龍体力学覚え書き

中央競馬メインレース雑感・ジョギング日誌・夢日記・読書備忘録、アレルギー持ちのぼやき、その他諸々

国宝松江城マラソン2019(その2)

2019-12-06 21:48:57 | marathon
中間点を過ぎてしばらくすると、ベタ踏み坂とかいう悪夢のような長い急坂のある大きな橋が右手の視界に入った。あれがコースに組み込まれていたらと思うとゾッとする光景だ。

その先あたりだっただろうか?

応援が途切れがちな地域で、ボランティアの女性とその娘さんがコースの左手にいて声援を送ってくれたのだが、このお二方がなかなかの美人母娘で印象に残った。もちろん10km過ぎと12km過ぎあたりに立て続けに島根美人予備軍が5、6人ずつ並んでいたのも、前半の坂を苦もなく通過できた要因だっただろう。心憎い配置と言えた。

そうして25km、やがて30km・・・。そろそろ脚に来るか?、今にもくるか?・・・と身構えるのだが、全然余裕がある。こりゃあ35km手前の坂まで何とかなりそう・・・と思いつつ坂が始まる。

ここまで来ての上りでも、恨み言を言いたくなるまで追いこまれず。淡々と上っていける不思議。

太陽が出ていなくて涼しく、向かい風がないという気象条件がどれほど楽なのか・・・。とにかくそういうことだろう。

折返しを含む急激なアップダウンもあったりするが、さすがにこれで終わりだろう?・・・と思えた38kmあたりから、ズームフライフライニットの先のプレートを利用する気分で、歩幅を広げてペースアップ。

先月のぐんまマラソンの時には、それまでの「間延びインチキストライド走法もどき」に疲れたので、30km過ぎからピッチ気味にフォームを変えたが、今回は「間延びインチキストライド走法もどき」のまま35kmも過ぎてしまい、最後の坂も抜けたと思えたところで、このまま行っちゃえ!となった。

ところが途中で1ヶ所アップダウンがまだ残っていたのは誤算。ラスト5kmを全部キロ5切り(と言ったところでせいぜい4:55/km前後)で行く目算が崩れるも、途中からは3時間50分を切れそうな計算が成り立ったため、全力まではいかなくともそこそこ「根性」で走った。

足底の着地位置やフォームなんざ度外視。

もしかすると、こんなに条件がよく走れることなんてもうそうそうなくて、生涯ベストタイムになるかもしれんな・・・なんて感じながらゴールした。

ゴール付近にいた嫁さん曰く、人のこと(嫁さんの存在)に一向に気付かず随分ニヤニヤしていたそうだ。

エイド利用は給水2度(水美味)。みかんゲットのため1度の合計3回。皮付きみかんで漢方薬の陳皮効果を狙うつもりが、口に放り込むとゴワゴワしており皮はさすがに辛かった。

それでもラスト間際のみかんの補給のおかげで、忍ばせていたお約束の「メイタン・ゴールド」に手を伸ばすことなく済んでしまった。ビタミンCはかくも偉大なり。


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