和菓子の国の人だから

関西中心に美味しい和菓子を紹介。
貴方の旅に和菓子でちょっとアクセント…

039(埼玉)川越 福蔵

2013-01-16 18:01:55 | 埼玉の和菓子
城下町には美味しくて歴史のある和菓子屋
さんがつきものです。
先日訪れた川越市の「くらづくり本舗」さん
もそんな和菓子店のひとつ。

<くらづくり本舗の店構え>
 ~埼玉県川越市久保町、幸町~

左が本店、右が蔵造りの町屋が建ち並ぶ通り
にある一番街店。
本店は蔵造りの町と少し離れた喜多院近くに
あり、近代的ないまどきの店舗。
一番街店は明治26年建造の蔵造りですが、
間口が狭いため重厚というより可愛らしい。
奥には喫茶コーナーもあります。

創業は明治20年(1887年)、川越市内だけ
で10以上、埼玉県下ではなんと40以上の
店舗があるそうです。
ネットで何度か目にしたことがありますが、
ネット通販など手広く商売しているようです。

<福蔵>

表に「福」裏に「蔵」の文字。
大きさは縦横6cm、厚さも3cm以上あって、
手に取るとずしりと重みを感じるほど。

最中の皮はそれほど特徴はないけど、程良い
しっとり感。
粒あんは結構甘めで、中にはボリュームの
ある求肥の餅が入っています。
かなり食べ応えもあり、値段を考えるとお得
感があります。
(1個 \130)

ちょっと甘めでボリュームのある「福蔵」は
3時のおやつにピッタリです。
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038(埼玉)川越 亀の最中

2013-01-14 17:30:25 | 埼玉の和菓子
川越市は小江戸と呼ばれる旧川越藩の城下町。
特に、蔵造りの町屋が建ち並ぶ一番街通り
(仲町~札の辻)周辺が特に有名。
その川越にはたくさんの和菓子屋さんがあり、
どこで買おうか迷うほど。
中でも仲町交差点にほど近い「亀屋」さんは
外せません。

<亀屋の店構え> ~埼玉県川越市仲町~

まさに川越らしい重厚な蔵造りの店構え。
創業は天明3年(1783年)、旧川越藩御用達
の老舗。
この日は、天気のいい土曜ということもあり、
お客さんが途切れることがありません。

<亀の最中>

粒あん、こしあんの2種類あり、最中の皮に
は可愛らしい亀の模様がほどこされています。

皮は非常に香ばしく、丁寧に作られている
感じがします。
粒あん、こしあんともやや甘めなのは、皮の
香ばしさに負けないようにしてるのでしょう。
(1個 \73)

<亀どら>

店名にちなんだ亀の形がユニークなどら焼き。
粒あん、こしあん、ごまあん、ゆずあんの中
から、こしあん、ごまあんを購入。

まずはこしあん。
どら焼き生地は一般的などら焼きのふわっと
した感じではなく、やや堅めでしっかり。
味もワッフルに近いかも。
ただ、この生地とやや甘めのあんのバランス
が絶妙で美味しい。
(1個 \158)

次にごまあん。
香ばしいごま味が不思議ですが、これも結構
美味しい。
ただ、ごまの味が強いので、こしあんに比べ
生地のおいしさを感じ取りにくいかも。
(1個 \158)

亀の最中は日本茶が、亀どらは珈琲が合うん
じゃないでしょうか。
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