S2000のボンネットは軽量なアルミ合金製です。
軽量化という意味ではノーマルの時点で配慮されている訳ですが
やっぱりカーボンボンネット欲しいぞー!…と(^^;)
アルミがダメって訳じゃないのです。
でも…ね、レースが好きでレーシングカーに憧れを持つ身としては
カーボン…特にドライカーボンと呼ばれる
「炭素繊維強化プラスチック=CFRP」は憧れのマテリアルなのです。
今の純レース車両は車体のほぼ全てがCFRPで作られています。
F1も、LMプロトタイプも、S-GTも、みんなそうです。
モノコックも、アウターパネルもウィングも全てがCFRPです。
軽くて強くてしなやかなボディはすべてがCFRPでできているのです。
子供の頃から「NASAが開発した夢の素材」として紹介され、
アルミよりはるかに軽く、鋼よりはるかに強く、竹よりもはるかにしなやかで、
極めて高価な素材だけれど、全ての理想をかなえる夢のマテリアルだと…。
F1などでもレーシングカーの唯一無二の素材として紹介され、
カーボンモノコックに始まるオールカーボンボディは市販車と一線を画する要素だと…。
今ようやくスーパーカーなどでカーボンモノコックを持つものも増えてきましたが、
市販価格が優に2000万円を超えるスーパーカーにおいても
CFRPを用いることは代え難いステータスです。
宇宙船やロケットにおいても当然の如く主要な素材です。
良いか悪いかじゃなくて「憧れ」です。
そういう意味で、自分のクルマにもCFRPのパーツが欲しいよ!…と。
軽量化とかどうこうという意味ではボンネット一枚置換したところで
意味がほとんど無いのは分かってますが、
やはりCFRPのアウターパネルを…
一枚でもいいからレースカーのエッセンスを分けてもらうというか
湾岸~から引用するなら
「例えばその技術の頂点にレーシングカーがあって
そしてそれをホンモノの竜とするなら、そのウロコを一枚取って付けた
素晴らしく良くできたレプリカなんでしょうね…」
そのウロコを買ってきた訳です。
着けたのは「無限」のエアロカーボンボンネットです。
ホンモノのドライカーボンのボンネットです。
しっかりしているのにすごく薄く、とんでもなく軽いです。
周囲の黄色いホンダ乗りは皆カーボンボンネット装着車で
長いこと人を羨むだけでしたが
ようやく願いが叶った気持ちです。
思った以上に迫力が出てしまいましたが、
しばらくは眺めるだけでもニヤニヤできそうです♪
購入にあたって相談にのってくれた弟と、
取り付けを手伝ってくれた友人D氏に感謝いたしますです。
詳細のレポートはまたいずれ…。
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