陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

君たちに明日はない

2010-01-18 08:45:33 | Weblog
『君たちに明日はない』というドラマがNHKで始まったそうな。
先週末、新聞を見ていた家人から聞いた。
原作は、垣根涼介という人のリストラ請負人の話らしい。

勿論、このネーミングは「俺たちに明日はない」をもじったもの。
フェイ・ダナウェイの映画。
年配の者ならすぐ分かる。

映画は、大恐慌時代の実在の銀行強盗をモデルにしたもの。
今回のものは、原作も、NHKの番組もどんな内容だか知らない。
ただ題号が面白いと思うだけ。
内容も、現代社会を茶化しまくったものなら面白いだろうが、
NHKだから、そんなものではない、毒にも薬にもならない脚本なのだろう(と推測)。

しかし、
「君たちに明日はない」という表現は、
少なくとも、ジブンには明日がある(と信じている)ことが前提だが、
笑っちゃうね。

今は、もはや、俺も君も、み~んな明日はないのにね。
自然現象としての明日はあるかも知れないけど。。。
題号からは、コメディか、パロディしか想像できないが、
ワタシの想像力がヒンコンなのかも。  
コメント (1)
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ウラ金

2010-01-16 16:37:35 | Weblog
ありゃりゃ。
まもなく国会という時期に、
オザワの金庫番だったという石川(議員)が逮捕され、
内堀も埋まってしまいましたぞ。
どうしたものでござろう。

鹿島などの強制捜査で、そのうちに4億円の出所は分かるであろうが、
しかし、誰もが感じるのは、そりゃあ明朗なカネではござるまい、ということ。
何せ、御仁は、田中(角栄)や金丸(信)の系譜を受け継いでいますからあ。
キチンと、その精神と手法を承継するとは、
なかなか殊勝な心がけでござりますよ。
とすると、この後の展開も同じでござろうか?

ひとつ、ワタシがオザワ氏の心境を忖度しましょうぞ。

 ●年末年始のころ
   この世をば わが世とぞ思ふ望月の 欠けたることもなしと思へば(道長)

 ●現在
   勇ましき 弓張月に引きかへて 影もさびしき片われの月(乃木将軍)

 ●数カ月後
   風雑(まじ)へ 雨降る夜の 雨雑へ 雪降る夜は 術(すべ)もなく(憶良)

しかし、頂上から転げるのは、早いものですのう。
何かあれば、あっという間。
ジブンがまいたタネではござりますがね。

まあ、転げ落ちる高さにいるだけでも大したものでござりますよ。
仮に、谷底に落ちたとしても、その谷の標高は(ワタシから見ると)まだ相当なもの。
何せ、高いヤマでござりますからね。

ワタシの様な、ジベタを這っている者が落ちるとすると、
標高はマイナスの、地下の洞窟に落ちるしかござりませぬからのう。

そうは言っても、「改革」を旗印とする政党の幹事長がウラ金疑惑とはねぇ。
よくあるハナシではござりますがね。
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湯たんぽ

2010-01-14 08:57:07 | Weblog
今週に入り、寝るときに湯たんぽを使う様になった。
子供の頃、あんか(行火)を使っていた記憶があるが、この種のものは久しぶり。

(注)勿論、電気あんかではなく、炭団や豆炭ですよ。
   炭団や豆炭と書いても、若い人は知らない可能性があるが、「たどん」「まめたん」。

いやあ、結構快適ですなあ。
昔は、布団の中で温まると、足(くるぶしから下)は外に出していたが、
今年の冬には、厚手の靴下をはいて寝る様になり、そして
ついに 湯たんぽ に至った次第。
昔と比べると、冬とはいえ随分と暖かいが、やはりトシをとった証拠でござろう。

そのうちに、
日中でも、湯たんぽをかかえて、うつらうつらする様になるのでありましょうや。
世の中とは無関係に、そんなふうに生きられたら、とも思う様になってきているプアでござります。
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小利口に生きる

2010-01-13 08:58:57 | Weblog
新聞を見て、プッとふき出した。
-「日航OB、年金減額同意」。

会社更生法の適用、企業年金基金は解散、との報道が流れると、
あっという間に「減額同意」だって。

勿論、理由は単純。
基金が解散されると、受取る企業年金が、減額案以上に減るから。

新聞に、さるOBの「愛着ある会社に最後のご奉公」的な発言が掲載されていた。
よく言うよ。
ソロバンをはじいたら、同意した方がお得というだけのハナシじゃあないの。
後輩や、勤めていた会社も大事、世の中のことも気になる、
しかし、しかしですよ、
そんなものより何よりも、この世でジブンが一番大事なのよ、と。

勿論、一人一人はそれでも良いのだが、
それが集団になると、ハナシが違いますぞ。
こういう小賢しい連中が働いていた会社だったんでござりますよ。
日航は。

いえいえ、別に非難しているのではござりませぬ。
人間、切所で本質があらわになるということ。
そういうものだ、というだけのハナシ。

え? オマエだったらどうするのかって?
プアなワタシは、彼らの様な「恵まれた悩み」に遭遇することはなく、
ただただ今日の糧に悩まされる日々なのだが、
万一、同じ立場にたつのなら、
そりゃあ、決まってますよ。
日航OBをお手本に、小利口に、小賢しく生きるのでござりますよ。 
そして、美しく、ユウアイ精神にあふれた人生をおくるのでござります。
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ペテルギウス

2010-01-12 08:57:45 | Weblog
オリオン座のベテルギウスが超新星爆発の前兆をみせているという。
新聞の報道によると、
専門家の話として「爆発は数万年後かもしれないが、明日でもおかしくない」とのこと。

爆発すれば、満月ほどの明るさになるそうで、
明月記にも超新星爆発の記録が残っているくらいだから、
誰もが見ることができるんでしょうなあ。

ワタシも是非見てみたいもの。
今生の記念に。
しかし、地球からの距離は約640光年ということだから、
爆発が見えたとして、それは640年前のこと。
人間のスケールとはケタが違うから、  
気長に待つしかありませんなあ。
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日航 会社更正法

2010-01-09 18:46:53 | Weblog
報道によると、
日航の法的整理(会社更生法)の方針が固まったとのこと。
何ごともそうだが、決まってみると当たり前の様に思えますぞ。

しかし、昨年のGMといい、今回の日航といい、
時の流れを感じますなあ。
かっては超優良会社だったところが、倒産ですからなあ。

まあ、しかし、以前から、世界の主要な航空会社が次々と破綻しているから、
日航もそうなるべくしてなった、ということでござりましょうや。
昔のハナシだが、パンナム(パンアメリカン航空)なんぞ、驚きましたぞ。
名前のとおり、パンアメリカンと思っていましたからなあ。

その後、パンナムがどうなっているか、知ってる?
勿論、破産したのだが、
権利を継承した東海岸の小さい会社が細々と運行していたものの、今はもう飛んでいない。

それはともかく、
日航は、何だかんだと言っても、国が助けてくれるんだから、特別扱いもいいところ。
世の中小・零細企業なんぞ、そうなっても誰も見向きもしませんぞ。
ワタシのところも同じ。
日航の社員はまだ幸せ者ですよ。
ここまでやってこれただけでも。

これから、社員には冷たい風が吹くだろうが、
それは今までと比べると、というハナシであって、
世の中の多くの者は、もともと冷風の中で生きているんだから、
その意味では、普通に戻るだけでござりますよ。

部外者が勝手なことを言うなとお叱りを受けそうだが、
プアから見ると、そうなのでござります。

世の中には、OBは会社を優良会社として維持・発展させるべく一生懸命働いて退職したのに、
企業年金が減らされてかわいそう、という意見もあるようだが、
それは違いますなあ。
こうなった原因は、OBたちが現役であった頃にあるんだから。
それが表面に噴出したのが今になったというだけ。
逃げ切ったOBがいるとしたら、それはラッキーな人。
現役からみると、そういうヤツは殴ってやりたいかもしれない。

支援機構は、3年計画で再建させるとのこと。
そりゃあ、出来ますよ。
破綻後の資金繰りの面倒をみてもらい、借金は棒引きされるんだから。
かっての超優良企業に戻れるかどうかは別として、再建できない方がおかしい。

よくあることだが、
これから、こうなるに至った長年のおどろおどろしい社内事情が暴露され、
世の中からあきれられるのでござりましょう。

しかし、今回の出来事は、
単に日航の問題ではなく、日本の現状と今後を象徴しているとすれば、
何だか寂しくなりますなあ。
衰亡のワタシと同じですからなあ。  
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日航、依然迷走

2010-01-08 08:59:45 | Weblog
日航問題が未だに迷走。
迷走だけでなく、関係者は瞑想?

私的整理と法的整理の綱引きだという。
再建策の行方は、日航の企業年金基金の減額に対する退職者の同意に左右されるとの見方も。
企業再生支援機構は、OBが減額に同意しなければ基金を解散させる方針とのこと。

何だか、うんざりという状態になってきましたぞ。
いやいや、関係者、特に銀行などの債権者はここからが勝負ですぞ。
これからのねばり腰が大事。

いっそ、ワタシが全部引き受けてもよいのだが、
ワタシの資金数万円レベルじゃあ、ハナシにならんですなあ。
おもちゃの飛行機を買ってきて、
バービーちゃんの人形をスチュワーデスにし、
手で飛行機を持って走り、「ぶ~ん」と飛ばしましょうかのう。
その場合、年金基金は即解散。
再建ごっこ。

何だか、この世の中、
ごっこが多くなってきましたのう。
ごっこなら、プアなワタシにだってできるんですがね。 
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後任大臣

2010-01-07 08:59:42 | Weblog
ハトヤマ氏の決断、今回は早かった。
モタモタするのかと思いましたがのう。
危機が迫りくるときは、ニンゲン、何とかするもんでありますなあ。

彼の心境を代弁してみましょうぞ。

①ワタシだって決められるんですよ。 出来ないときも多いけど。
②これでカン氏を完全に取り込み、党内の求心力は高まりましたよ。
③ワタシの後はカン氏と指名したも同然だから、彼は足を引っ張らないでありましょう。
④何たって、ワタシは「ユウアイ」の人ですよ。 分かってますね?
⑤さあ、少なくとも4年間の長期政権をめざして再スタートだ!

以上を一言にまとめると、
「オザワ氏のバックアップがある今、ワタシの内閣は少々のことでは揺るぎませんよ」
- こんなところでありましょうかのう。

かのお人にとっては、
壁も、穴も、断崖も、
ユウアイ精神で乗り越えられる、乗り越えねばならぬものでござりました。
なあんて書くと、
何だか、韓国亜流ドラマで
「ハト・ガイソブン」とでも名づけ得るシナリオが浮かんできそうですぞ。
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大臣の辞任

2010-01-06 09:00:23 | Weblog
財務大臣の藤井氏が辞任の意向ですと?
77歳ということだから、無理からぬところがある。

ワタシなんぞは、想像もできないね。
仮に生きていたとしても、その年齢だと「ひなたぼっこ」が関の山。
今でさえ、青息吐息で、壊れかけの旧式ロボットと同じですからのう。
やはり、政治家と坊さんには、とてもじゃあないがかなわない。

しかし、大臣の、しかも財務大臣の辞任となると、
単なる健康上の理由だけでは済みませんぞ。
真偽のほどはともかく、
オザワとの確執が取りざたされているそうだが、
それもありなん、と世に思わせますなあ。
もうやってられません、と。

ハトヤマ氏は、さあ困りましたゾ。
後任を選んでも、選んだだけではダメですからのう。
まして財務大臣となると。

では、ワタシの案を書きましょう。
  第1案  スズキムネオ氏
  第2案  オザワイチロウ氏
  第3案  ヤマグチナツオ氏(公明党党首)

官邸にシンゲンしましょうかの?
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閉塞感を打破する

2010-01-05 08:58:30 | Weblog
年末年始の報道で感じたのだが、
用いられる頻度が高い単語の一つが『閉塞感』。
確かに、そういう雰囲気に満ちている。

しかし、マスコミが過度にその単語を用いるのは如何なものでござりましょうなあ。
ヒトが過敏に反応しすぎると、かえって宜しくないのでは?
日本人には特にその傾向がありますからなあ。

ワタシなんぞ、20年近く、ず~~~っと閉塞状態。
「感」ではなく、「閉塞」そのものだから、もうそれが常態になってしまい、
日常そのもの、当たり前のことでござりますよ。
このブログもそうだが、ブツブツとわが身を嘆くことは一つのストレス発散でござります。

閉塞感を打破する方法はありや?
そりゃあ、ござりますよ。
当然のことながら、やけくそ精神、竹槍精神でまっしぐらでござります。
もうどうにでもなれと、一直線で進むのでござります。
行く先が地獄であろうが、どこであろうが。

考えてもどうにもならんワケでござりますから、
それしか方法がないではござりませぬか。
一点突破、全面展開。
ブラックホールに入り、ワームホールを抜けて、異次元の新しい宇宙に行くのでござります。
ソレっ、 わーぷ!

デフレの現状も、今は大変でござるが、心配には及びませぬ。
遠からず財政が破綻し、大インフレに転じるから、そのときはデフレ解消でござりますよ。
もっとも、大インフレの問題が起こりますがね。
円高問題も同じ。

問題は次から次へと起こるのでござるから、
そういうものだと思って、生きるのでござります。

民主党も、その辺りはよく分かっている様で、大いに結構。
オザワ氏なんぞ、その見本でござります。
彼の様に、ふてぶてしく生きるのでござりますよ。
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