なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

早3年...

2023年05月13日 | Music

 

こんばんはZUYAさんです

日付は変わりましたが、2020年5月12日に日本を代表する名ギタリストの1人、浅野孝巳さんが亡くなりました。そう今日は3回目の命日になります

10代半ばでプロの世界に入り、日本のロック黎明期の伝説のバンド「M」からミッキー吉野グループを経て、あのゴダイゴのメンバーになったわけです

今年初めにJeff Beckが逝った時にも書いたかもしれませんが、あのジェフ・ベックのギターのニュアンスを完全に掴んでいる人と言うのは(日本では)本当に数少ないと思います。追悼なんて掲げて動画サイトなどに自己満足な演奏をUPしている方々が数多くいらっしゃいますが、ZUYAさんの知る限りでは本物は、SPACE CIRCUSの佐野行直さんとこの浅野さんだけです。その2人共が既に向こう側の世界にいるとは...

 

格言うZUYAさんは2度ほど、某ベースプレイヤーのローディをした時に浅野さんにお逢いすることが出来ました。あのテレビの中で観ていた、LPやCDの中で聴いていたゴダイゴのメンバーと話せただけでなく、ご飯もご馳走に...  

そう、ローディなんて普通は相手にされないのですが、それが浅野さんの素晴らしさの1つだったと思いますよ。ZUYAさんがステージ本番まで(横浜の)関内の街でもぶらついていようかなぁと考えていた時に、“彼も連れて来なよ~”という声が聞えた時の喜びったら...

ですから幸か不幸か浅野さんの訃報も僅か数時間以内に(公になる前に)知ることが出来ました...

 

その浅野さんが1968年頃に参加したバンドが「M」。その唯一のスタジオアルバムが72年の本作 

 

こちらは近年発売された未発表ライブ音源

 

ちなみにドラムは、現在は老舗ライブハウス「クロコダイル」のオーナーである西さん。西さんは後に桑名正博さんのいたファニーカンパニーにも参加しています

 

浅野さんは75年にはミッキー吉野グループに参加して、そのままゴダイゴのメンバーになります

 

 

 

 

ZUYAさんは心が繊細過ぎるのか、人の死というのを実に敏感に感じてしまう時があります。浅野さんが旅立つ前年の秋には母方の祖母、父方の叔父と叔母が続けて逝き、心が不安定なまま引きずっていた時に浅野さんの訃報が届き、もう堪らない思いになったことを覚えています。今思えば、この頃から人生をもう一度観直そうと考え始めていたような気がします。一度しかない人生ですからね~

さて明日も仕事ですが、今夜は聴けるだけ浅野さんのMやゴダイゴで残した音を聴いて追悼したいと思います。でも一番好きだったのはライブで聴いた「威風堂々」、これは心に突き刺さりましたよ

浅野さん、またいつかお会い出来る日を楽しみにしていますね。出来ればローディではなくプレイヤーとして…(畏れ多いことを申すでない...)

Have A Good Night,Folks!


琴線に触れる... ~It strikes a chord~

2023年05月10日 | Music

季節外れの風邪をひきました

いや季節の変わり目こそが

最も引きやすいのかもね

 

昨夜どうも鼻の通りが悪いなぁ

なぁんて思っていたら

朝起きたらアウトぉ~

 

でも熱も咳も全くないので

職場規定の″休む理由”にはならず

今日も一日働きましたよ

 

At Portage la prairie station in MB, Canada.

 

こんばんはZUYAさんです

そんな訳で今宵はささっと音楽の話を書いて休もうと思います(写真は5年前にカナダに訪れた時のもの) 

 

音楽と言うのは不思議なものでして、その時の感情や境遇によって″特定の曲”が頭から離れなくなる、或いはプレイヤー等で繰り返し何度も聴いてしまうことが時々あるものです

格言うZUYAさんが、ここのところ頭の中(心の中?)で鳴り響いている曲は、

Etta Jamesの曲で「Come A Little Closer」。1974年のアルバムのタイトル曲です。歌や歌詞はもちろんですが、バックの演奏が素晴らしい。おそらくギターはDonny Kortchmar(ダニー・コーチマー)ではないかと、アルバムに全面参加していましたからね

※ちょっと興味を持ったので、Danny Kortchmarのアルバムをポチッとしてしまいましたよ

 

このブログを訪れる方の中でエタ・ジェイムズをご存知の方はかなり少ないと思うので、簡単に(はしたくないのですが...)彼女を紹介しておきますね

幼い頃は教会の合唱団で歌っていた彼女。その才能が開き始めるのは出身地ロサンゼルスからサンフランシスコに移り住んでからのこと。その地でJohnny Otisに見い出されてレコード契約を結びましたが、才能が爆発するのは1960年に名門チェス・レコードに移籍してから。彼女はこのチェスが倒産する1976年まで歌い続けることになります。ブルースだけでなく、ソウルっぽい曲まで歌い上げます  

麻薬中毒や極度の肥満に苦しんだ彼女も晩年はすっかり痩せてしまいましたね。引退して数ケ月後の2012年に73才で亡くなりました。2008年12月(日本では翌年)に公開された映画「キャデラック・レコード 音楽でアメリカを変えた人々の物語」では、ビヨンセがエタ・ジェイムズの役を見事に演じていました、特に歌なんて...

 

 

 

 

ええ、ZUYAさんがあまり好まないJanis Joplinが歌った「Tell Mama」も、オリジナルはエタ・ジェイムズが歌ったものなのですよ~ 

 

At Portage la prairie station in MB, Canada.

 

          

 

さて明日は早番なので早く寝るつもりでしたが、更に早く寝ようと思います(木曜日の公休はなんとか出かけたいし...)

Have A Good Night,Folks!

 


エレキギターの話...

2023年03月29日 | Music

治まっていた胃炎が再発の兆し...

 

そりゃそうですよねぇ

これだけ毎日毎日

飲んだくれているのだから

 

普段はロックで頂いていますが

ここのところはちょいと頭を使って

なるべく薄めて飲んでいます

(だから呑むなって~の!)

 

でも結局物足りないから...

あぁ嫁には言えん...

 

 

ZUYAさんの銅像が立ちました(もちろん嘘です)

 

こんばんはZUYAさんです

最近、“全然、音楽ブログらしくない!”と言う噂を耳にしましたので、今夜はギターの話を書こうと思います

ええ興味のない方は飛ばしてください。もちろん“スポンサーになりたい!”と言う方は大歓迎ですので、連絡を下されば口座番号をお知らせいたします。宗教の勧誘、並びにそれに準じるコメント等は、削除並びに調査機関に依頼して10倍返しとさせて頂きますので、そのお覚悟で~

 

写真はここ最近は数年新しいギターは増えていないので、以前撮った写真を使わせて頂きます、題して...

崖っぷちブルースマンの愛人(ギター)コレクション

ZUYAさんはいわゆる“ヴィンテージ”のコレクターではなく、あくまでも実用性重視のギターを揃えています。まぁ近年は“セミ・ヴィンテージ”なんて言葉も出来て、ZUYAさんの所有する80~90年代のギターでさえ注目を集めているようですがね

 

 

トップバッターは一番ステージで活躍してくれた(いやいや、この先も...)メイン・ギターである、82年製の「Fender '52 Vintage Telecaster」。初めてカナダに訪れた99年に、ほぼ新品の状態で購入しました。実力が足りないZUYAさんの奏でる音をいつでも倍以上にしてくれる、まさに相棒です。ええ、どんな時でも素晴らしい音が飛び出しますよ~

 

 

日本のギター・ビルダーの先駆者の一人である木戸宏氏が設立した工房「Kid's Guitar」の傑作の一つです(現在は廃業)。昔は知る人ぞ知るイギリスの手工ギターだったゼマイティス・ギター。今や神田商会がライセンスを取得し生産することにより、すっかり価値を下げてしまいました(何故に低価格品を出すのだ!

そのGreco Zemaitisよりも、はるか昔の素晴らしいレプリカです

 

 

「Fender 40th Anniversary '54 Stratcaster」。1994年に1954本限定で発売されたモデルで、ボディ材はアッシュの2ピースで、とても軽量で古いロックン・ロールにぴったりな軽やかなサウンドが特徴です

 

 

1990年に神田商会の30周年記念モデルとして発売された「Greco 30th Anniversary Ronnie Wood Model Z-3000」。何と言っても自社のアニヴァーサリー記念製品に、コピーモデルを出すと言うのがガーサス~

 

 

同じ神田商会の「Greco AP-1000」。Ampeg社のコピーモデルですが、後に本家からのリイシュ・モデルもGrecoプロデュースになるほどの渾身の出来映えだったようですね。おそらく実際の製造はフジゲンだと思いますけど

 

 

名門Gretschのギターですが、製造は寺田楽器である96年製の「Duo Jet」。近年はFender傘下となり、一層オリジナルに近い仕様になったようですがね。数年前に信頼できるリペアマンにメンテナンスしてもらい、現在はとても良い状態を保っています

 

 

以前はセミアコはGibson ES-335(90年代後半の物)を所有していましたが、どうしても使いにくくて手放しました。数年後にクリエイションの竹田和夫氏がステージで使っているのを拝見して興味を持ち、御茶ノ水の楽器店で見つけた初期型の「Vox Virage」。この初期型はフジゲン製造なので、Dimarzioのピックアップが搭載されています

シングルコイル、ハムバッカー、P-90の3種類の音が出る上に、それらをミックスさせることも可能と言う宇宙的なギター 

 

 

ZUYAさんが最も最近購入したギターである「Fender Mexcio '70s Stratcaster」(99年製)。いわゆるラージヘッドのストラトが欲しくて外見だけで買いました

 

さて明日は早番です。明後日木曜日の休日のプランも立てたいのですが、とりあえず寝ます~

Have A Good Night,Folks!


復活の時... 2023.2.18.

2023年02月18日 | Music

 

おはようございますZUYAさんです

さて今日はライブです。ゲスト出演でプレイした時を除いて、“メンバー”として参加するのは2016年の1月以来7年振りになります~

2年前に急に今の部署に異動させられて、色々な点から生活リズムが変ってしまいました。そしてその年の春に膠原病から来る四肢の疼痛が10数年ぶりに再発してしまい、音楽の世界からどんどん離れて行くことに不安になっていました

 

今年はちょうど節目の年齢を迎えるZUYAさん。自身が数十年後に振り返った時に後悔しないように、再び自分らしい生活にするために大きな変化を起こそうと考えていました(やっと4年連続の「凶」からも抜け出しましたからね~)  

そこへ30年以上前の高校1年生の時にクラスメイトだったTから、“バンドでベースを弾いてくれないか?”と連絡が来たのは、昨年の12月半ばのこと。ここ最近、彼はバンド形態はなく兄弟でデュオ・ユニットで演奏をしているのはSNSを通じて知っていました。久々にバンドでやることになり、ベース・ギターに白羽の矢が立ったのがZUYAさん

彼らがまだポマードを塗りたくったリーゼント・ヘアーで、ロカビリーを演奏していた頃から知っています。彼らのバンドの裏方は引き受けたことはあるのですが、実は一緒にプレイするのは初めて~

そして今回はリハーサル一切なしの“完全ぶっつけ本番ライブ”です。自身もZUYAさんと出逢った頃まではバンドでVocalをやっていた家人が、

“リハーサルを全くやらないって、それで観客がいるのに音楽を聴かせようって言うの?”

至極まともな意見であるとZUYAさんは思いますよ。でもねぇ音楽活動と言っても色々なスタイルがあるのです。時間さえあれば集まってリハーサルを繰り返す学生バンドや、日々の生活の憂さ晴らしをするアマチュア・バンドではないのです(そしてその都度の反省会を兼ねての飲み会...)

譜面(あるいは音源)を渡されて決められた日に仕事をこなす

ZUYAさんはそう言う世界でやって来ましたからね。カナダと東京で色々なバンドでプレイしましたが、当日まで演奏曲目も知らされずにステージ上で、”次はkeyはEでシャッフルで~!”なんてこともざらです

時にはいきなりスタートし直ぐに何の曲か判断して演奏について行かないといけないバンドも多々ありました。知らない曲ならアウトですから、だからこそ普段から色々な曲を聴いているわけです

 

まぁとにかく今夜は1ステージだけの出演ですが、ギター・プレイヤーとしてではなく“ベース・プレイヤー”として参加します。今思えば、昨年の2月に先輩たちのライブでピンチヒッターでベースを弾いたのを何処かから見聞きしたのかもしれませんねぇ、SNSとかでね 

 

With Mammoth in Feb.2022.

 

頼みの綱は渡された聴き取りにくいMP3音源と自身の経験のみ。そしてもれなく付いて来ている四肢の痛み(ほぼピーク時の痛みなんですよ…)

イイじゃないですか?

スリリングでしょ?

これぞ男の生きる道!

そして

This is The Blues!

 

では行ってまいります。午後に品川区大崎まで山手線で向かい、そこからは楽器車に便乗です~

ちなみに復活の場は、港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカの「横須賀」です~

Have A Good Day,Folks!

 


ベースマン...

2023年02月02日 | Music

 

 

こんばんはZUYAさんです

今日の休日はベース・ギターの練習(リハビリ)に励みました。去年の2月に先輩たちのライブを観に行った際に、人身事故で電車が止まってしまいスタート時間に間に合わなかったベーシストの“トラ”で数曲演奏はしましたが、ちゃんと“ベース・プレイヤー”としてステージに立つのは30年振りぐらいかも~

ZUYAさんはベース・ギターから音楽生活を始めましたが、まぁ恥ずかしいぐらいヘタクソでしたね。ブルースに目覚めてからは、ギターに転向してカナダに渡りました。帰国後に東京に拠点を移し、最初に参加したライブが我が師匠の「一時帰国ライブ」(2001年)。その時に“ベース・プレイヤーが来るまで、リハーサルでベースを弾け!”と言われたのですが、数曲プレイしたら交代させられたのはちょっとしたトラウマですね~

でもその後、多くのプロのベース・プレイヤーのプレイを(ローディや同じバンドメンバーとして)間近に観ることができ、“なるほど...ベースはあ~いう風に弾けば良いんだぁ”と目と耳で学んだわけです

 

さて今回のライブ、出来れば“2フィンガー(指引き)”でプレイしたいのですが、今は「膠原病・ヒビ・あかぎれ・火傷」の3重苦状態...指は当然ですが、火傷の箇所はちょうどボディに当たるのですよねぇ。しかし、いったん受けた仕事です、やり遂げてやりますよ~

そしてロック・ベースはなかなか厳しいものがあります。連続で8分打ちも多いので、こりゃピックも併用かなぁ。だいたいドラムもどんなスタイルのプレイヤーかわからないし、何と言ってもリハ無しの“ぶっつけ本番ライ”ですからね。深く考えても仕方がないので、自分の仕事(役目)をきちんとこなすだけです

 

今日は夕飯の材料も昨夜のうちに買ってあったので、ほぼほぼ家の中で過ごすつもりでした。ところが隣町に住むプロのべーシストの(尾形)慶次郎の兄貴がベースのメンテナンスをしてくれると言うことで自宅にお邪魔することに~

 

 

いい大人が他人様のお宅にお邪魔するのに“手ぶら”ではねぇ。手土産に巣鴨で「塩大福」を並んで(奥様のために)購入しましたよ~

慶次郎さんにはベースのコンディションを最善にしてもらい、次はプレイヤーのコンディションを...とのことで、予想通りの小料理屋「にしくら」さんへ移動。“メンテナンス料”としてボトルを1本(リペアショップに出すより半値以下ですよ~)。それでも今日は2本分かぁ...と思っていたら、今夜入れた“ZUYAさん用”はお店からのサービスに~

 

 

 

さぁて明日からまた頑張らなきゃ~

Have A Good Night,Folks!