(事務所から新大阪駅の夕暮れ、新幹線、小林&江川の広告塔)
午後、来月初めの○長さんの勉強会の打ち合わせで
市内の高層合同庁舎にある○事院を訪ねた。
ここは、以前から入庁のチェックが厳しいところだが
久しぶりに訪ねた今日は、さらに徹底していた。
入口までの広い通路の玄関10メートル前のところで
入庁の用件を聞かれる。
ドアを入ると三重にガードマンが立っていて
また、行き先をたずねられ
受付へすすむように指示をされる。
受付では、名前と行き先と用件を聞かれて
「自分」が何者であるかを盛んに尋ねられる。
それがすむと、やっとカードに記入させられる。
訪問先の担当者を組織図で確認し
本人に電話を入れて
こちらの申し出たことと照合をして名札を渡され
やっと○階の部署へ。
事前に、担当者から受付には連絡が入れてあったそうだが
そこまで徹底してやっていた。
この庁舎には
○察庁が入っているために
部外者には特にセキュリティ上のチェックを
きちんとやっているのだろう。
それにしても受付で人が重なると時間が
かかってしまうので大変だ。
民間でも受付でチェックを行うところが増えているので
特別なこととは思わないが
それにしても時代は変ったものだ。
一昔前なら
知り合いの会社の近くに行くことがあると
ちょっと近くまできたからと
ぶらりと立ち寄ることもできた。
いまはとんでもないことだ。
昼食時間のオフィス街は首からカードをぶらさげた
ビジネスマンでいっぱいだ。
あれを見ていると
昔、飼っていた犬の首をにつけた鑑札を思い出す。
どこに行っても自分を証明することが求められる時代。
組織に所属しないでここまで生きてきた人間だから
いつも自分を証明することには慣れてはいるものの
改めて
「自分の証明書」
を作成するとしたら、どんなものを作るか・・
ふと、そんなことを感じながら戻ってきた。
新入社員のころは、名前を覚えてもらうために
小さな名札を安全ピンで胸に留めていましたが
いつの間にかなくなってしまいました。
去年、わが社もプライバシーマーク取得のために
全員が名札を下げることになりました。
そういえば、会社の近くのマンションの管理人さんも、朝、小学生の通学の警備に立つボランティアの人もつけていますよ。
本人確認法が施行されてから金融機関や役所などの窓口で、本人であることを証明できる資料の提出を求められるケースがずいぶん増えました。
また、個人情報保護法が施行されてからは地上のいろんな場所のみならずネット上でもセキュリティーチェックが厳しくなりました。
ギスギスしていると感じたり面倒に思うこともあるのですが、これも、善良な市民をなりすましや振り込め詐欺などの犯罪から守るためであり仕方ありません。
ペーパードライバーの妻の運転免許証は、本来の免許のあかしではなく本人確認資料としての機能を存分に発揮しており、妻は、「もう運転することはないだろうけど、免許証は手放せないわ」と言っております。
時々、電車の中までつけている人もいますが、あれ、家に入れてもらうのに使うのでしょうか?そのうち、たけちゃんさんのちょいと帰り道&寄り道先にも名札つけて・・・オフィス街のビルのエレベーターに乗ると肩身がせまいんですよ。首から名札がついてませんとよそ者、何者とみんなの視線を感じましてね。
m-familyさん、こんにちは
セキュリティ上、大事なことだと思います。
うちのマンションは、八個所、カメラをつけており、絶対にカメラの目をくぐり抜けられないようにしています。ただ、わが家は、玄関がカメラ目線にあり24時間、完璧に監視されています。導入するのにも様々な意見があって・・・私が理事長をしていた余年前に導入したのですが。
まず免許の提示を求められますね。私は免許を持っていませんので「保険証」しかありませんが、いつも携帯しているわけではありませんので困ることがあります。昔は、「米穀通帳」でした。
まあ、そういうことは、形さえあればいいのですが、自分自身を証明する・・・私のような無所属人間は、名刺はただの個人名、組織名が助けてくれるわけでもなく、名刺交換をしても、相手によっては、ぞんざいな扱いを受けますね。こちらが仕事を依頼されて行っても受付で、失礼な対応をされるのは悔しいです。
そんな時は、無名でも有名会社の名前がほしいですよ。