ドイツの映画「陽だまりハウスでマラソンを」をやっと観てきた
高齢者おしどり夫婦、主人公は夫のパウエルで妻のマーゴが病気になった
世話が十分にできない娘のすすめもあって施設に入った
そこを死に場所と決めてただ時の過ぎるままに生きている人たちをみて...
元メルボルンオリンピックのマラソン優勝者で元気なパウエルは耐えられない
パウエルの言動が施設内では変人扱いを受けトラブルを繰り返した
そんなパウエルが「目標はベルリン・マラソン完走」と宣言し練習を始めた
妻のマーゴもサポートを始め、いつしか施設内にパウエルの応援団ができた
ところが大会の寸前になりマーゴが倒れて亡くなった
動揺したパウエルは「老人性うつ」と診断され施設内に閉じ込められた
しかし入居者の応援もあって大会に出場し見事ベルリンマラソンを完走した
走っているパウエルの姿に自分が重なって泣けて泣けて・・・
「人生の最終章に足を踏み入れたとき、人はどうして生きるのか」という
高齢者問題や介護事情を盛り込んだ映画だったが、パウエルのチャレンジが
多くのドイツの人たちに夢や希望を与えたと絶賛されたという
「年齢を言い訳にしてはならない」と常に思っているが映画を見て
さらに強く思った
後期高齢者になったランさんも新しいスタートを切ったばかり
だからこの映画はどうしても観ておきたかったし勇気をもらった
「フルマラソンの完走」という夢をさらに強く意識した
スタート台に立たないとことは運ばない。
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