なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

(あ)レレレのレ!?

2013年08月28日 | Funny Life

最近、仕事のミスが続いております...




今まで色々な仕事を経験してきましたが


こうも連続で失敗は珍しい...




“弛んでるのでは?”と考えなくもないが


やはり弛んでいるのだろう...




ZUYAさんの後から入って来た新人くんも


何故か頻繁にミスをしており


二人で“クビレース”を競っております




なんて呑気なことを言ってる場合でなく


ちょっと気合を入れなおそうと



夏の終わりにビートルズを...

2013年08月25日 | Music

そう言えば Paul McCartney がこの秋に11年ぶりの来日を果たすとか


1980年の Wings として来日した際、大麻所持で有罪となり国外退去になって以降、4回目の来日となる。ZUYAさんは2回目の来日時(1993年)に東京と福岡で彼のステージを観た

近年、外タレのコンサートのチケットは高騰する一方だが、今回のコンサートはその時と同クラス(S席)は16,000円だとか...恐ろしい時代だ  


さて今日はジムから帰って来るいやなや、プレイヤーに入れたのは The Beatles の 『 Past Masters Vol.2 』

パスト・マスターズ Vol.2
クリエーター情報なし
EMIミュージック・ジャパン



このアルバムはオリジナル・アルバムではなくビートルズの音源のCD化の際にシングル盤・SP盤からまとめられた物だ。白いジャケットの 『 Vol.2 』 は後期の作品が集められている。


ビートルズのメンバーと言えばどうしても“3番手”に名前が挙がってしまう George Harrion 。でもビートルズが解散して最初に“単独でもやっていける!”と音楽ファンを納得させたのは他ならぬジョージでなかろうか

でもですねぇ、実際ジョージはビートルズ時代にもなかなかの傑作を残しているですよねぇ。

一般的には“While My Guitar Gentley Weeps”や“Something”辺りが最初に挙げられるが、ZUYAさんが意外に好きなのは“Old Brown Shoe”。


不思議なことにポールのベースは自身の楽曲を除くとジョンの楽曲ではなくジョージの楽曲で実に好サポートをしている。例えば上記の楽曲におけるベース・プレイは実に画期的で、“While My~”における“ダブル・ストップ”を用いたり、“Old~”におけるドライブ感溢れるベース・ライン等など。

ZUYAさんはジョージとポールのセンスがかみ合った時の曲はビートルズの魅力の一つであると考えます


ジョージがビートルズ時代に自身の楽曲がなかなか(2人の天才に)多く採用されない長年の鬱憤を晴らすかのような名盤を作り上げた。それがこれ ( ↓ )

All Things Must Pass (30th Anniversary Edt)
クリエーター情報なし
Capitol




夏も終盤...ですかね...

2013年08月25日 | Movies

お久しぶりです


6日間に及ぶお盆休みが終わるとあんなに暇だった職場が一変、毎日暗くなるまで頑張っておりました。おかげでブログの更新どころかジムにも行けず...


先日ですね、初めて 『 宅配レンタルDVD 』 なるものを利用してみました。見たい映画(DVD)がありずっと探していたのですが近くのレンタル店にもなく、購入するにしてもまだ値が張るので...ふと思い立ったのが 『 Yahoo のレンタル 』


そこまでして観たかった作品は伝説のバンド、ゴールデン・カップスのドキュメンタリー映画である 『 ワン・モア・タイム 』


ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム パーフェクト・エディション [DVD]
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン




ZUYAさんが師匠に出会った10数年前からずっと言われ続けている、“音楽を語る上でカップスのステージを観たことのないお前達の世代は大きな disadvantage (ディス・アドバンテージ=不利益)だよ”と

1960年代後半。日本の芸能界にはGS(グループサウンズ)が大流行し、中にはちょっと“音楽”とは呼べないものも多々あったわけです。それでも量産型のグループの中から才能あるミュージシャンだけがその後も生き残り現在では“大御所(重鎮?)”となっているわけだ


劇中にも出てくるが当時芸能界の中心地であった 『 東京 』 は本物志向の人たちにとっては“田舎者の集まりで最高に芋な街”だったらしい。音楽やファッション、それ以外のサブカルチャーにおいても当時の横浜は群を抜いていたわけだ

ベトナム戦争が終わる頃まで横浜・本牧にはアメリカ軍の施設や住宅が数多く立ち並ぶいわゆる“フェンス越しのアメリカ”なるものがあり、その周辺の繁華街も兵隊等の軍関係者が溢れていて今からは想像も付かないほ荒々しい街だったようで...

その日本にやってくる兵隊のおかげで次々と海外の最新の文化が流れ込んで来たわけです。そしてそれは“東京経由”のお坊ちゃん・お嬢ちゃん向けの物とは違いダイレクトな、ストレートな代物だったんですよね


まぁ実際タイムリーな世代ではないZUYAさんが長々と語ってもしょうがないが、ゴールデン・カップスが日本の音楽史(特にロック史)に残した功績はあまりにも絶大で、日本のバンドの金字塔であると言い切れるだろう。それは本映画の中における色々な人たちのインタビューからもわかる

“芸能界”と言う枠に入ってしまい一般的には単なるGSの一つと思われがちだが、表向きに発売されていたアルバムや楽曲などではなく、彼等の真骨頂は彼等のやりたい曲しかやらなかったステージの上にあったようです


今となってはその生のステージを体験することは出来ないが、この映画はその補習には持って来いの作品ですな。ZUYAさんが今まで幾度となく師匠に語られてきた“不良の定義”なるものもようやく理解に近づいた


ZUYAさんがしばしば思い出すのは、日本の誇るギターリスト・佐野行直氏(ex.スペース・サーカス~クリエーション)との最後にお会いした時の会話、

『 大沢さん( ← 師匠)のディープさを理解することはそんなに簡単なことではないぞ 』


確かに深い




ちなみにこんな風に届きましてね ( ↓ )






返却も簡単そう



いよいよ最終日...

2013年08月18日 | Music & Life 

6連休もいよいよ最終日




早い時点からこの連休がわかっていれば


もっといろいろプランを立てることが出来たのですがね~




今日の午後には“お盆休み”の最終日に相応しく


昨年旅立たれた故人を偲ぶ会があるので参加してくる

 


決して深い中ではなかったのですが


ZUYAさんのような若造に対しても


真摯に相手をしてくれたことに対する気持ちです



        



今朝は何か穏やかなものを聴きたいなぁと思い選んだのは、 Neil Young の1972年発表の名盤 『 Harvest 』

二ール・ヤング。正直彼の音楽を深く聴きこんだことはないが70年代の音楽を好む者としては避けては通れないミュージシャンであるようだ。ちなみに彼はカナダ出身でZUYAさんの第二の故郷であるウィニペグにも縁がある

The Band の終焉を告げる 『 Last Waltz 』 にも出演したことから彼の音楽シーンでの評価は確固としたものがあるようだ。最近のZUYAさんの“四十路突入聴き直し&聴き始め”に相応しい一枚かもしれない

 
Harvest
クリエーター情報なし
Reprise Records



では、今日も暑いようですが


元気を出して行ってみよぉ~

Have A Nice Day ~ , Folks!

『毒入り危険 食べたら死ぬで』 でも読むのは大丈夫...

2013年08月17日 | Books

お盆休みも今日で早5日目


毎日午後になると暑さが一気に増してしまい、家の中にいると“危険”すら感じるようになる

んなわけで昨日も午後3時まで家の中で(エアコン無しで)暑さに耐えていたのだが、これ以上は無理だと判断して外へ散歩に出ました。暑さが篭らない分、意外に外の方が涼しいかも


久々に図書館へ行ってみた

ZUYAさんが普段利用するのは蔵書数、快適な読書空間等あらゆる面が比べ物にならない(ほど優れた)北区の図書館。今回は冒険してとてもちゃちな豊島区の図書館に行ってみた

豊島区の図書館は“入った時の雰囲気”、“蔵書の古さ”等、あらゆる面においてZUYAさんが子供の頃に行った図書館のイメージ(つまり2、30年前...)のままなんですよね。この支所だけでなく近年に建て替えられたはずの中央図書館に行っても同様に感じる。何なんだろうこの雰囲気は。やはり名前の通り“年増”の図書館なのだろうか


さぁてそれでも、何かしら本はあるのだから書架をじっくり検分し始める。半分ほどチェックしたところで見つけたのはこの本が目に留まる


未解決事件 グリコ・森永事件~捜査員300人の証言
NHKスペシャル取材班
文藝春秋



確か去年テレビでも特番をやっていたなぁと考えながら手に取り、決して落ち着いて読めない閲覧コーナーに向かう

『 グリコ・森永事件 』って言うと1984年に江崎グリコ社長誘拐事件から始まる一連の事件を含めた名称。実際にはグリコの関連会社やハウス食品等にまで及んだからだ。ZUYAさんは当時...11才かぁ。もちろん大阪にいたので親や先生から不審な物を食べたりしないように言われた覚えがある。まだサッカーボールに夢中だった頃だよなぁ


『 不審物 』

オウムの事件以降、公共交通を利用すると度々アナウンス等で耳にする言葉であるが、近畿地方にいた我々はずいぶん昔から耳慣れた言葉である。


『 劇場型犯罪 』

大企業が脅され、警察は手玉に取られっぱなし、その後実際に毒入りお菓子が出回り国民の生活までもが揺らぐことになる。森永製菓に至っては閉業寸前にまで追い込まれたわけだが、不思議なことにその事件の規模・派手さのわりにはその毒による死者どころか被害者もいない。受け渡しに利用されたアベックは気の毒だが...


『 縦社会 』

この本を読むと日本社会で頻繁に言われる“縦割り組織”が事件を未解決にした決定的な要因であることがわかる。この事件に関わった大阪府警、兵庫県警、滋賀県警などが全てが“自分達の管轄”、“自分達が仕留める”と言う立派なのかくだらないのか良くわからないプライドを持ったために...

面白いのが未だに“当時、上司の命令を無視してしていれば 『 職質 』 して捕まえられたのに...”と悔やむ現場にいた元刑事が多い反面、当時の上司等は未だに“その時点での職質を無意味”としている点だ。特に当時の大阪府警の指示系統のトップの意見は“え?”と思わされる。


『 キツネ目の男 』

7人もの刑事が複数回も自分の目の前にいるのに、“指示”のために飛びかかることができなかった。これが連続殺人犯ならこれ以上やらせないと言った理由で職質の“許可”が出たそうな。ところがあくまでも金目当ての“脅迫事件”。金に手をやった時に現場を押さえてこその逮捕だと言い張る警察上層部...


『 未解決事件 』

もう既に時効になってしまった事件。多くの関係者がこれを“恥”と感じインタビューにも答えない、あるいは答えても全てではないといった中で、よくまとめてあると思います。そしてこの事件がもし被害者がいる事件、つまり死者や負傷者、遺族が多くいる事件であったならば、警察や捜査員の“思い入れ”も違ったかもしれないと。実際捜査が長期化になり過ぎて、することのない捜査員の一部はパチンコや図書館で時間をつぶしていたそうな...



とまぁ、こんな感じの本でしてね。途中まで閲覧席で読んでましたが陽が暮れたので借りて帰ってきました。去年の本ですが、正直始めは“今更?”と思うかもしれんませんが読み応えがあります


暑い夏にアイスコーヒーでも飲みながら本を読みたいと思っている方にはお勧めです~