もう今更すぎで…かなり大雑把な感想です。
今年1月4日から31日までシアタークリエの10周年記念公演として、TENTH が開催されました。
前半がダイジェスト公演、後半がガラコンサートという形式でした。
ダイジェスト公演は1月4日から11日が「ネクスト・トゥ・ノーマル」
14日から21日が「ニューブレイン」、24日から31日が「この森で、天使はバスを降りた」でした。
ダイジェスト公演はクリエならではのチョイスというか、お祝いムードの中ちょっと地味な演目が選ばれたあなという気もしたけれど、プログラムによれば、クリエは挑戦的、埋もれた良品といった作品を発掘してきたということで、出演者の関係もあってこのようになったのでしょう。
第一クールは「ネクスト・トゥ・ノーマル」に瞳子さんが、二部のガラコンにはアッキーが出演ということで、これは見なければ、ということで行って来ました。
第1部「ネクスト・トゥ・ノーマル」
ダイジェストなので、あれよあれよという間に終わってしまった感じです。
本公演の舞台は3層構造で人間関係を表していたのですが、ダイジェスト版はそこまでは再現できなくて2層構造。
でも、テンポが速い分凝縮された濃い舞台になっていたと思います。
本公演の方はじわっとくる重みというか深い感動があったけれど、ダイジェスト版はそこまではという感じ?
とにかく私には進みが速くて、思い出しながら見ていたので余計についていくのが大変だったかな。
第2部 ガラコンサート
最初からジャージーボーイズ「シェリー」「あの素晴らしき夜」「瞳の面影」「君の瞳に恋してる」「愛はまぼろし」と連続で。
まるでジャージーボーイズのコンサート?と思えるような勢いでした。
去年の公演なのに何だか凄く懐かしい感じ。
5月のコンサートもあるし、これからも楽しみ~
新納さんの「ネクスト・トゥ・ノーマル」から「フィーリング・エレクトリック」
オフ・ブロードウェイの時はあってオンになった時にカットされてしまった曲とのこと。
オフで見たときこの曲があったからドクター・マッデンの役を引き受けたのに、結局はカットになってしまって…と説明があり、だからこの曲を歌います、と。
いや~聞いて納得。すごくカッコいい曲でした。
ちょっとトミーのドクターの場面を思い出した。
後は「ブラッドブラザース」「ウェディングシンガー」から。
ウェディングシンガーの曲、凄く楽しかったです。盛り上がりました。
で、トリは「君はいい人、チャーリーブラウン」からアッキーの「サパータイム」
ウェディングシンガーで盛り上がったあとなので、かなり雰囲気が変わった感じでした。
アッキーは気持ち良さそうに思う存分歌ってました。
もう、アッキーのサパータイムになってましたね。
最初のジャージーボーイズ、トリのサパータイムとアッキー大活躍。
お正月早々瞳子さん、アッキーが一緒の舞台が観られて幸せでした。
最後にちょっと話はそれますが、クリエのできる前は芸術座がありました。
演目はお芝居系が多かったですね。私も何回か観たことがあります。
「ええから加減」とか「放浪記」とかはその流れの演目でしょう。
クリエ上演作品は最近はミュージカルが主流ですね。
何と言うか、時の流れというか…お芝居よりも今はミュージカルなんだなあ…と改めて感じました。
クリエができて10年ということで、ちょっと昔のことに思いを馳せてみました。