陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

ウラ金

2010-01-16 16:37:35 | Weblog
ありゃりゃ。
まもなく国会という時期に、
オザワの金庫番だったという石川(議員)が逮捕され、
内堀も埋まってしまいましたぞ。
どうしたものでござろう。

鹿島などの強制捜査で、そのうちに4億円の出所は分かるであろうが、
しかし、誰もが感じるのは、そりゃあ明朗なカネではござるまい、ということ。
何せ、御仁は、田中(角栄)や金丸(信)の系譜を受け継いでいますからあ。
キチンと、その精神と手法を承継するとは、
なかなか殊勝な心がけでござりますよ。
とすると、この後の展開も同じでござろうか?

ひとつ、ワタシがオザワ氏の心境を忖度しましょうぞ。

 ●年末年始のころ
   この世をば わが世とぞ思ふ望月の 欠けたることもなしと思へば(道長)

 ●現在
   勇ましき 弓張月に引きかへて 影もさびしき片われの月(乃木将軍)

 ●数カ月後
   風雑(まじ)へ 雨降る夜の 雨雑へ 雪降る夜は 術(すべ)もなく(憶良)

しかし、頂上から転げるのは、早いものですのう。
何かあれば、あっという間。
ジブンがまいたタネではござりますがね。

まあ、転げ落ちる高さにいるだけでも大したものでござりますよ。
仮に、谷底に落ちたとしても、その谷の標高は(ワタシから見ると)まだ相当なもの。
何せ、高いヤマでござりますからね。

ワタシの様な、ジベタを這っている者が落ちるとすると、
標高はマイナスの、地下の洞窟に落ちるしかござりませぬからのう。

そうは言っても、「改革」を旗印とする政党の幹事長がウラ金疑惑とはねぇ。
よくあるハナシではござりますがね。
コメント
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