そういう絵を描いているからか、余計に思う…。
どんな気持ちだろうか?と。
STS-131は日本時間の今日、ISSを離れるそうです。
日本人の飛行士だけでなく、どの飛行士も
「もう帰るのか、帰りたくねぇ」と思うのでしょうか?
宇宙飛行士になるのは簡単ではありませんし
そのために多くの犠牲や苦痛も感じたことでしょう。
それでも憧れの一念で厳しい訓練に耐えて
ついに掴んだ「宇宙への切符」です。
出発前夜、どんな気持ちだったろう?
飛び立つ時、
ゼロGになった時、
そして初めて自分の目で地球を外から眺めた時、
ISSが見えてきた時、
ハッチを空けて、ISSに入った時、
エアロックから出て、EVAで宇宙空間に自分がいると感じた時、
どれもまさに夢に見た瞬間であった訳で…。
EVA中の写真など見てみると
飛行士たちは緊張の中ではありながらも
非常に喜びを感じている様に見えます。
どんな気持ちだろう?
自分の目の前に、ポリカーボネート製のメット一枚だけ介して
宇宙空間が広がっている、
手を前に伸ばせば、宇宙に自分がいるって実感できる体験…
想像してみても想像しきれるものではないです。
でも…少なくとも人生で最良の瞬間であるはずです。
帰らねばならない、
けど帰るにはあまりに名残惜しい…。
誰もがそう思うと思います。
それでも飛行士たちは地球に帰らねばなりません。
非常に危険な再突入を乗り越えて…。
再突入は怖いでしょう。
変な話ですが、コロンビア号の事故もあります。
何かあったら絶対に助からない。
私は「アポロ13」の再突入シーン、
地球に向かって落ちていくCMが炎に包まれるのを見た時に
「人はこんな思いをしてまで宇宙に行ったのか」と
先駆者の成し遂げた事実に感嘆し感激しました。
美しく、そして限りなく危険な場所、宇宙。
それでもあの場所へ行ける資格を持つ飛行士たちを
素晴らしく、そして羨ましく感じます。
STS-131の無事な飛行、そして帰還を祈りたく思います。
無事帰る、それが一番!
宇宙での飛行士たちの経験、
もちろん私には想像することしかできないけれど
自分の心だけでもはるか上空に飛ばしたつもりで
絵を描きたく思っています。
そういう絵を描く機会を貰えた事も嬉しいですね♪
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