12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

防寒装備

2007年09月15日 07時18分44秒 | Weblog

 登山用防寒装備は、遥か昔に廃棄してしまった。
現在使用しているのは、冬場バイクに乗るとき着用する物のみである。
これでも-10度C程度なら十分に耐えられる性能がある。

夏とはいえ3500mの高地である、単純に計算すると平地から20度Cくらい気温が低い、更に雪や雨や強風下では条件が厳しくなる。
それ故装備の選定には随分気を配った。
最初に、-10度用と0度用の二種類の防寒装備をスーツケースに入れた。

スイスの一般気象情報はドイツ語・フランス語・イタリア語のみ英語版は存在しない。しかし山岳気象情報には英語版もある、内容は日本より数段進んでいるようであった。

出発1週間前の調べでは、ユングフラウヨッホの気温-7度C・雪、3日前の調べでは-4度C・曇り雪、結局、数時間の滞在なので0度C程度の防寒装備のみとした。
早速-10度C以下用の防寒装備をスーツケースから取り出した、これでスーツケースはゆったりとし余裕たっぷりとなった。

現地では、頂上施設の殆んどが、地下に設けられているため随分暖かかった。
日本の3月頃の衣服で十分だった。
氷の彫刻を展示しているアイスパレスという箇所の見物を取り止めて、皆さんとは逆の方向に進み「ゲレンデ」に出てみた。

         

 明るい太陽が燦燦と輝き澄んだ空気と広々とした雪原の光景を楽しんだ。 スキーや雪歩きを楽しむために沢山の人達が、遥かかなたを歩いていくのが見えた。

通常の観光道路では、急斜面も無ければクレバスも無さそうである、比較的緩やかな上り道を数キロたどれば尾根にでる、遥か北の方角が見えるのであろう。

こんなゆったりした山登りなら小生のようなシルバーエイジでも十分楽しめそうだなと思った。 急いで帰るのが残念だった。