陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

不適切会計(2)

2015-07-10 18:00:11 | Weblog
東芝の「不適切会計」問題:
報じられているのは、
・副会長の佐々木則夫(当時社長)が「工夫しろ」と指示していたこと
・社長の田中久雄(当時副社長)も、業績改善を強く促すメールや電話をしていたこと
などで、
営業利益のかさ上げ額は累計 2,000億円規模になる可能性もあるそうな。

う~む。
いけませぬなぁ。
何でこないなことになった、したのか、が大問題でござりまする。
単に、業績確保・改善の指示やったら、どこの会社でもあるやろし、
それが一線を超えるとなると、何かがあるワケでござりましょう。

結局のところ、
上の、佐々木も田中も「その器ではなかった」どころか、役員になる資質さえもなかったんですなぁ。
二段部長あたりが適当やったんやろなぁ。
こうなると、Nさんの責任ですなぁ。
器でない者を選んでしまい、それが二代続けてですからなぁ。
あろうことか、事件になってしまいましたがな。

ワタシは、昔のココム事件を思い出しましたがね。今回とは無関係やけど。。。
しかし、あれは当時の日本バッシングが背景にあった中での事件やったけど、
今回は、社内統治・経営の問題ですからなぁ。。。

Nさんご本人は、確かに能力はありますな。
それは、ワタシも太鼓判を押しますよ。
けど、ともすれば、そういうジブンを支えるのが周囲の役割やと思うんですわ。
また、ジブンの後釜には、ジブンと同じ能力を求めるんですなぁ。
そして、取り巻きの者には甘い。。。

本人は能力で抜擢しておるつもりなんやろうけど、
周囲から見たら、阿諛追従を引っ張り上げておるだけなんですなぁ。
見てごらんなさいな。
今の社内、そして子会社の役員の布陣を。

歴史をひもとくと、時折、こういうタイプのリーダーがいますなぁ。
順風のときは、驚くべき力を発揮するけど、
逆風になったら弱点が露呈する、というお人が。。。

例えば、と考えたら、
どういうワケか、商鞅や李斯などがアタマに浮かびましたがね。
ちょっと違うかもね。

それはともかく、
早期に新しい布陣を敷くことになるけど、
誰がその任にあたるか、ですなぁ。
東芝に限らず、こういうときに人選を間違うたら、これはタイヘンでござりますよ。

民主党を見限り、
しょうがないのでジミン党を選んだら、
出てきたのが、何と、アベ何たらでしたがね。
マズイことに議席を与え過ぎてしまい、アベ何たらは好き勝手をやっておりまする。
ワレワレは、将来に禍根を残す時代を、今まさに生きておるのでござりまするよ。    
あんたはんはそれを自覚しておりますかな?    
コメント
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