和菓子の国の人だから

関西中心に美味しい和菓子を紹介。
貴方の旅に和菓子でちょこっと甘味付け…

126(三重)名張 あん入りかたやき

2015-10-10 19:46:35 | 三重の和菓子
伊賀といえば忍者。
名物の「かたやき」は忍者の携行食がその
起源だとか。
でも、歯が欠けそうなぐらい固いんですよ…

先日、名張で「和菓子食べ歩きクーポン」を
持って訪れたお店。
第三弾は「かたやき」のお店です。

<大屋戸製菓> ~名張市瀬古口~

名張のメインストリート、国道165号線に
面した赤瓦の屋根が特徴のお店。
店前には未舗装ながら4~5台は停まりそう
な広い駐車場があり、「かたやき」ののぼり
が翻ります。

ちょうど昼時だったせいか、店内は無人。
奥に向かって「すいませ~ん」と声を掛ける
こと3度。
ようやくご主人が出てきてくれました。

<あん入りかたやき>

かたやきと言えば、歯が立たないほど固い
のが常識。
あん入りってことは、それほど固くはない
だろうと思って食べてみると…
Oh!予想以上の柔らかさ!これはほぼ饅頭。

水分が少な目のこしあんは甘さ控えめで、
「かたやき」らしく青のりと胡麻の味が
アクセント。

クーポンでかたやき2枚と交換したけど、
値段は店頭でチェック済み。
(5枚入り、税込 \540)

名張に行ったら固くない「かたやき」
いかがですか?
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125(三重)名張 佐伊助饅頭

2015-10-08 19:37:59 | 三重の和菓子
さて、先日ロードバイクで訪れた名張。
「和菓子食べ歩きクーポン」を買って訪れた
お店の第二弾です。

<矢の伊の店構え> ~名張市鍛治町~

陣屋町の古い町並みが残る初瀬街道から
一本外れた通りの、蛭子神社前にあるお店。
江戸時代創業の老舗和菓子店だそうです。

対応してくれたのは気さくな女将さんでした。
(女将)どこから来られたんですか?
(私)大阪の堺からです。
(女将)えっ!そんな遠い所から自転車で?
(私)え~、ここまで4時間ぐらいですね。
(女将)えぇっ!4時間?どんな自転車で?
   
女将さん、わざわざ店表まで出て愛車を眺め
感心しきり。
帰り道は気を付けて、と愛想良く見送って
くれました。

それはさておき、肝心の和菓子はこちら。

<佐伊助饅頭>

とても可愛らしい上品な酒饅頭です。
生地はしっとり、中のこしあんはかなり甘さ
控えめ。
最後にほんのりと日本酒の香りが漂う感じ。
これなら甘いものが苦手な人でもいけそう。
値段はクーポンで交換したので不明です。

美味しかったので、また4時間掛けて行こう
かな。
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124(三重)名張 最中

2015-10-06 19:24:52 | 三重の和菓子
先日ロードバイクで訪れた名張。
観光案内所で「和菓子食べ歩きクーポン」を
購入し、訪れたお店です。

<大和屋本店の店構え> ~名張市本町~

陣屋町の古い町並みが残る初瀬街道沿い、
その中でもひときわ歴史を感じさせる渋い
店構え。
創業が嘉永5年(1852年)の老舗和菓子店。

こちらは、栗羊羹がお奨めのようですが、
私の嗜好は「餅・団子>饅頭>もなか>羊羹」
という順なので、今回は残念ながら栗羊羹は
買いませんでした。

<最中>

先述のクーポン1枚で最中2個と交換して
もらいました。

パリッと焼き目が香ばしい最中皮、中のこし
あんはやや甘めでしょうか。
ちなみに賞味期限は3日、値段は不明。

次回は是非、お奨めの栗羊羹も買いたいです。

ところで、「和菓子食べ歩きクーポン」を
持って訪れた和菓子店は他にも2件あるので、
それはまた後日。
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111(三重)津 蜂蜜まん

2015-03-04 19:15:02 | 三重の和菓子
先日、オートバイで伊勢北中部の城めぐり
&和菓子狩りをした際の成果物(5件)、
これが最後です。

三重県の県庁所在地、津市の繁華街、国道
23号線の三重会館前交差点から北100M
ほどにあるお店。

<蜂蜜まん本舗の店構え> ~津市大門~

その名もずばり「蜂蜜まん本舗」。
創業は昭和40年前後のようです。

店頭で蜂蜜まんを焼いていて、テイクアウト
が主体のようですが、奥には座席もあります。
店内には漂う蜂蜜まんの香ばしい香り…
もうたまりません。

<蜂蜜まん>

まず蜂蜜のいい香りが食欲をそそります。
味の方は、回転焼き(大判焼き、今川焼き)
の外皮をカリカリにして蜂蜜を利かせた感じ。
たぶん蜂蜜が際立つようにこしあんの甘さも
あえて抑え目にしてあるのでしょう。

冷めても美味しいですが、もちろんぬくぬく
は最高。
また、値段も安く食べ歩きにもピッタリです。
(1個 \60)

手軽に買えてしかも美味しい。
もし、こんなお店が近所にあったら毎日が
誘惑と戦う日々になりそう。
健康を考えると近所になくて良かったかも…。
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110(三重)松阪 老伴

2015-02-26 19:34:08 | 三重の和菓子
先日、伊勢北中部の城巡りツーリングを兼ね、
和菓子狩り(成果は5件)に。
ただいま虫歯の治療中ですが、買ったものは
仕方ない…。
こちらはその第4弾。

<柳屋奉善の店構え> ~松阪市中町~

中町の旧伊勢街道に面した立派なビル。
お隣には松阪牛で有名な和田金さんも。
創業はなんと天正3年(1575年)で、
蒲生氏郷が松阪城を築いた年(天正16年)
よりも古い。

<老伴>

老伴と書いて「おいのとも」と読みます。
表と裏でこれほど違うお菓子も珍しい。
最中皮の中に鮮やかな紅い羊羹状のもの
を流し込み、表面を糖蜜で固めた和菓子。
サクッとした最中皮の食感と羊羹の甘みが
不思議な感じ。
(小1個 \160)
今回購入した小判とは別に大判(\380)も
あります。

ちなみに、当初は「古瓦」という名だった
そうですが、松阪の豪商で越後屋(後の三越)
創業者、三井高利が「老伴」と名付けたとか。
最中皮に刻まれた「延」と「年」という文字
は不老長寿を表しているそうです。

ところで、松阪は江戸の風情が残る町ですが、
普通の城下町ではなく紀州藩の番城だった
せいか武士より商人の影が濃い独特の雰囲気。
どこか近江八幡と通じる気がします。
ここなら他にも美味しい和菓子がありそう
なので、また立ち寄りたいです。
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