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【2013夏新刊】「ＢＭ３ "VS BLACK BULLET" Sector-2」
長らくお待たせいたしましたが、
当サークルの代表作「ＢＬＡＣＫ ＭＡＲＫＥＲ」シリーズの最新刊の準備ができました。
どうぞよろしくお願いいたします！
Ｂ５／４４Ｐで表紙フルカラー、頒布価格は６００円です。
【That'sゆーのす 同人誌即売会・直参予定】
８月１１日
「コミックマーケット８４」
東京都・東京ビッグサイト 西２ホール "き" 29a
※終了しました。ありがとうございました。
８月１８日
「コミティア１０５」
東京都・東京ビッグサイト 東５ホール Ｐ－２０ｂ
詳細記事は以下になります。
どうぞご確認ください。
http://blog.goo.ne.jp/yellow_comet_ap1/e/a71bc7effec0178b8449218e1bbfb2b3
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夏コミの片付けをしながら、冬コミやコミティアの準備をしております。
そんなことをしながら思い出すこともございます。
実は今回の夏コミ、懐かしい人に会えたことが嬉しかったのです。
自分が同人デビューしたのは１９９７年の夏コミです。
おそらくこの文章を見ている人は誰も知らないでしょう。
でも、実はそのあたりの年はクルマ同人が一気に賑やかになった年でもありました。
自分の同期…というべきサークルの特色は、良い意味で従来のメカミリらしからぬ雰囲気で、
良い意味で新参のクルマ好きが試行錯誤しながら参入していく面白さがありました。
あえて書きますが、自身がその中で中核のサークルの一つであった自負はございます。
イラストを用いて、今でいう萌えを愛車本に大きく取り入れ、
その後しばらく隆盛となる「テキストではなく絵をふんだんに入れた愛車本」の
嚆矢となった自負はありますし、
その当時、ほぼ同時に旗を上げた多くのサークルの先頭を切らせてもらったことが
今につながる礎となったことは疑いようがありません。
でも皆いなくなってしまいました。
皆で走っていたつもりが、気がつけば残っていたのは自分だけ。
今の同人に当時の仲間は一人もいません。
皆どこかに行ってしまいました。
その「かつては一緒に夢を見た」人たちが今回久々に見に来てくれました。
すごく懐かしくて嬉しかったです。
いずれも結婚し、家庭をお持ちになっていらっしゃいました。
そして当時と変わらず活動している自分を懐かしく思ってきてくれました。
一緒に絵を描いて、切磋琢磨しあった方は「かわらず頑張っている姿がうらやましい」と。
実は先日頒布を終えた本に再録していたまんがは彼のサークルの本に寄稿したもの。
ある意味すごく見て欲しかったです。
でも…嬉しいと同時にやっぱりさびしいな…と。
彼らにとっては過去。
でも自分にしてみれば今でも続く現在進行形の現状です。
置き去りにされたのは自分で、向こうが感じた懐かしさもノスタルジーです。
確かに向こうからすれば「変わらずそこにいる」わけですが、
自分からすれば「何も変われないままにそこにい続けてしまった」なのかと。
まるで浦島太郎です。
でもそれでも会えて嬉しかったです。
当時から分かっていました。「自分しか残らない」って。
最後に自分は一人ぼっちだって。
分かっていてその通りになりました。
これから…自分の後から入ってきたサークルさんもいずれはいなくなります。
残るのは自分だけです。
自分と同じ時を刻んでいく人間はいません。
自分だけが「残る人」です。
他の人はそれぞれ幸せで有意義な新しい世界にどんどん飛び去っていくでしょう。
でも、それを懐かしんでくれるだけでも幸せだと。
思い出してもらえるだけでも救われます。
忘れ去られてしまうよりは全然幸せです。
自分には自分の生き方しかできません。
最後は誰もが一人です。
ならば…
同じ時に一瞬でもいたことを。
忘れずに記憶に残してもらえたことを。
それを幸せに思いたいし、実際幸せなのだろうと思います。
また良かったらぜひ見に来てください。
１０年後？ ２０年後？ でもきっと自分はここにいます。
そこで会えたら…きっとお互いに幸せなんだろうと思います。
本当に来てもらえて嬉しかったです。
ありがとうございました…！
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