綺麗。

何より1シーン1シーンを絵画のように美しく仕上げようとする気概がある良い作品…だからこそそこに存在する、今だってある悲しみが強く印象に残ったのだ。

新コロ怖いが始まった2020年、

「疫病におびえていた古代人達の気持ちが!

 想像ではなく体験からわかったぞ!!!」

とあっちこっちで恐怖から叫んでいるのを聞きましたが(飛沫感染が怖いから発声ではなくSNSの声)今また戦争の苦しみまで思い知らされようとしている。

いやだ…いやだ…。

怯えています。







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