陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

雇用の地滑り崩壊

2020-10-12 10:53:16 | Weblog
大阪都構想の住民投票、一度否決されたことをまたやるんですか。
古代中国、殷王朝での卜占(占い)と同じですなぁ。
当時は、この占いを利用することが政治(神権政治)やったそうやが、「吉」が出るまで何回も占うんやし、そりゃあ「吉」になるでしょうよ。
こうなると、もう儀式、それもオノレを正当化するための儀式でござりますなぁ。
いっそのこと、大阪は今回の占い(住民投票)だけやのうて、課題ゼンブを住民投票化し、神権政治を復活させたらどないですかな?
住民は、毎日のように何らかの投票をするんですわ。 

しかし、最近の「雇用」は末恐ろしい有様ですなぁ。
みずほFGが「週休3・4日制」を導入、
ANAでは社員の副業範囲を大幅に広げ、他社とも雇用契約を結べるようにするなど、
一見、武漢ウイルス禍の現状に対応した措置とも見えるけど、
雇用と給与の調整弁が非正規のみならず、正社員にも広範囲に及んでゆく前触れでしょうなぁ。
これまでの日本型雇用が、完全崩壊に向けて地滑りをし始めた感がありまする。
リモートワークの拡大と相まって、働き方や人の育成が転換しつつある中、中高年以降の終身雇用が期待できないどころか、もはや若者を含め一つの企業に依存するな、ということですからなぁ。
しかし、管理職の者は大変ですなぁ。組織の目標は変わらん中で、足元の人材は心許ない状態になるんやしなぁ。
「週休3・4日制」、「複数社雇用契約」の適用外社員に負担がのしかかるんやろしなぁ。

これからの若手は、20歳台は実務を通じて仕事を覚えながら、上の類の制度を利用して実力を蓄え、30歳以降は次の別ステージにという、ステップアップ作戦で臨む様になるんでしょうなぁ。。。
その一方で、どっちつかずの世代、例えば、団塊ジュニア・就職氷河期世代は、ここでも冷や飯ですがね。
どう転んでも、難しい生き方を迫られる時代でござります。 
コメント
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