先日都内に出たものの、
結局いいものを見つけられなかったカメラ。
某量販店の中古サイトをこまめにチェックするしかないか…と
チェックしていたら運よく良い出物に巡り会えまして
今日の帰りに実機を見て、気に入りまして引き取ってまいりました。
Minolta α-7です。
実は…フィルムの一眼レフは初めてです。
色の使い方というか考え方の勉強を兼ねつつ楽しもう…ということで
最近…少しだけですがフィルムをまた使い始めています。
でも手持ちのフィルムカメラがRF機だけで、一眼に慣れている身としては
けっこう気を使うことも多く、フィルムの一眼レフが欲しいなと思い、
買った次第です。
α-7を選んだ理由ですが、
先ずはAマウントであること。
Sonyになってからですが、Aマウントユーザーでして
ミノルタ含めてAマウントで24,28,50,70-200と
フルサイズ対応のレンズがあるので、これを生かしたい…と。
もう一つは一番新しいミノルタAF一眼レフなこと。
手持ちに超音波モーター駆動のレンズが2本ありまして
せっかくのAF・Aマウント、できるならAFでサクサク使いたかったのです。
あと一つは操作がほとんど分かっていること。
細かいところはともかく、基本操作部分はA2とかα700/900などと
ほとんど同じでとっつきやすかったというのがあります。
なかなか良い出物に会えなかったのですが、
ひょいと良品が出てきてくれまして、
今回のお輿入れとなりました。
実はα-7はグリップ・ゴム部に経年劣化によるべたつきが出ているものが多く、
また酷使されたものが多いのか状態が悪いものが多かったのですが、
この機体はメーカー(というか委託先のKenkoさん)でそのあたりを全て修繕し、
各部分解点検・清掃が施された機体でした。
シャッターボタン、上部フィルムカウンターLCD、背面カバー・ラバーは交換。
AE、AFも再調整。
ファインダーも点検、ごみチェックがなされてピカピカになっています。
おかげで外観はピカピカ。新品みたいです。
グリップ部のセンサーにちょっと色落ちがありますけど
それ以外は目立った汚れや傷もありません。
しかもその点検修理、なされたのは今年の1月後半です。
前のオーナーさんが手向けとして行ったのか、
買取先が新しいオーナーが見つかりやすいように気を使ったのか…。
どちらにしてもありがたい思い入れやカメラに対する優しさを感じて
背筋が伸びる思いです。
実は状態に関わらず、入手したらメンテナンスに預けるつもりでした。
経年劣化などで本来の性能が出せないカメラではかわいそう…と思いますし、
自分で見れない分はプロに診てもらおうと…。
でもその手間は以前に関わった人のおかげで無用になりました。
このカメラは他の人の愛情も受けたカメラであると思います。
心して使いたく思います。
以下は到着記念写真です(笑)
レンズ無しの写真です。
AF28mmF2との組み合わせ。
これは最近特にお気に入りなので
一番最初の写真はこれで撮りたいです(笑)
背面です。
デジタル化を視野に入れて作られた…と言われるだけあって
α-7DigitalやA700にそっくりです(^^;)
α-7ですので当然SSMレンズも駆動できます。
シグマ50mmも当然AFでサクサク使えます。
(こっちは正確にはHSMですけど)
シグマ50mmは大きいので置くと後に傾いてしまいます(^^;)
とりあえずカメラ師匠の友人に購入を真っ先に報告しました。
そうしたら「よし、こんど撮影行くぞ」とのこと。
こちらこそ楽しみにしております。
フィルムの一眼レフは初めてのへたれです、お手柔らかに(笑)
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