鳥まり、参る!

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ブレない人は潔い。

2024年10月12日 | 人生の法則
【痛快で、美しくもある】

【潔い】いさぎよ・い

1.たいそう清い。汚れがない。また、すがすがしい。

2.潔白である。汚れた行いがない。

3.未練がない。わるびれない。平気である。

【痛快】つう・かい

甚だ愉快なこと。

とても気持のよいこと。

【ぶ・れる】

1.ゆれ動く。

2.定まった位置からそれる。


女優の白羽ゆりさん(元宝塚。星組と雪組でトップ娘役を務められた)が、女優志望の若きレディー達に教えを授けるという番組が昔あった。

そこで彼女はこんなことをおっしゃっていた。

(記憶で書いているので、細かいところが違うかも)

「可愛いって言われたいから女優になりたいのか。

 スタイルがいいって言われたいから女優になりたいのか。

 私はお芝居がしたい。

 定まった目標があれば、惑わされずに頑張れる」


…と。

10代、20代、30代、そして40代になった今でも驚くほど変わらず美しい彼女ですが、改めて

「美しいなあ。

 カッコいいなあ。

 潔いなあ。

 痛快だなあ。

 見習いたいなあ、出来る範囲でかまわないから」

としびれましたし、言われた相手は私じゃないけど(笑)私にも大いに教えを授けていただいた気がしました。

ブレない人って本当にカッコいい。

「この、たったひとつのために頑張るって決めた」

人ってブレないですよね。

それが眩しい。

磨き上げた日本刀のような、荘厳な美を感じます。

その佇まいにね。

大学時代も、たったひとつの目標に向って頑張ってる人たちはカッコよかった。

幼いと、途方もない、輝く黄金のような夢でなきゃ!と考えがちですが。

「最低、これだけはクリアーしよう」

と決めてるだけでも自分軸が出来てて、他人や世間に惑われずに粛々と努力できるものなのです。

「お金を稼ごう」

「ここで学んで資格取ろう」

「とりあえず1年は頑張ろう」

素晴らしい目標ですよ。

友達が出来なくて大学を中退してしまうのは驚くほどよくある話で、それが辛いのは想像できるんだけど、

「学校は勉強するところ。

 学んで卒業できればいい」

と決めていれば、揺れ動かず頑張れるのかもしれない。

『明日カノ』の留奈ちゃんは、吉原のお姐さんという過酷すぎる仕事をしていましたが、全くブレないからそこまで病んでいなかったし、心が強かったですよね。

彼女の素質が大きいのもあるけど、やっぱりひとつ決めたのも同じくらい大きいんじゃないのかな。

「お金を自力で稼いで、誰かに依存して生きていく」

という人生の課題。

そのために

「お金を稼ぐために今、こうする」

に集中する。

カッコいいなあ。

痛快。

美しいよ。

素敵な人達と違って、私は根性無し。

だからこそ見習って生きていきたいものです。

まあ、根性無しなのも必ずしも悪くだけ作用するわけじゃないけどね。

この前もしみじみ思ったもの。

「私、根性無しでよかった。

 根性あったらブラック職場で何年と頑張って耐えて、本当に生きてなかったかもしれない」

と。

命に関わる時は逃げようね






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