陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

ギリシャは「NO」

2015-07-06 11:16:01 | Weblog
ギリシャ国民投票の結果は、「NO」なんですと。
「反対」が61.31%、「賛成」が38.69%なんやそうな。
驚きですなぁ。  

報道で、「債務は全てカットせよ」と言うておる若いお人がいましたよ。
ふむ、なかなか勇ましい言葉でござります。
仮に、カットが実現したとしても、その後のことを考えたら、賛否の差は「覚悟の上の決断」ということでしょうなぁ。
いや、なかなかできんことでござりまする。
立派でござるよ。
尊敬に値しますなぁ。
いえ、揶揄しているのではござりませぬ。
本気でそう思うとります。
このお国は、体質が若いんですな。
困難に立ち向かう気力があるんですよ。

例えれば、重症患者が、副作用の強い薬を、これからは飲みまへん、ということですからなぁ。
オノレの体力で乗り切ろうとの姿勢は見上げたものでござる。
オノレに自信なり、信念がないとできませぬからなぁ。
しかし、社会的弱者はお手上げ状態になるやろなぁ。

まさか、途中で腰折れしたら、祈祷師を呼んで平癒を祈願しような~んてことを考えておるんではないでしょうな?
(ギリシャから見て)東方や北東には、祈祷師づらをしたペテン師がおりますからなぁ。
まぁ、それは最後の手段と思うとるのかも知れんけど、
それだけは止めといた方がええですよ。
結局のところ、騙されて、身ぐるみ剥がされるだけでござりまする。

へっ?
このお国の国民性は、今日を楽しく過ごせれば、それでええんですと?
明日は明日の風が吹く?
ほぅ、日本もギリシャの血ぃを入れるべきですなぁ。  

さて、近い将来、日本が同じような状態に陥るとき、
それは確実に到来するのやが、
あんたはんはどう臨みますかな?

ワタシですか?
答えは簡単でござりまする。
その時までに「さいなら」をしておくことが唯一の選択肢でござりまする。
それは希望的観測かも知れんけど、
陋巷のプアは、いかに困窮に慣れとるとはいえ、
やっぱり限度を超えたら、もはや手ぇの打ちようがないのでござるゆえ、
それ以外の答えは無いのでござります。  
コメント
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