なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

私の連休② 中日…

2022年05月11日 | trekking

伊豆ヶ岳頂上付近にて

 

おはようございますZUYAさんです

今日は全身筋肉痛です。よっぽど痛いのが好きなようで、あっちの気があるのではと勘違いされそうですが、ZUYAさんはいたって“ストレート”ですからご安心を~ 

さて、こうなった理由をダラダラと書いて行きますので、興味のある方はご覧くださいませ

 

GWを普段のシフト通りに働き、それが終わった後に自身に3連休を与えました(とは言え公休日の間に有休を入れただけですけどね)。ろくでもない天気予報に惑わされて、3日間とも雨予報でめげてしまいましたが、2日目は朝から打って変わって青空…そして今日3日目も晴れの予報って…ほんとあいつら(気象予報士ども)って…

 

 

 

午前7時47分に西武秩父線「正丸駅」に降り立ちました。正丸駅~正丸峠~伊豆ヶ岳~子(ね)の権現~吾野駅と言う全長14、5キロの縦走コースを歩きます。ZUYAさんのお気に入りのコースなのですが、過去のブログを読み返してみると10年振り…時が経つのは早いものですねぇ

その年は2度訪れたのですが、1度目は登山靴のソールがはがれて“ワニ状態”になり、子の権現の参道に唯一ある土産物屋で紐を貰って縛って下山した記憶があります。その道中、せっかく山好きの女子音大生と出逢ったのですが、靴ばかり気になって…

2度目はまさかの土砂降り。数メートル先は闇…ではなく滝のような雨と霧で真っ白。それで嫌になってしまったのか、その後10年の間は熊の出没の可能性は増えますが、トレッキングの場所は奥秩父などへ行くようになりました

 

 

 

 

久々に全てコンディションが整いました(四肢の痛みも薬が効いているのか歩行に問題はない程度)。先ずは正丸峠を目指します。BGMはひたすらウグイスの鳴き声。先日の群馬県ではまだ綺麗に鳴けていなかったウグイスも、こちらの方々はひたすら大合唱。いつもは正丸峠をカットするコースを進むのですが、一度くらいと今回は初めて寄ってみました。走り屋達には有名な峠のようで、それっぽい車がこんな早い時間(8時過ぎ)から2台停まっていました

1台は若いあんちゃんでしたが、手持無沙汰にウロウロしていました。何やってんだろコイツ…と思ったら、理由がわかりました。なるほどね…もう1台の方がおねーちゃん(全身黒ずくめの見るからにヤンキー)でした。あんちゃんは声もかけられずそそくさと車に乗り込み峠を降りて行きました

 

 

 

でもZUYAさんもハイカーやトレッカーとは思えない風貌、このおねーちゃんが近寄って来て「ご苦労様です」と丁寧に挨拶されちゃいました~ 

さてそれが目的ではないZUYAさん。再び登山道に入り尾根伝いに伊豆ヶ岳へ。あっさり1時間ちょっとで到達してしまいました。昔は360℃の眺望だったようですが、今は木々が生い茂ってしまいほとんど景色は見えません

 

天気が良いから最高です

 

山ツツジかな~

 

 

 

その山頂には何組かいましたが、皆ちゃんと挨拶を交わすグループばかりで良かったです。山ガールが流行った頃は酷かったなぁ。老若男女問わず、すれ違う時に挨拶を交わさないやつばかりでした。15分ほどだけ休憩して先を目指します

大変なのはここから。天目指峠を経て足腰の神様である「子の権現」を目指します。やはり尾根伝いを歩くのですが、まぁアップダウンの多いこと。でもねぇこれがZUYAさんが、トレッキングが好きな理由なのです。まさに人生そのもの

 

 

登りがあれば下りもあり、過ぎたと思ったらまた登りがあり…と。それでも進むしかないのです。後戻りはできないのです。でも最後の天目指峠から子の権現の間の数キロは正直きつかったです。流石に足がパンパンになりましたよ。これ以上はもう登りは厳しいかも…と思った時に下りになり見慣れた道が見えました~ 

 

と、その時

 

気が緩んだのでしょう。前日の雨で足場は良くなく細心の注意を払って歩いていたにも関わらず、滑ってしまいました。思わず声が出るぐらい下り坂を滑り落ちてしまい、“マズいぞ!”と覚悟しました(こういう時ってスローモーションになりますよね)。数ヶ月前にブロ友の6x6さんが骨折していた(理由は違う)ことを滑ってる最中に思い出しましたよ。2m~3mほど落ちてカメラのストラップが切り株に引っかかってようやく止まりました

まぁズボンとザック、カメラは泥だらけになり左手は数か所、血が滲んでいる…あちこち打ちつけましたが、骨折は免れたようです

 

昔から山中にある謎のモニュメント

 

何とか辿り着きましたよ…

 

足腰の神様で有名な子の権現

 

 

子の権現では普段より多めにお賽銭箱に入れましたよ。そして長めに休憩を取り、いつもは行かない奥の院へ。ここは東京スカイツリーと同じ標高だとか。そこから遠くに肉眼でもそのスカイツリーや東京のビル群を見つけることが出来ました~

 

 

ズームイン①

 

ズームイン②

 

子の権現の入口に立つ像

 

さてここからは下るのみで、今回ZUYAさんが最も楽しみにしている場所へ向かいます。30分ほどで「浅見茶屋」へ到着。ここのコシのあるうどんは今まで関東で食べたうどんでNO.1です。この場所は徒歩かマイカーでしか来ることが出来ません

13時頃でしたが、そこそこ混んでいました。メニューを見てびっくり(がっかり?)、大好きな天婦羅も瓶ビールも消えていました…(お店の人も世代交代?)

 

 

 

 

変わらずあった味噌田楽と缶ビールを頼みました。うどんが来る前に3缶、うどんを食べながら1缶って...まだこの後も歩かないといけないのに困ったものです。天婦羅が無かったので、肉汁うどんを頼み、珍しく大盛りにしましたよ

食後に地図を広げて、この後の計画を立てました。14時半までに受け付けすれば、「休暇村奥武蔵」で湯が借りれるので急いで下山することに、着いたのは14時20分。そしてそこから送迎バスで最寄り駅まで送ってもらえることが判明(最終便は15時5分発)。髪まで洗っている時間はないので身体を洗ったら湯船に浸かり疲れを癒しました。露天風呂もあり素敵な空間でしたが、温泉ではなかったのが残念かな~

 

 

送迎バスに乗るつもりでしたが、酔いも覚めたので駅まで歩くことにしました。15分ほど歩くと、幟にカレーパンと書かれていたカフェを見つけました。可愛いおねーちゃんかコーヒー通のマスター辺りを想像して中に入ると、小柄なマダムがオーナーでした。話をすると出身はZUYAさんの住んでるお隣の区(植物園のある)だそうで。ご主人とこの地に移り住んだら、数年でご主人は鬼籍に。以降1人でカフェを経営されているようです。カレーパンとホットドッグ、そして(また…)缶ビールを2缶

 

 

 

 

 

電車の時間を見計らって、辞して駅へ向かいました。電車に乗るやいなや飯能駅まで眠りこけてしまいました。直ぐに乗り換えて東京に向かう予定でしたが、ちょっと居酒屋探訪しようと駅近くにあった老舗のお店へ

この日初めての瓶ビールと日本酒を頂きましたが、料理はちょっと...

このあと池袋駅まで完全に熟睡したことは書くまでもないでしょう(←って書いてるやん)

 

さぁ今日は連休最終日、どうしましょうかねぇ~

Have A Good Day,Folks!

 

 


ZUYAさん、秩父を満喫す...(その2)

2017年11月10日 | trekking

午前3時...って、まさかこんな時間に目覚めるとは

旅に来て気持ちが昂るのはわかるが、言うまでもなく外ももちろん真っ暗。さてどうしたものかと考えたが結局3度目のお風呂に行ってみた。温泉ではないのだが24時間いつでも入れるのが“売り”なのだし。もちろん貸切り状態でした

温まったおかげか再び布団に入るとすぅと眠りにつき、目が覚めると今度は6時過ぎ。窓の外明るくなってはいるが天気予報通りに完璧な曇り空

着替えて恒例の朝の散歩に出かける。すれ違う地元の人達は気持ちよく挨拶してくる。昔と変わらず田舎の良いところだ。河原にも下りて歩いてみた。陽がないのでどうも良い写真が撮れない分、目に焼き付けることにした








宿に戻って朝食。旅館の朝食らしく異様に品数が多い。ちなみに五徳で用意されているのは珍しいですが 『 水菜の卵とじ煮 』 。ZUYAさんは“お櫃のお代わり”までして全て完食。再び風呂(4回目!)に入り、支度をして宿を出る






河原を歩き岩畳を通り長瀞駅へ。長瀞ももう何度も来ているから、もう勝手知ったるなんとやらだ。駅前の案内所で長瀞アルプスだけはマップをもらい、洗濯物など余計な物はロッカーへ。ここで久々に“200円”のロッカーを見て少々感動。一駅だけ電車に乗り、長瀞アルプスの登山口へ

『 長瀞アルプス 』 。大層な名前が付いているが登山口から宝登山山頂までの標準コースタイムは2時間ほどで、最後にある200段と言われる階段を除けばさほど難関もない。自称“動けるデブ”のZUYAさんはサクサク進んで約70分で宝登山に到達


宝登山頂上より


再び山道を下山し計180分ほどで長瀞駅に戻った。ちなみに野上駅~長瀞アルプス~宝登山~長瀞駅まで約8.8km有るらしい


宝登山神社にて


久々に行きたかった店、 『 松ばや 』 にて昼食。ここはリーズナブルな値段で鮎の料理が頂けるのだ。今回は迷わず鮎の塩焼き定食(とビールね)を頼む。登山(の汗で)で体が冷えてしまい、今回の旅は着替えの手持ちが少ないので熱燗に切り換える

実はこの店、嫁と結婚前に初めてデートで長瀞に来た時も食べた店。その時は鮎めし定食だったが、ZUYAさんの体型とは違い、お値段もそのまま変わらないところが凄い  


その時のブログ(↓)
http://blog.goo.ne.jp/yasunrod/e/edbd7352d0c4c26b50b46cca83de3c0c






これで1,500円ですぜ~


食後は再び岩畳に行くのだが、ここで少々ハプニング。スマホが見当たらないのだ。来た道を戻り必死に探し回った挙句、リュックの底で発見...飲み過ぎたかな

疲れ果ててしまい何処かでちょっと休もうと考えていると、地元猫発見。30分ほど遊んでみた








酔いが覚めて来た所でお別れをし、再び河原を歩きながら上長瀞駅へ。今回の旅は短かかったが実に有意義な滞在となりました


と、ここで終わらないのがZUYAさん。西武秩父駅のお土産屋でささっと土産を数点買い、秩父での行きつけの居酒屋、その名も 『 駅前 』 へ 

もう何度も来ているのでルールはわかっている。1皿100円のお通しが5皿並ぶ、何と店主の粋な計らいで、ヤマメの卵、イワナの筋子まで。もちろん絶品である




こうなったらビールでは止まらずまたも日本酒に突入

店主お薦めのきのこ汁と大なめこ下ろしを頂き。“〆”には山椒煮を出してくれた。完璧ですね。もちろん泥酔で帰りの特急に乗り込む(この店に行き出してからは毎度泥酔で乗り込んでいるような...)。席に座るや否や眠りに落ちてしまったZUYAさん

“んん!? 誰かが呼んでるぞ?”と目を覚ますと列車は既に池袋駅ホーム。車掌さんが起こしてくれたのだ


おしまい


〈おまけ〉

2日間でビール4リットル、日本酒一升でした(笑)


ZUYAさん、秩父路を満喫す... (その1)

2017年11月09日 | trekking

久々の一泊二日の旅、しかも“一人旅”と来た


だからと言って何も5時に起きることはなかったのだ。寝る前に旅支度は済ませておいたので、これと言ってすることもなく早めに家を出たところやはり池袋で手持ちぶさたに...

しょうがないか山下清画伯張りにリュックを背負ったまま、早朝の池袋を散策。これはこれで新鮮かも。前日の健康診断の後に“禁断の暴飲暴食”をしてしまったので、とりあえずは水だけを買って列車に乗り込んだ

平日の朝なので通勤電車には乗りたくないので、迷わず特急料金を払って 『 レッドアロー 』に乗る。うつらうつらしてる間に秩父に到着。3月に来た時はまだ建設中だった 『 祭りの湯 』 がオープンしていたが、特に興味もなく脇を通り秩父鉄道の御花畑駅へ




御花畑駅構内にある立ち食い蕎麦店で蕎麦を食べるのを楽しみにしていたらまさかの“蕎麦切れ”。こんな早い時間に蕎麦切れと言うのもガテンがいかないが...

秩父鉄道で20分ほどで三峰口駅に到着。この辺りも紅葉が始まっているが、ここからバスで一時間の秘境・中津峡への期待が一層膨らむ


秩父鉄道三峰口駅前


最も不安要素だったバスは、予想に反してガラガラ。険しい山道をぐんぐん進んで行くのだが、予想通り紅葉が進んでおり何度来ても秩父は心が弾む。文字通り春夏秋冬いつでも楽しめる


滝沢ダムとループ橋


秩父湖


中双里と言うバス停で降りて、バスの折り返し地点である中津川を目指して中津峡を約5キロの散策。所々声を挙げてしまう程素晴らしかったねぇ








念願の中津峡。東京都内よりいち早く紅葉を楽しめるのはやはり嬉しい。しかしこうやって紅葉を見てるとつくづく近所の六義園の素晴らしさを痛感させられる。馬鹿にする人が多いけれど六義園は実に考えて設計されたことがわかる

さて秩父最奥地にある中津川。何故か日帰り温泉兼食事処が土日祝のみの営業なので、隣の釣り堀センターで昼食に。団体客のおばさん達が一番良いテラス席に陣取っているので、帰りのバスまで特にすることのないズーヤさんは隅の方でだらだらと飲み始めた

注文したのはイワナ定食1000円なり。これはこれで美味かった~


イワナ定食(1,000円)


          


バスと電車で秩父中心部まで戻り、約20分間の途中下車で秩父神社に旅の成功を祈願




宿の最寄り駅である上長瀞駅に着く頃にはもうすっかり夕暮れ時。宿の入口にZUYAさんの名前以外にも色々書かれてあるのだが、気になったのは“某大学某学部”とある。あちゃー...学生どもうるさそうだなぁと一抹の不安を感じた

典型的な昭和の旅館だ。荷物を置くや否や先ずは汗を流しにお風呂へ




残念ながら温泉ではないのだが、部屋は一番安いトイレだけ付いた部屋のはずが、“アップグレード”されてバス・トイレ付きになっていた。部屋からでも荒川の音がよく聞こえる

風呂から上がると夕飯まで待てずにスタート。こちらのビールは中瓶で700円。最近は部屋の冷蔵庫は空っぽが多いが、ここは冷たいビールがしっかりと

ゴロゴロしていると夕食の時間になったので、会場へ向かうとアップグレードのわけがわかった。やはり平日はお客が少ないようだ席に着き料理を眺める。事前調査では料理の量が多いと聞いたが、まぁ一般的なお味でした






特筆すべきはシシ鍋かな。イワナは昼飯で食べたものより一回り小さい。とりあえずまたビールから再開するも利き酒セットを見つけて迷わずオーダー




夕食の後はもう一風呂へ。温泉ではないが露天風呂があるのは嬉しい。2度目は案の定学生どもがいて賑やかなのは大いに結構だが、他人の履き物をはいて帰ろうとしたので“きっちり締め”てやった

流石にほどよく眠気を催し早々に就寝 


(その2に続く)



2017年初山行...

2017年06月14日 | trekking

今日は“天気は回復するだろう”と判断し 『 山行 』 を敢行しました


気兼ねした通り奥多摩へのアプローチは遠く、自宅を5時半に出て登山口のあるJR青梅線の終点から2つ手前の鳩ノ巣駅に着いたのは8時ちょい前...

さすがハイキングの“メッカ”の青梅線。車内には平日にも関わらずリュックを背負っている方が多かったが、鳩ノ巣駅で降りたのはまさかのZUYAさんだけ...


ローカル・ムードが漂う鳩ノ巣駅


山に入る前にトイレを済ませておこうと駅に隣接するトイレに入るとあまりにも綺麗で驚いて、思わず写真まで撮ってしまった





さて今回はここから大楢峠を経由して御岳山に至り、日の出山をを経て 『 つるつる温泉 』 に到達するコース。水平移動距離は12.9㎞





登山口でいきなりの洗礼を受ける...

『 日曜日に熊(幼獣)が出没 』

まぁどうしょうもないから進むしかないですよね





平日の雨上がり、或は“裏参道”と言うこともあるのか全くハイカー等に会わないまま御岳山に到着。久々のトレッキングだが標準タイムより30分程早い。御岳山は大半はケーブルカーで登るようですね~


鳩ノ巣渓谷


良いねぇ~


黙々と歩く...



御岳神社で参拝を済ませてから参道にあるお店で軽く蕎麦を頂いた。女店主とグダグタ話し次は 『 日の出山 』 を目指す。ここからはようやくハイカーとすれ違うようになった




意外に美味い蕎麦でした~


惹きつけられる標識~



眺望で有名な日の出山の山頂も昨日からの天候の影響なのか今日も雲が多く、はっきりと判別出来たのは西武ドームぐらいで、さすがに東京都心は無理でしたね



日の出山から御岳神社を望む




写真だと微妙...



さっと軽食を済ませ、下山し 『 つるつる温泉 』 に向かう。2回目の訪問だが、やはり立派な“絵”をお持ちの方がいらっしゃる




汗を流して 『 将門鍋 』 なるものをオーダー。平将門に関係がある地なのですかね。それなりに美味しく頂いたが、せっかく山行で汗を流したのにビールを飲み過ぎたかも


『 将門鍋 』 、1,300円也


うむむ...

休憩を挟んで2度お湯を頂き、異常に揺れる機関車バスなるもので帰宅の途についた  





来月も何処か登りたいなぁ~