陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

いつか来た道

2020-10-06 15:32:58 | Weblog
日本学術会議の推薦候補6人の「任命拒否」問題、
食わせ者スガゲスひでは、拒否した理由について、「総合的・俯瞰的活動を確保する観点から判断した」と言うだけで、具体的な説明をせんですなぁ。
それに、何かと言うと学術会議の運営方法等の問題点を声高に言うが、「論点ずらし」も甚だしいですなぁ。 

もっとも、都合の悪い者を除外し、オノレの強権を誇示し、学術界を委縮させたい政権なんやろし、合理的な説明なんぞできる筈もなく、決して理由を言わんでしょうなぁ。
しかしまぁ、おバカゲスぞうの継承だけやのうて、コイツ自身の本性がこれなんですわ。
時の政権が学術会議の会員任命を左右し、都合の悪い者は除外する、全体主義国家を除き、そんな国が他にあるんですかなぁ?

コイツは「自助」とか「絆」とか言うとるが、
コイツが目指すのは、「自助」が難しい層に自己責任論を押し付け、加えてオノレに反対する者は許さんゾ、という意味での賛同者同士の「絆」でござりましょう。
世の中には、「自助」が困難な層や人がおるんですよ。

詭弁を弄して人事権・任命権を振りかざし、反対意見を封じ込める、この強権政治は全体主義国家に通じますなぁ。
いつか来た道を想起させる事件でござります。
危ういことでござります。 
コメント
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