中の島の大阪市立東洋陶磁美術館開館25周年記念の特別
展「安宅英一の眼・安宅コレクション美の求道者」に午後から
行ってきた。
安宅コレクションは、かって商社安宅産業が事業の一環として
当時の経営者、安宅英一氏が中心となり収集した1000点に
およぶ東洋陶磁のコレクションを、母体の安宅産業が伊藤忠に
合併されたために、コレクションは住友グループを経て大阪市に
寄贈され、大阪市はこれを受けて東洋陶磁美術館を開館した。
今回は、かってない規模で2点の国宝と12の重要文化財をは
じめ 多くの初公開作品を公開して話題になっている。
今日も広島から来たというグループもいた。
約2時間半をかけてみてきたが
陶磁器のもつ独特の艶やかな光沢と
背景にある作者の深い思い
すばらしい技術
そして、その文化を遺産として集め、高める人がいて
後世のわれわれが、時代を超えて、その文化に触れ
価値を共有することができるんだなあ・・・
と、安宅英一氏の美の求道者としての芽と
コレクターとしての執念みたいなものを感じた。
この展覧会、今月末までやっている。
来月13日から12月16日まで東京で
来年1月から、福岡、金沢の順で開催されるそうだ。
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