東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

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おもてなしの心 世界語となった「OMOTENASHI」(続)

2008-07-03 12:37:01 | おもてなしの心
  おもてなしの心 世界語となった「OMOTENASHI」(続)
 
  「おもてなしの心を取り戻せ」というタイトルで、コシノジュンコさんのインタビュー記事を目にした。
 コシノさんは、海外でお宅に招かれることも多いそうで、『着物の奥深さ、立ち居振る舞いの美しさ、和食のおいしさなど、日本の良さを再認識することが多い』という。
 ~日本に伝わるもてなしの心とは?~という質問に対しては、『わざわざ、いちいちということだと思う』という。例えば、玄関の打ち水、ふすまや障子戸はいったん座ってから開けて客に挨拶する…その為の一手間を面倒と思わず心を込めるのが日本人という。
  「おもてなし」の形を示してくれたヒントに満ちていると思う。昨日、おもてなしとおもてなしの心の違いについて述べたいと書きましたが、私の解釈では「おもてなしの心」が根本にあって、形としての「おもてなし」に現れるのではないかと思う。
 合理主義、効率主義の発達した米国から上陸したスーパーマーケットやコンビニは、徹底して無駄を省き、売れ筋優先の回転主義を追求する業態。最近、レジ係の笑顔、挨拶、手を揃えたお辞儀など奨励しているようだが、空々しさを感じているのは私だけでなく、働く人達にも多いのではないか!? もてなしの格好だけ実行させるようなマネはやめて欲しいと思う。(-_-) 
 ※追記 「名店」を目指す「東京名店塾」のメンバーは、おもてなしの心が先にあることを腑に落として欲しいと思っています。
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