なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

昔は、「風の子、元気な子」の一人でしたが...

2023年01月25日 | Music

こんばんはZUYAさんです

無数にあるブログのあちこちで叫ばれていますので、もうあえて大きな声では言いませんよ

寒いですね~

 

さてZUYAさんの住む東京の都心では気温の低下だけで、被害と言えるほどの被害は受けていないと思います。ところが全国各地、特には日本海側や北日本等における一部の地域にお住いの方々は、大変な雪の量や寒さにツラい思いをされていると思います。無理をなさらずに、ご無事にお過ごしください  

 

今日は休日だったZUYAさん。家人を仕事に送り出してからベース・ギターのリハビリに取り掛かろうと思っていましたが、まぁ手が冷たくカチコチ...

ZUYAさんは膠原病にも関係するレイノー症の予備群でもあります。ええベーチェット病からリウマチまで全ての症状は似ているのに確定されないので、“予備軍”なのですよ

んなわけで先ずは家事をこなして身体を温めることに。その後、温かいコーヒーを飲みながらリハビリをスタートしました~

 

 

ええご想像の通り、後ろに写るドアは御手洗いです

さて来月18日に引き受けているライブ(しかもべースで)。どうしてやることになったのかの理由をまだ書いていなかったので、ささっと書いてみようかと~(←多分長くなるやろ?)

 

もう30年ほど前のことになりますが、浪人してまで入った大学をあっさり数週間で行かなくなってしまったZUYAさん。(念のため)それを後悔した日は一度もありませんよ。決してカッコつけて言っているわけではなく、“今”があるのはあの時の決断があったからだと確信しているからです

さて今年は節目の年齢となるZUYAさん。数十年後に“あの時の判断は正しかった”と言える新たなる決断が出来るかどうか~

過去に一度だけ書いたことがあるかもしれませんが、実は高校生の時も途中で辞めたくなり母親に打ち明けた覚えがあります。高校に入学して念願のサッカー部への入部は叶いませんでしたが(両親が私学は勉強する所だと反対...)、それなりに新しい生活を楽しんでいました

問題は2年生になった時にクラス替えがあり...これがねぇ

まぁ1人として仲良くなれるやつがいなかったわけです。もちろん普通に話したりはしましたけど、“友達”と呼べる人間は1人も出来ず、そのままクラス替え無しで3年生に上がりました。そう、つまらないメンバーのまま2年間過ごしたわけです(まぁ今はみな魅力的な大人になっていることを願いますが...)

で、つるんでいたのは1年生の時の友人達。その友人達とは高校卒業後にも縁が続いていましたが、1人消え2人消えと縁が遠のいていき、今現在10代の頃からの友人は1人しかいません。ですから同窓会なんて一度も呼ばれたこともなければ行ったこともないし、もちろん行く気もないわけです

その唯一つながりのあるクラスメイトが今回、「ZUYA、2月にベース弾いてくれへんか?」と連絡して来てくれたわけです

 

高校1年生の時、彼はプロボクサーも目指していましたが、プロミュージシャンも目指していました。彼はウッド・ベースを弾き、彼のお兄さんがギター&ヴォーカルで、ドラムを加えてロカビリー・バンドをやっていました。その彼の影響でZUYAさんはElvis Presleyなどの50年代のロックンロールを聴き、洋楽に夢中になるようになったわけです

高校卒業後、数年経って彼らはプロを目指して東京に拠点を移しました。カナダから帰国後にZUYAさんも東京に拠点を移し、何度か彼らに会いましたが、多くの人々同様SNSの発達により直接会わなくても...という状況になって行ったわけです

で、先月珍しくメッセンジャーを通して連絡が来たと思ったら、「弾いてくれへんか?」と言う訳だったわけです

丁度、“今年は(治る気配のない膠原病と仲良くしながら)動いてやるぞ!”と思っていたので、快く承諾したわけです。まぁ原点に戻る意味もあるかもしれないとね

 

色々と手こずりながらも、ステージ復活(復活ステージ?)に向けて進んでいるわけです。先週体調を崩して以来、家人から「減酒命令」が出ているのですが、昨夜は仕事が定時で上がれたので、しれっと隣町へ飲みに行きました。ええ千駄木の「にしくら」さんです

となると一緒に飲むのは、プロのベースマン・尾形慶次郎さん。演奏において手指への負担を減らす方法などをご教授してもらい、今日からまた練習に励もうと思います。慶次郎さんはライブまでにベースのメンテまで買って出てくれました(もちろんお礼は焼酎のボトルで~)

 

          

 

さてベース・ギター本体について少し触れておきましょう

今、ZUYAさんが持っている唯一のベース・ギターは楽器の老舗であるクロサワ楽器が以前販売したオリジナル商品です。いわゆる“入門用ギター”の部類に入るものですが、その素材と色を気に入って7、8年前に購入にしたものです。確かネットで見つけて、神奈川県の厚木か何処かまで現物を見に行ったような...中古価格で12,000円ほどだったかと

 



クロサワ楽器が何種類か出した中で、ZUYAさんのモデルは「G.I.G. SJZ-10 RDBST」(RDBSTは“Red Burst”の意味)。見ての通りのジャズ・ベース・タイプです。このベースの凄い点は、ボディがライト・ウェイト・アッシュ、ネックがカナディアン・ハード・メイプルと言うところ。ZUYAさんが思うにネックとボディが“マトモ”なら後々ピックアップを変えれば...ってね

その材名だけ見ると“凄い”と思うのは間違いです。木材には“ランク”がありまして、売価30万円相当のギターやベースを作るための木材を売価2万円のそれらには決して使われませんから。稀にいわゆる“当たり”と呼ばれるラッキーな個体に出会うこともあるようですけどね(余ったから使っちまえ~的な?)。ま、その確率はブッキング・ミスによる航空機の“アップグレード(エコノミ―クラス→ビジネス又はファーストクラス)”並みだと思いますけどね~


さてその音色に関して言えばボディがアッシュと言うこともあり、低音に若干もの足りなさを感じるもののパンチが効いた音が出ます。でもギターもそうですが、パワフルさが足りないのはピックアップが安物だからだと思います。まぁ近々スタジオで鳴らしてみて、ダメなら1万円前後のピックアップに交換すればそれなりにライブ等にも十分対応出来るのではないかと

だいたい今はベーシストじゃないし~

 

          

 

 

昼下がりに気分転換とランチを兼ねて東京染井温泉SAKURAへ(徒歩10分弱)。冒頭に書いたように今日は東京では稀な芯から冷える寒さ。体が温まるまでいつも以上に時間がかかったように思えます(いつもはあんなに長くサウナに入っていられないし~)。お風呂から上がったらビールとツマミ、〆には牡蠣ラーメンを頂きました

 

シーフードサラダ

 

牡蠣ラーメン

 

さて明日から早番が続きます。連日4時半起きはツラいですが、頑張って参ります。今夜の夕食は手羽元とコンニャクの煮物がメイン。蓮根のキンピラ、ほうれん草の胡麻和え、菜の花のマヨネーズ和えと言った感じです(写真が無くてごめんなさい)

 

Have A Good Night,Folks!


ありがとう...そして...さようなら...

2023年01月12日 | Music

Jeff Beckが旅立ちました...

彼のギターの音色の様に、時を越えてもう我々の届かない世界へ...

 

世界には2種類のギタリストしかいない

ジェフ・ベックか、それ以外だ

 

と言う彼を評する素晴らしい言葉があります

 

 

今朝、仕事に向かう山手線の中で、InstagramでフォローしているThe Rolling StonesのRonnie Woodのページを観た時に、ジェフ・ベックが写る写真と共に“Jeff has gone...”と書かれていて、一瞬どういう意味なのかわかりませんでした。そして、それから数秒経ってその言葉の真意がわかり声を上げそうになりました

“まさか、まさか...”と思いながら、ホームに降りて冷静に海外のニュースサイトを検索してみると、それは紛れもない事実...

 

 

海外からの最新情報で知ったので、多くの日本の仲間よりも幾分早くその訃報を知ることとなりましたが、何の自慢にもなりません。もう今日は一日中、涙をこらえて過ごしましたよ。仕事なんて周りになんて言われようとも適度にこなし、ランチも食べずに情報収集。18時にタイムカードを切るや否や、家に真っ直ぐ帰ってオーディオ・アンプのスイッチを入れて、彼の代表作の一つ「Truth」(1968年)をCDプレイヤーに入れて、涙を流しながら夕食の準備...

でも先ずは前回のブログにコメントを下さった素敵な女性陣にコメントを返し、汗を流して家人と夕食を食べてから、ようやくPCに向かいました。毎週金曜日は早番で4時半に起きないといけないので、木曜日の夜はブログの更新をしない日が多いのですが、今日はせざるを得ません

 

以前にも書きましたが、感受性が豊かと言うのかZUYAさんは“人の死と言うものがとても強く心に響く”ことがあります。自身の身近に関わる人の死だけでなく、TVの画面を通してしか知らない人でも。直近では政治家としては個人的には好きではなかったが、昨年非業の死を遂げた安倍元首相。ええあの時もしばらく心が弱ってしまいました。そして今朝、飛び込んで来たこんなに悲しいニュースはありません

ZUYAさんがジェフ・ベックを観たのは、2000年。カナダのウィニペグに住んでいた時に彼がツアーでやって来ました。公演中にステージの最前列辺りに先日カナダ国から勲章をもらったブルーズマンのBig Dave Mcleanが座っているのに気が付き、終演後に彼とエントランス・ホールで会い、

「Dave、Jeff Beckなんか観に来るんだね。驚いたよ!」と話しかけると彼が返してきました、

「ZUYA、やつは凄いぜ。いい音楽をやっている」

って

 

すいません。今夜は時間がありませんので、日を改めて彼の偉大さを語りたいと思います。でも、あと1時間ぐらいは聴けそうかなぁ 

 

ありがとう、ジェフ・ベック

あなたのおかげでより

一層音楽が好きになれました

安らかにお眠りください

 

Have A Good Night,Folks!

 

※今回はコメント欄を閉じさせていただきます


Congratulations, Big Dave Mclean ~友に捧げる~

2022年12月19日 | Music

※昨夜投稿した内容を再構築しています

 

Mr. Big Dave Mclean got an order of Canada on Dec.14. 2022.

 

おはようございますZUYAさんです

 

1999年4月初旬。カナダ・ウィニペグに住み始めて、数日後にナイトクラブ「Times Change Blues Cafe」へ初めて足を踏み入れました。まだ営業時間前でお客はいなかったのですが、3人ほどガタイの良い男たちが座って何やら熱心に話していました

カウンターに行きたどたどしい英語で「日本から来ました。この街でこの店が一番最良のブルースが聴けると噂を聞いたのですが...」と店員(Bobby)に告げると、Bobbyは「そうか、わかったよ。ちょうどそこに座っている連中がこの街では知られたミュージシャンだ」と先ほどの3人のテーブルにZUYAさんを紹介してくれて、その夜から友達になった

Big Dave Mclean

Righteous Ike

Dwayne Dueck

3人とも広いカナダを所狭しとツアーして周る腕利きのミュージシャンであるが、それから直ぐにBig Dave Mcleanがカナダでは、ずば抜けて有名な存在であることを知ることとなりました

3人を中心に友達の輪が次々に拡がり、ZUYAさんがライブに顔を出すと“ZUYA、上がって弾いていけよ~”と言う習慣が出来たわけです。時にはテーブルやカウンターで飲んでいると突然ステージ上のMCで名を呼ばれていることに気が付かずに、店員や周りの客が教えてくれるなんてこともね

 

とにかく

大切な友人であり大先輩でもある、知る人ぞ知るカナディアン・ブルースマン、

Big Dave Mclean

その彼がカナダ政府から勲章をもらったそうな

ブルースを歌い弾き続けて50年以上。この吉報に心から喜びました

 

With Dave on 2nd visit Canada in 2001

 

意外に思われるかもしれませんが、ZUYAさんは昔から誰に対しても“一緒に写真を撮ってもらえませんか?”と言えないのです。昨今は携帯・スマホなどの普及によりいわゆる“ツーショット”を撮り合う人達をよく目にしますが、未だに言いにくいのです

だからカナダ時代から今に至るまで、ほとんどのツーショット写真は“撮ろうぜ!”と向こうから声を掛けてくれたものばかり...赤の他人の喧嘩の仲裁には入るのにね~  

 

寝る前に娘のMeganにメッセージを送っておきました

Please say Congratulations for me to your daddy!

朝、目が覚めると彼女を通してDaveからメッセージが届いていました

Thank you so much, ZUYA! Keep on playing the blues.

 

さぁてこれからどうする?

 

まぁ賞とか肩書きには一切興味がないですが、“残念賞”ぐらいは受け取っても良いかな~ 

昨夜、このブログの終わりに、

 

W杯サッカーの決勝戦を今から観ます  

(明日は公休ですからね~)

今宵はこれにて 

 

なぁんて書きましたが、キックオフのホイッスルを聞くやいなや、眠ってしまいました。昨日も残業4時間の後に晩酌をしましたからね。久々に本拠地のお好み焼き居酒屋へ。蛸の頭の刺身と豚玉焼きをアテにね

 

 

 

今日は休日。朝一で皮膚科に行く以外用事はありません(首イボに液体窒素を噴射するだけで5分もかからない)

 

Have A Good Day,Folks!


Hummingbird(ハチドリ)に出逢う...

2022年10月23日 | Music

山に行くといつも思う

鳥や花の名前がわかれば

もっと楽しいだろうにと

 

人生もきっとそうなのだろう

 

狭い世界で生きるだけでなく

興味を持ったものを自分に

どんどん取り込んで行けば

きっとポジティヴに変化する…

 

さぁ、どうしましょ?

 

写真は巣鴨の食堂にいる“ハチワレ”です

 

おはようございますZUYAさんです

一般の人は「ハチドリ」なんて知らないと思います。ZUYAさんは長く音楽の世界で生きて来ましたから、Gibson社のアコースティック・ギターの名前、“Hummingbird"からその名を知りました。実際のハチドリは北米から南米にかけて生息していて、日本では見ることが出来ません

でも“幸せを運んで来る青い鳥”と呼ばれているハチドリ、今度北米に行ったら見てみたいなぁ

 

          

 

久々にマニアックなアルバム紹介を紹介しようと思います。ZUYAさんはご存知の通りネットの音楽サービスと言ったものは利用しませんし、する気もありません。唯一、YouTubeで試し聴き(ディスクで買うべきか否かを判断する)をするぐらいです

ところが家人はその類の物が好きなようで。ちなみに彼女は出逢った頃は“歌い手さん”、その関係で知り合って今に至っています。車を借りてドライブに行く時は、ZUYAさんは未だにその都度CDを厳選して持って行くのですが、いつの間にか彼女は「Spotify」なる物をBluetoothで飛ばして聴くようになりました

悲しいことに今の時代は、レンタカーにCDの再生機が装備されていない場合が多いのです

 

 

 

 

先日の墓参りの旅で、中山道(国道19号線)を南下している時に、CDを持って来なかったZUYAさんのためにかけてくれたアルバムが、第2期Jeff Beck Groupの残党が結成したバンド「Hummingbird」の2枚目のアルバム「We Can't Go On Meeting Like This(密会)」でした

久々に嬉しくなるような発見でした。残党と書きましたが、みな素晴らしいミュージシャンです。サウンド的にはほとんどジェフ・ベック・グループそのものですが、やはりジェフ・ベックがいない分(良い意味で)まとまって聴こえます。Bob Tenchの声は好きですしね

このバンドの存在は知っていましたが、ついつい後回しになっていました。ジェフ・ベック関連ではUPPで一度失敗していますしね...

再発売されたCDも既に廃盤になっていて値が高いようですが、運良く3枚組BOXをほぼ定価で見つけたので、例の“コロナ景気”のおかげもあり買うことが出来ました

 

名ドラマー・Bernard Berdie(Drums)が参加したその2nⅾアルバムは、名盤と言われているのがわかります。そして1stも意外に良かったです。3rdは今度の休日にでも、ゆっくり聴いてみます~

ジャズ・ロックと言うよりは、フュージョンに近いかと。佐野(行直)さんがいた日本の伝説のバンド「Space Circus」を思い出させてくれます

 

          

 

今年はうちの目玉のハロウィーン・パンプキンが何故か売れない...何とかしないと~

そんなわけで、そろそろ仕事に参ります。皆さまはステキな日曜日を~

Have A Good Day,Folks!


音楽の力を信じているが...

2022年05月04日 | Music

誰のせいでもありゃしない~♪

みんな俺らが悪いのか~♪

 

ZUYAさんより上の世代の方は、皆さんこの歌をご存知ですよね。原曲は1964年の曲で多くのミュージシャンがカバーしていますが、日本においては尾藤イサオさんが翌65年に「悲しき願い」として歌って有名になりました

尾藤さんと言えば、この曲や「あしたのジョー」辺りがよく取り上げられますが、日本の音楽シーンにおいて素晴らしい本物の歌唱力を持っていらっしゃる方の1人だと確信しています

 

先日の散歩の時に撮った写真

 

おはようございますZUYAさんです

さて「悲しき願い」の原題は「Don't Let Me Be Misunderstood」 です。何故この曲のことを思い出したように書いたかと言いますと、竹田和夫氏が近年ライブでレパートリーにされているのです

 

昨日は朝一からまぁ下らないことがあり、竹田さんのライブに顔を出そうかどうか迷っていましたが、おかげで吹っ切れました(笑)。昼休みにツアー・マネージャーの方にメールをして席を抑えてもらい、定時から10分過ぎで退社して急いで向かった先は自由ヶ丘にある「McCartney」と言うお店

 

 

以前にも書きましたが、自由ヶ丘は東京でZUYAさんが好きになれない(魅力を感じない)街の一つ。今回は駅を降りて訪れたことのないエリアを観ることが出来ましたが...まぁそれはまた別の機会にでも書きましょう(あればですがね)

職場から30分ほどで会場に到着し、顔見知りに挨拶を済ませるやいなやワインボトルをオーダーしてがぶ飲み。O.A.として熟年の2人組が演奏されている間に、2/3を飲んでしまい、メインの竹田さんの演奏が始まってからはチビチビと呑みましたよ

※O.A.=オープニング・アクト(前座ですね)

 

現在竹田さんはLos Angelsにお住いで年に2度日本でツアーを行っていらっしゃるのですが、そのライブにお邪魔する度に月日の進む速さを感じざるを得ません。ついこないだ秋のライブを荻窪で見たばかりなのに...ってね

ステージの詳細をここで書くつもりはありませんが、まぁ1から100まで勉強になることばかり。まさに日本の誇る素晴らしいギタリストのお一人ですね  

 

ここ数ヶ月の間(いやいやそれ以上か...)泥沼から抜け出せないでいるZUYAさん。元々“季節の変わり目”が苦手なZUYAさんですが、職場でのストレス、一向に治まらない(膠原病と思われる)四肢の痛みがそれに輪をかけているようです

 

ライブが終わり関係者と話している時に竹田さんが近くにいらっしゃったので、挨拶をすると竹田さん所有のギター「Vox Virage」の話に。しかもZUYAさんも同じギターを持っていることをご存知だったのでビックリ(つまり...)。当ブログでも何度か登場していますが、久々に過去の記事を参考に書いてみます

 

          

 




このギターは“ワイフに内緒で買った最後のギター”です(いや、もう一本あるかも...)

ZUYAさんは色々なバンドで弾いていたので、そのバンドのサウンドやキャラクターに合わせて様々なタイプのギターを所有していました(or していてます)

セミ・アコーステック・ギター(通称セミアコ)と言うのがあります。ギターのボディが空洞になっていて中心部だけにセンターブロックと言う木材が入っているタイプ。完全な空洞の物(ホローボディ)はフル・アコースティック・ギターと呼ばれていますが、どちらもエレキギターの仲間です

以前ZUYAさんはそのセミアコの定番中の定番である「Gibson ES-335」と言うのを使っていたのですが、どうも個人的に納得がいかないサウンドでした。“この音って他のギターでも出るんじゃない?”と。それもありますが、どうもZUYAさんはギブソンのギターと言うのが肌に(性に?)合わないので現在1本も持っていません

 

今とても高値が付いているGibson ES-335

 

しばらくの間、ZUYAさんの愛人リスト(←ギターのことです)から、セミアコがいなくなったのですが2008年5月18日に、日比谷野音に 『 ブルース・クリエーション 』 の再結成ライブを観に行った時に、竹田さんが使っているのを見て、“おっ!あのギターは~ !?”と興味を持ったわけです

もうZUYAさんはギターヒーローが使っているとか外見で選ぶレベルではないですから、“実用性”を重視して試して回った結果、この VOX VIRAGE を手に入れました

 



ただこのギターを購入しようとすると、既に“第2世代”になっていて(ディマジオのピックアップが付いている)初期型は日本の誇る老舗ギターメーカー・フジゲン製作だったのに対し、第2世代はピックアップは“VOXオリジナル”に変更され、製作も他社に...

当然、この初期型は人気となり中古市場でもなかなか見かけないものとなりました。一般的に「VOX」と言うとThe Beatles等を始めとするブリティッシュ・インヴェンションのミュージシャンが皆使っていたアンプが頭に浮かぶし、ギターだとThe Rolling StonesのBrian Jonesが...

 


この「Virage」の特徴は何と言っても3つの音色が出るピックアップ。説明しますとスイッチで「シングルコイル」、「P-90」、「ハムバッカー」と切り替えが可能で、更にはリアとフロントで各々の音をミックスさせることが出来るので、音色の幅はとても広くなります

独特のボディ・シェイプと信じられないほどのウェイトなど、近年稀に見る素晴らしいギターだと思います。現在、どうしようもないギターが国内外問わず大量生産されていますが、やはり“古来手先が器用で根が真面目な日本人が真剣に作った物”はやはり最高だと思います(ギターに限ったことではないですが...)

さて今日はブログを更新しながらこれを聴いています

 

 

冒頭に買いた「Don't Let Me Be Misunderstood」の最も有名なカバー言えばThe Animals。その彼らの最初期の音源がほとんど収められていますのが本作

VocalのEric Burdonは素晴らしいですよ。ブルー・アイド・ソウルなんて軽い物ではなく当時のMick Jagger、Chris Farlowe、そしてEric Burdon達の“黒さ”は尋常ではないです

 

さて昨日はワインのボトルに始まり一晩でたらふく飲みましたので、今日の休みは程々にしておきます(←禁酒しろよな!)。今日は嫌なことを考えずに楽しく過ごせたら良いなぁ...

Have A Good Day,Folks!