今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

昨日は休演日

2007-03-27 11:54:23 | akinori nakagawa
ロックオペラ「TOMMY」
昨日26日は休演日
その前の25日は1回公演
ということで、岡崎さんブログによると、25日終演後、あっきー主催の焼肉パーティーがあったそうです。

私、先週は全然TOMMYを観ていないので、あっきーTOMMYがどんな変化を遂げているのか、ちょっと判らないけど…




鏡は割れたのかなあ?
私が見たときはあっきー、頑張ってるけど、あっきー自身の鏡はまだ割れてないんじゃないかと感じてました。
というか
割らないの?
SHIROH の脚本はあてがきだったから、あっきー仕様だった。
だから、すんなりと役柄に入れたはずです。
でも、今度はそこが違うから。
昨日の舘形さんの舞台を見て思ったのだけれど、自分の殻を破って違う自分を見せるって、凄いエネルギーがいる、と思った。
TOMMYのお稽古場であっきーはそれを掴んでくれる、と思っていた…
でも、やっぱり自分の延長でTOMMYを引き寄せよう、ということみたいだった。
基本はやっぱり‘自分’なの?と思いました。

みんなに気を使うのもいいけれど、
自分の殻を、鏡を割っていかないと
いつも同じあっきーになっちゃう。
役者じゃないから…という観点は無しにしてもらいたい。
舞台人として表現者として考えて欲しい。
何を目指そうとして今この舞台に立っているのか、を考えたら、やるべきことは見えてくるはずではないのかなあ。

ちょと厳しい?
でも、苦しむべきところできちんと苦しんで欲しい。
できるから、ということで安心してない?

なんだか、舘形さん見てからそんなことを考えてました。















カスパー

2007-03-27 10:49:12 | theater
カスパー
新宿SPACE107にて
昨日観てきました。

館形比呂一(カスパー)
中川賢(カスパー2)
たかお鷹(プロンプター)

僕はだれ?自分は何物?


突然人間界に落ちてきたカスパー

言葉を知らないから喋れない。
自分は何をやりたいのか、どう表現すればいいのか判らない。
ただやみくもに物を蹴飛ばし、怒鳴る。
意味のない言葉を…
人との関係を持てないが故の閉塞感が彼を支配する。
このあたりの状況はTOMMYの三重苦とも重なって映る。

プロンプターによる教育というか強制というか…
とにかく、彼は言葉を覚え、秩序を身に付け社会に出て行くけれど
彼の内なる精神はやはり閉じている。

深い
深い
精神性を感じました。
最初、プロンプターによる導き方というか教育とういか、が怖い。
教育という名の強制?あるいは拷問か
カスパーは虐げられているようだけど、そこからいろいろ覚えていく。
覚醒?してからは人が変わったかのような明るい表情のカスパー


舘形さんの役へののめりこみ方。
尋常ではありません!
ダンス、というか身体表現を得意とする彼が‘言葉’を使って表現する。
「ビリーとヘレン」を見たときも感じたけれど、彼は単なる身体表現を超えて、更にその上を目指しているような気がしてならない。
どこまで行くのか…
終りのない探究心を感じます。
それも、物凄い強い精神を。
身体表現役者、とでも言うべきか。
「ニ短調~白鳥の歌」でも感じた精神性というものを突き詰めていくとこういう舞台になるのかな、とも思って、舘形さんの目指すものが何となく理解できるような…気がしました。

ちょっと話はそれますが
この強い精神、ぜひ、晃教くんにも見て欲しい、感じて欲しいと思いました(爆)

カスパー2の中川賢くん
髪を金髪にしてオールバックの髪型
すごく、大人っぽく見えました。
カスパーが生まれ変わってからの彼の内面を表現します。
動きで。
しなやかで力強い。
そして、若さがある。
歌も歌ってた。


たかお鷹さん
見た目地味な方ですが、しなやかな方ですね。
声に力があるし、カスパーを矯正?していく時の迫力が凄いです。

舘形さんが築こうとしている
身体表現者としの‘役者’‘演技者’へのアプローチ
独特の世界があると思います。
言葉をある意味信用していない、というか。
ダンスの世界がどういうものか私には判らないけれど
彼は本当は‘身体’という‘言葉’を使って表現するのが一番合っているのだと思います。
しかし、カスパーという作品はそれに頼らず、‘言葉’を使って表現しきっている。
感動しました。

ダンスに頼ってはいないけれど、ここ!というところには‘動き’があります。
振付は伊藤キムさん。
カスパーが生まれ変わるときの中川賢くんとの二人の動きは強い内面性を感じる独特の動き。
それが美しい!
鍛え抜かれた肉体だけが表現できる、美しい動き!


それと
カスパーが言う意味不明の言葉
私には宮沢賢治の詩に出てくるような言葉に感じました。
もしかしたら東北地方の方言でしょうか
カスパーが出てくる扉の向こうにはいつも雪が降ってるし
生まれ変わったカスパーは真っ白な衣装
雪に閉ざされた世界?のような気も…

そういえば会場も地下の狭い空間
久々に異空間を感じました。






















































summertime blues!

2007-03-27 09:54:51 | akinori nakagawa
きゃあ!
25日、TOMMYのカーテンコールでsummertimeblues をやった、と知って、心がざわざわどころか、血が騒いでる私です(笑)
今日、行っちゃうおうか…(爆)
って、今日もやるのか?
25日だけなの?

きっと、ローリーさんの選曲かな?
カバー曲だけど、ライブ・アット・リーズのLPで聴いた時の衝撃は今だ体の中に残ってる!
あの衝撃打!
ガツンとやられたんです!あの迫力に!
聴きたい!