なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

読書の秋ではなく初春...

2019年03月06日 | Books




おはようございます、ZUYAさんです

最近、何故だか過去のブログ記事のアクセス数が上がっております。それをキッカケに過去のブログを見直したりするのですが、まぁ誤字・脱字の多いこと多いこと( ← これはワザと繰り返していますからね~)

もうブログを始めてもう10年近くになりますが、いつの間に一人称が“ZUYA”から“ZUYAさんに”変わったのだろうか


          


ZUYAさんの働く部署が色々と落ち着きがなく“実質チーフ”は頭を悩ませています。諸事情により外呑みも減らしているので、着々とストレスが溜まっている今日この頃です

ZUYAさんはご存知の通り(笑)意外に繊細なので、夏場は窓のカーテンの隙間からこぼれるちょっとした陽でさえにも目を覚まさせられるので、ほとんど5時前に起きることになる

でも今はまだ日の出も6時頃だというのに毎日4時過ぎに目が覚め、色々と思考が錯綜し2度寝も出来ない...


今朝は自身の休日で雨も降っていなかったのでカメラを持って早朝散歩に出かけた。近くの公園へ行き“早咲きの桜”を眺めてきた。この公園は 『 染井よしの桜の里公園 』 と言いましてZUYAさんが駒込に住みだして2ヶ月後に開設された比較的新しいもの







以前にも書きましたが駒込界隈は昔は染井村と呼ばれ、このエリアの植木職人に開発されたのが 『 ソメイヨシノ 』 になったと言う説がわりと有力のようですね


          


話が戻りますが、職場も悪いことだけでなく心安い人達もいるのです。その一人シンキチさんと言う方が、先日ZUYAさんがチャーチルの話をしていると喰い付いて来て“ZUYAさん、その手の話が好きなら良い本を貸してあげるよ~”と、次の本を貸してくださいました(シンキチさんはZUYAさんより20程年上です)


戦争を始めるのは誰か 歴史修正主義の真実 (文春新書)
渡辺 惣樹
文藝春秋



てっきりまさかシンキチさんの大好きな囲碁の本が来るのでは...とビビっていたら、なにやら堅苦しそうな本。しかし意外に面白く通勤電車の中でスマホを止めて読書することになりました。電車の中で本って久しぶりですが良いものです~

物々しいタイトルですが、簡単に言えば2度の世界大戦が一部の人間の思惑に寄って起こされたものだと言うことです。ZUYAさんは高校から大学受験にかけて世界史を専攻していたので概要は知っていたが、こと細かく本書で読むとなるほどねぇとなる

アドルフ・ヒットラーがアメリカの“ヨーロッパ大陸の紛争にはかかわらない”と言う歴代の大統領の方針を無視して関わってしまった結果の産物であることはよくわかる。先日、観た 『 ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書 』 と言う映画(メリル・ストリープが大好きなZUYAさん)を観た時にもアメリカ政府の胡散臭さはわかっているが、キリスト教国家も...ねぇ

ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書 [AmazonDVDコレクション]
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン



おっと長々と書いてしまったが、まだ家事は洗濯とお風呂掃除しか終わっておりませぬ。取り掛かります~


Have A Good Day,Folks!


インパクト...

2018年12月19日 | Books





こんにちはZUYAさんです




しかしまぁ気温が妙ですよね


皆さんも体調管理が大変でしょ?




まぁおかげでまだ紅葉が楽しめるので


悪いことばかりではないのですがね











しかし...フリーソフトのコピーライト


一枚一枚入れるのめんどくさいなぁ


月額数百円でまとめて入れられる方が


賢いかなぁ




カメラ片手に近所の散歩の最中


古書店にて興味深い本を発見


今日は死ぬのにもってこいの日
ナンシー・ウッド
めるくまーる




何という邦題でしょう...


ZUYAさんは昔は黒人差別や


ネイティヴ・アメリカンに関する本を


図書館でむさぼり読んだものです





でも最近はロン毛の男には似合わない


洒落乙なカフェでラムラテを飲みながら読書...




Have A Good Day,Folks!



読書の秋にはかなり早いですが...

2017年08月25日 | Books

久々に良い本に出会いました


黒人コミュニティ、「被差別と憎悪と依存」の現在――シカゴの黒人ファミリーと生きて
高山 マミ
亜紀書房



偶然にもこの本を手にしてから読むまでの間にアメリカ・バージニア州シャーロットビルで暴動とそれに伴い悲劇が起こりましたね

ZUYAさんは今まで幸いにも“差別される側”に立たされたことはない。容姿はお世辞にも良いとは言えないが、身体的にも差別された経験はない

強いて言うなれば、“売れないのにいい年まで社会化しなかったこと”を非難されたことぐらいかな


ZUYAさんは10代の頃に Blues を好きになったことから差別問題、特に人種差別の勉強にはそこらの評論家や(視聴率のための)無能なタレントよりは時間を割いてきたと思う

とにかく本書ではZUYAさんが長年疑問に思っていたこと、考えていたことに確信を持たせることが書かれている。この本の出版は5年ほど前だが、アメリカは歴史的には奴隷解放から公民権運動等の大きな変革を経ているように見えているが、根本的には何も変わっていないのだ

本書の中で書かれている Mr.オバマが大統領選の時に多くの黒人達が“オバマは黒人だから投票する”との考えが多かったことに対する危惧...その通りだと思う

“黒”か“白”かだけで選ぶなんてオセロ・ゲームではないのですからね。でもそれは日本の政治・選挙にも言えることです。"元人気タレント”、“若さ”、“ベテラン”、“聖職者”等々...肩書きだとか経歴に国民は踊らされ過ぎるキライがある

とにかく良い本です。興味のある方はお試しあれ~


読書の秋...

2014年10月15日 | Books

※興味のない方はコメントしないでくださいな



本気で変わりたい人の 行動イノベーション --- 本当の欲望に素直になれば、やる気が目覚める―
大平信孝
秀和システム




昔からこういう類の本が好きで


時々興味を魅かれるものが登場する




一番最初に読んだ本は


29歳の頃、 『 としまえん 』 でアルバイトしていた時に


リーダーに勧められたエリック・ホッファー


エリック・ホッファー自伝―構想された真実
クリエーター情報なし
作品社



次はサム石原と演奏していた


今は無き赤坂 『 BOB'S ROUNGE 』 の


美人スタッフに勧められた


“引き寄せの法則”が書かれた


『 ザ・シークレット 』


ザ・シークレット
クリエーター情報なし
角川書店



そして今回、初めて自分で“ピン”と来た


『 アドラー心理学 』 なのである




さぁて、どう変わるかなぁ







『毒入り危険 食べたら死ぬで』 でも読むのは大丈夫...

2013年08月17日 | Books

お盆休みも今日で早5日目


毎日午後になると暑さが一気に増してしまい、家の中にいると“危険”すら感じるようになる

んなわけで昨日も午後3時まで家の中で(エアコン無しで)暑さに耐えていたのだが、これ以上は無理だと判断して外へ散歩に出ました。暑さが篭らない分、意外に外の方が涼しいかも


久々に図書館へ行ってみた

ZUYAさんが普段利用するのは蔵書数、快適な読書空間等あらゆる面が比べ物にならない(ほど優れた)北区の図書館。今回は冒険してとてもちゃちな豊島区の図書館に行ってみた

豊島区の図書館は“入った時の雰囲気”、“蔵書の古さ”等、あらゆる面においてZUYAさんが子供の頃に行った図書館のイメージ(つまり2、30年前...)のままなんですよね。この支所だけでなく近年に建て替えられたはずの中央図書館に行っても同様に感じる。何なんだろうこの雰囲気は。やはり名前の通り“年増”の図書館なのだろうか


さぁてそれでも、何かしら本はあるのだから書架をじっくり検分し始める。半分ほどチェックしたところで見つけたのはこの本が目に留まる


未解決事件 グリコ・森永事件~捜査員300人の証言
NHKスペシャル取材班
文藝春秋



確か去年テレビでも特番をやっていたなぁと考えながら手に取り、決して落ち着いて読めない閲覧コーナーに向かう

『 グリコ・森永事件 』って言うと1984年に江崎グリコ社長誘拐事件から始まる一連の事件を含めた名称。実際にはグリコの関連会社やハウス食品等にまで及んだからだ。ZUYAさんは当時...11才かぁ。もちろん大阪にいたので親や先生から不審な物を食べたりしないように言われた覚えがある。まだサッカーボールに夢中だった頃だよなぁ


『 不審物 』

オウムの事件以降、公共交通を利用すると度々アナウンス等で耳にする言葉であるが、近畿地方にいた我々はずいぶん昔から耳慣れた言葉である。


『 劇場型犯罪 』

大企業が脅され、警察は手玉に取られっぱなし、その後実際に毒入りお菓子が出回り国民の生活までもが揺らぐことになる。森永製菓に至っては閉業寸前にまで追い込まれたわけだが、不思議なことにその事件の規模・派手さのわりにはその毒による死者どころか被害者もいない。受け渡しに利用されたアベックは気の毒だが...


『 縦社会 』

この本を読むと日本社会で頻繁に言われる“縦割り組織”が事件を未解決にした決定的な要因であることがわかる。この事件に関わった大阪府警、兵庫県警、滋賀県警などが全てが“自分達の管轄”、“自分達が仕留める”と言う立派なのかくだらないのか良くわからないプライドを持ったために...

面白いのが未だに“当時、上司の命令を無視してしていれば 『 職質 』 して捕まえられたのに...”と悔やむ現場にいた元刑事が多い反面、当時の上司等は未だに“その時点での職質を無意味”としている点だ。特に当時の大阪府警の指示系統のトップの意見は“え?”と思わされる。


『 キツネ目の男 』

7人もの刑事が複数回も自分の目の前にいるのに、“指示”のために飛びかかることができなかった。これが連続殺人犯ならこれ以上やらせないと言った理由で職質の“許可”が出たそうな。ところがあくまでも金目当ての“脅迫事件”。金に手をやった時に現場を押さえてこその逮捕だと言い張る警察上層部...


『 未解決事件 』

もう既に時効になってしまった事件。多くの関係者がこれを“恥”と感じインタビューにも答えない、あるいは答えても全てではないといった中で、よくまとめてあると思います。そしてこの事件がもし被害者がいる事件、つまり死者や負傷者、遺族が多くいる事件であったならば、警察や捜査員の“思い入れ”も違ったかもしれないと。実際捜査が長期化になり過ぎて、することのない捜査員の一部はパチンコや図書館で時間をつぶしていたそうな...



とまぁ、こんな感じの本でしてね。途中まで閲覧席で読んでましたが陽が暮れたので借りて帰ってきました。去年の本ですが、正直始めは“今更?”と思うかもしれんませんが読み応えがあります


暑い夏にアイスコーヒーでも飲みながら本を読みたいと思っている方にはお勧めです~