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中学最後のスクールカウンセリング
お話を聞いてて
心に残ったことがある。
“わかってもらいにくい子どもがいる”
長女はそういうタイプなのでは…
ということ。
それをふまえて、進学先で
伝えておいた方がいいこと等
アドバイスをもらった。
本来やるべきことが出来なくて
そこには何かしらの事情がある場合。
身体症状が出ているのに
その不調の理由がハッキリしない。
明らかなイジメだとか
誰もがよく知る病気の症状
などであれば、理由もわかりやすい。
けれど本人も
意識の底にあることなので
説明しようがないし、
親もそれが分からない。
自分から積極的に訴えることもなく
指摘されても反応が薄いと、
なまけ、気持ちの弱さなど
誤解されることもある。
この9ヶ月間、カウンセリングで
毎回1時間くらいかけて話し合ってきて
やっと理由のようなものが
見えてきたくらいのもので。
それでも確かな答えではない。
そういうもの…なのかもしれない。
身体と心と絡み合うものを
謎解きのように
ひとつ、またひとつ
ゆっくり解いて
また絡まって
気の遠くなるような作業。
ただ、周りのスピードは速く一律で
とてもそれについていけるような
状態ではなかったと思う。
子どものペースを大事にと思っていても
焦らずにはいられないもの。
時には
◯◯できないと こうなってしまう…と
悪い結果で脅すような言い方を
親でさえしていたから。
そのことが更に悪い方へと
向かわせていたことも
あったかもしれない。
たぶんこれからも
言ってしまうことはあるだろう。
学校に行くのは当たり前
部活に行くのも当たり前。
誰でもたぶんそう思う。
行かなくてもいい、
という発想ができなければ
また同じように言ってしまう。
それくらい難しいことなのだと思う。
ただ、そのことを
自覚しておくだけでも
少しはマシだろう。
9ヶ月にわたって
カウンセリング室に通っていたので
自分も何だか卒業する気分。
お世話になったなぁと
しみじみした気持ちになった。
4月からの様子を見て
病院やカウンセリングをどうするか
いくつか方向を示してくれたので、
それは少し安心できた。
また新たなところで、
これまでの説明をして
わかってもらわなければ…
という不安はある。
毎日、記録はつけてきたので
どういう時にどんな状態だったか、
その頻度とか…
参考になるものはあるし。
手探りで解いてきた過程も
無駄ではないと思う。
自分の方もあわせて
地道に少しずつでも
進めていけるようにしたい。