陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

内閣支持率 更に低下

2010-07-05 09:00:18 | Weblog
朝日新聞の世論調査では、60%でスタートしたカン内閣支持率が39%に下落したという。
カン首相の消費税発言の影響だそうな。

報道では、「増税反対の人たちの離反が止まらない」としているが、
それは少し違うのではありませぬかなあ。
消費税の増税は(結果として)不可避と考えている者は多く、
従って、説明の仕方、上げ方の問題ではござりませぬかなあ。

日曜日のテレビ討論を見ていても、
カン氏は、逃げ腰の印象を与えていますなあ。
党首討論が1対多数では、多勢に無勢ではあるが、
総理なのだから、釈明ではなく、キゼンとした姿勢で臨むべきでござりましょう。

他党のみならず、党内の動きも雲行きが怪しいが、
次の日曜日はもう投票日ですからなあ。
さてさて、どういう結果になるでありましょう。
楽しみでござりますよ。 
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財政破綻で誰が困る?

2010-07-03 20:20:05 | Weblog
カン氏が、街頭演説(金沢)で、次の様に話したという。
「財政が破綻したとき、誰が困るかご存じですか。
(中略)
財政破綻で一番困るのは、年金を受給している人や、比較的所得が少ない人。
その方々がダメージが大きいんですから。」

うむうむ。そのとおりでござりますよ。
ワタシを含め、経済基盤の弱い者、つまりプアが最も影響を受けますなあ。
しかし、そんなことは、わざわざ総理大臣にご教示願わなくても、みんな分かってますよ。

カン氏や。それで?
だから増税するの?
論理に随分と飛躍がありますなあ。
アタマがプアな者、つまりアホにも分かるように言ってもらわないとねえ。

財政が破綻しない様に運営するのが政府の役割でござりましょう?
ワタシの家計でいうと、
1)収入が少ない
2)このため、支出をおさえざるをえない
  ⇒ 必需品以外は買わない(買えない)
3)一方では、収入を増やす努力をするが、しかし19年間殆ど成果なし
4)では、子供に援助してもらうか?
5)子供だって援助なんぞできるワケがない(正しくは、援助する気なんぞハナからない)
6)従って、2)のプア生活が続く

なのでござりますがね、
規模の違いは別として、国家財政も家計も基本は変わりませんぞ。

何故に、上でいう 4)の援助が先に来るのでござりましょう?
そりゃあ、出し手に余裕があれば一番簡単ではありますがね。
しかし、先に、または並行してやるべきことが随分とあるでしょうに。

あれも、これもと、中途半端なことをやらずに、
この20年は、勿論この1年間を含め、その連続ではござるゆえ、
一つ、一つを確実に実行したらどないでありましょう?

カン氏は、過日のテレビ討論で、公務員人件費の削減が進んでいないことについて、
「新規採用を抑制している」と言っていたが、
そんなレベル、そんなスピードでは、ハナシになりませんがな。
バサッ、バサッ、とやらないと。
混乱があろうが、何があろうが、やるんですよ。
官公労が反対する?
ああ、それじゃあアキマセンなあ。

かって(今も?)、昭和(30年代)を懐かしむ風潮があったが、
ワタシなんぞ、生活は昭和と何~にも変わっていませんがな。
ここでいう昭和は、30~40年前を指しているんですがね。
それで困ることなんぞ、ござりませぬよ。

国家財政も、先ずは、30~40年前の規模に戻したらどないでしょう?
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給与日前のため息

2010-07-02 09:00:59 | Weblog
朝、出かける前に、(参院選の)政見放送をチラリと見た。
さる現職のお方が、こんなことを言っていましたぞ。
「父親がプラスチック成形の町工場をやっていて、
給与支給日の前になると、ため息をついていた。そんな家庭に育った」と。
庶民の生活、零細企業の実態を知ってますよ、と言いたいのでござりましょう。

そのお方は、素晴らしいプチブル環境で育ったのでござりますなあ。
ワタシは、その父親が羨ましいですなあ。
給与日の前になるとため息をつく、
一度でもそんな境遇になりたいものでござります。
夢のまたユメでござりますがね。
毎日、ため息をつく者の願望はそうなのでござりますよ。

政治家になると感覚がズレてくるのでござりましょうなあ。
だんだんと。
え?
オマエの、そのプア感覚の方がズレている?
そうかもね。
長年底辺であがいていて、お日様を忘れてしまいましたからなあ。

カン氏の消費税増税発言も批判されていますなあ。
「軽口」「ぶれている」などなど。
当然でござりましょう。
年収200万円と言ったり、300万円と言ったり、350万円以下と言ったり。。。
本人は、例えばのつもりでありましょうが、
それで国民は右往左往するのでござりますゆえ、
場当たり的なことは言わんといて欲しいものですなあ。

新聞によると、
年間「所得」が400万円未満の世帯は 46.5%(2008年)だという(厚労省 国民生活基礎調査)。
全世帯の半分が消費税負担ゼロになるの?
へ~え、そうなん?
しかし、「年収」と「所得」でも全然違うのでござりますからなあ。
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消費税:一定年収以下は還付?

2010-07-01 08:59:11 | Weblog
今日から7月ですなあ。
早いもので今年も半分おわりでござりますよ。

ワールドカップも(日本は)終わったし、
次は参院選ですなあ。
消費税のハナシが段々と大きな話題になってきましたぞ。

カン氏は、「年収一定額以下は還付」と言ったそうですなあ。
へ~え?
還付と言ったって、支出した消費税額をどうやって把握するのでありましょう?
領収書を集めて、還付請求させるのかしらねえ?
カンジュースを買う ⇒ 領収書発行機能付き自動販売機に改造させるのでありましょうや?
電車に乗る前に、駅の売店で新聞を買う ⇒ 領収書をもらう? 乗り遅れたりして。。
小さな店で少額のものを扱っているところは、手間が大変ですぞ。
他人から領収書をもらって還付請求したらどうなるの?
年収とは世帯単位? 個人単位?
世帯単位だとすれば、親子で同居していても、住民票上は世帯を分けられるけど?
個人単位だと、家族の中で働いていない者に集中させて還付請求することも可能?

いろいろ考えると、
「還付」な~んて、言葉では簡単でも、実際には矛盾だらけのおかしな制度になりますぞ。

つまり、何も具体論がない状態で、言葉だけが先行しているのでありましょう。
民主党らしいと言えば、民主党らしいですなあ。

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