そう、職探しなのだが...
ZUYAに何が出来るのだろうか。
経験だけはインチキ・コックから畑の芋ほり、カメラの組み立て、旅館の従業員まで何でもやったが。“ちゃんと働いてくれ”と言われても何が“ちゃんと”なのかさっぱりわからん
“ちゃんとした生き方”って何? わからん。基準は何なんだろう...
はっきりしていること書き出してみると
●ギターでは食べていけない
●英語は話せるが日常生活は困らない程度
●運転免許は車の普通免許のみ
●学歴は大学中退...
●容姿は決して良いとは言えない
●貯蓄ゼロ
●愛人、隠し子など皆無
●頭が悪いのに威張ってるヤツと働くのが嫌
取り合えず散歩がてら池袋の職業相談コーナーへ(最近はお金がないので池袋まで片道30分の歩きは定番になりつつある...)。そこで職業訓練なるモノを発見。3~6ヶ月民間の委託された学校に行き知識・スキルを身につけて職探しに役立てると言うもの。教科書代のみ自己負担で雇用保険入っていたので学費等は要らないらしい。でもそれは6月1日からのスタートらしい。
しかしそれ以前にZUYA自身何をしたいのかよくわからん。この2ヶ月間ただ“ぼけぇ~”としていたわけではなく色々思い浮かべてみたのだが...。食いつなぐだけのバイトなら2、3日で見つける自信はあるのだが。こりゃあ、まだまだ時間がかかりそうだ
さてさて、そんなわけで頭を抱えながら池袋の街を彷徨っていたZUYAは、取り合えず“何か世間様のお役に立とう”と献血に行くことを思い立ち行ってみた
いつも行くレコファンの下の階が献血センターで、妙な気分でエレベーターに乗る。献血をするのは全く初めてでオロオロしているとスタッフが懇切丁寧に教えてくれた。ZUYAは幼稚園のときに注射の会場の中を看護婦と医師に追いかけられまくった忌まわしいトラウマがあり注射は大嫌いだったのだが、一昨年の入院生活でこれでもかと言うくらいに打たれまくったので慣れてしまった(笑)。
と、油断してたら今日のは結構痛かったかも...
血液の採取後はロビーで安静にしているのだが、そこではジュース飲み放題、お菓子食べ放題その上アイスクリーム(これは1個)まで食べれると言う至れり尽くせりのパラダイス
ZUYAが昔ローディをしたことのある某ベースマンは楽屋にあるお菓子が大好きでどんどん食べてしまうと言う話をしてくれたことを急に思い出した。喜ぶだろうなぁ、この山盛りのお菓子を見たら...
≪ これってどうよ? ≫
せっかく気持ちよく献血をしたと思ったら腑に落ちないことが...。“献血の携帯メールクラブ”(献血履歴等が見れるって...)とやらにかなり強引に加入を薦めて来やがった。居酒屋とかにもあるよくあるやつだ。でもさぁ献血は任意なのに何でこれに関する勧誘は“歓楽街の客引き並”なんなんだよ
ZUYAが入会手続きのための空メールを送るまでずっと横でみてやがんだよ(20代ぐらいの女だよ)。こんなとこで大騒ぎしてはいけないと心に思い、メールを送ったら喜んでどっかに行きやがった。おいらの携帯は“指定受信”にしてあるのも知らずにさぁ