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恐ろしい現実、原発、俺たちモルモット。

2011-08-17 21:27:51 | ひとりごと

ゆうべ朝日新聞の夕刊を見ていてこの活字が目をかたまらせた

 被爆制限いっぱいまで働いた■がん心配結婚は無理
 原発 俺たちモルモット

 福島 苦悩の東電寮生



やっぱりそうか、恐れていたことが現実に!

東電福島原発でいまなお事故処理に従事している従業員が
原発から5キロ離れた独身寮にいた時の管理人夫婦と連絡
をとり続けているそうで「俺たちモルモット」と悲痛な電
話を夫婦の避難先の愛媛県までしてくるそうで、それを聞
くと涙が出るという

「もう俺(放射線被ばく量の)制限いっぱいまでは働いた」
「なんとか(事故)止めるためにやらなきゃいけないけど、
 ある意味モルモットだね」

「いつ、がんになるか分からないから、結婚は相談所に
 行っても無理だね」と言われたときは言葉がでなかった。

「将来のある子たちなのに不憫で」と夫妻はいう

11日の震災当日、5キロしか離れていない寮生に対する
避難指示も適格ではなくて二転三転したようだ

京都の大文字送り火の件で、陸前高田市の被災松を薪に使う
計画が一部の市民の反対で、それも二転三転、結局中止して
千葉県の成田山新勝寺に送られることになったそうだ



京大の専門家が意識が過剰すぎて危険な数値ではないと言う
のに、反対する人がいるということは、先日から何度も書い
ているが、被災地、とくに原発に近い地域に住んでいた人達
対しておのずから差別意識をもっているということだろう

ヒロシマの被爆者、とくに女性は、被爆したと分かれば結婚
はできないと言われ続け差別を受けてきたことを知っている
子供のころからその話はいつも耳にして子供心にもひどいと
思った

この東電原発で働いている若者が、結婚相談所でそこまでも
はっきり言われたのなら人生に夢や希望など持てるはずがない

なぜ、こんなにまで、無理をさせる!
家族がいない独身者だからというのか!

自ら立ち上がったシニア原発隊のその後はどうなっている?

だんだんと現場で働く人たちのことは忘れられていく
完全解決までこれから何年、いや、何十年もかかるだろうに!

どうするんだ!
と言ったとて、なんにもならんな!



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