龍体力学覚え書き

中央競馬メインレース雑感・ジョギング日誌・夢日記・読書備忘録、アレルギー持ちのぼやき、その他諸々

採血名人

2016-10-28 12:55:38 | days
午後からは雨予報。自ずと朝のうちにひとっ走りしておきたいところだったが、血抜きにいくことになっていたので馴染みの病院へ(といっても、普通の内科症状でもう30年は病院にかかったことがないから、もっぱら血抜きに利用しているだけ)。

去年は医師直々に血を抜かれたが、今回は既に何度も抜いてもらっている年齢不詳の看護師さんが対応してくれた(昨年は彼女が休みだったのだ)。

敢えて言えば、彼女に血抜きをしてもらいたいがためにこの病院に行っているとも言える。

最初は、ほぼ無痛で採血してくれたことに瞠目して、凄い名人がいるがな!と強く印象に残った。その翌年は、前年に一度採血をされただけの仲でありながら、ほんの数十秒間に世間話(この時は株の話だったかな?)に花が咲いてこれまた深く印象に残り、そんな感じが何年か続いた。

でもって今年。おそらく1分にも満たない採血時の話題は関節のネタ。身長が数ミリ縮んだ事を受けて、背骨の間の関節がどうしても加齢とともに・・・という展開。

お互いしゃべるしゃべる。

自分が呼ばれる前に、何人もジジババガキニーチャンネーチャンが採血室に入っていったが、室内からこんな感じで話が弾んでいる気配はなかった(と思っているのだが、自意識過剰ですな)から、とめどなく朗らかなお話好きの看護師さんというわけでもないと思われる(普通に明るい印象は受ける)。

そうしてなんだか知らないけれども会話しているうちに、無意識同士がコミュニケートしたがってるんだと気付いた。

今までのデータを振り返ると、こういう相手とだいたい10年に1人くらい遭遇する。あの人とあの人とあの人・・・と、すぐに顔と名前が想起できる。

だがよくよく考えたら、この採血名人さんのお名前は知らないままだ。名札が付いていたっけ?、それさえもチェックしていないのだから、よほど血抜きの際に話すことでもって満足しちゃってる。

まあ彼女は血抜き名人のまま、良い印象のままぎゅっと良い思い出にしておこう。それがきっとお互いのため。
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