月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

2/26 青年団+第12言語演劇スタジオ 「新・冒険王」

2016-03-03 23:44:14 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等


2/26
青年団+第12言語演劇スタジオ
「新・冒険王」

次女と観劇

字幕あり。
日本語 韓国語 英語が飛びかう舞台。
しかも同時多発なセリフもあって
全部を聞き取るのは難しい。

二段ベッドがいくつも並んだ
宿の一室に
次々 人がやってくるわ
話が盛り上がってるわ(笑)。

でも、時々 人が少なくなって
交わされる言葉や間に
ハッとさせられることもあった。


国や立場が違うことで
同じことでも
見方が違ってくるのだなと思った。

会話の中には
国同士の昔の歴史が出てくる。
あまり知らないこと、
知っていても
人と語れるだけのものが
自分には無いなと痛感する。

そんな場を
あまり経験してこなかったし、
これまでの教育の場でも
それは同じだったかもしれない。


戦争、集団殺戮…
災害など世界の重大事件から
記憶に残るサッカーの試合まで
様々な出来事と
その見方の違いについて
色々考えさせられた。

………………

後で次女が話していたのは、
こういう国だよねと
決めつけたらダメやな
ということ。
確かにそう言われてみれば
出てきた人、同じ国の出身でも
随分違っていた。
同じ国の歴史が背景にあっても
考え方は一人一人違っていそう。

それから
冒険王というタイトルから
色々な場所へと
旅する話かと思っていたが、
場面はずっと宿の一室だったので
意外だったようだ。
冒険中のひと休みの場なのかなと。

でもあの部屋の中で
色々な話が飛び交い
知らない世界を垣間見たので、
見ている私にとっては
ひとつの冒険のようでもあった。

同じものの中に居ることは
安全で不安を感じることもない。
けれどあえて 違うものに触れることで
悩むことはあるけれど
ひとつ世界が広がるように思う。

ハラハラするけど冒険は大事かも。
でも最近では、
普通に生きてるだけでも
ハラハラするが多くて(笑)。
ささいなことでも
未知なる事は まだいくらでも
身の回りに転がっているようだ。



次女が印象に残ったのは
外国人の話し方だとか。
私たち日本人は独特の言い回しをする。
セリフの中で、
外国人との違いを感じたようだ。

アルメニア系アメリカ人の
女の人の話し方が
いいなと思ったのだと。

ズバッとした言い方。
率直で、ストレート
ということだろうか。
ちょっと圧倒されたと。

普段、身の回りでは
あんな言い方をしない。
どこか遠回しに言うことが多い。
それがいい時もあるけど
何だかすっきりしない時もあると。

大人もそうだよと同感。
何がいいのか分からないけど
話すにしろ聞くにしろ
うまく使いこなせたらいいな。
そんな話をした。


個人的に心に残った場面は
あの時、どこで何してた?
というくだり。
阪神淡路大震災の話が出てきたから。

口ずさんでいた歌が
それにまつわる歌だと知らず
その話を聞き
涙が止まらなかった。
満月の夕(ゆうべ)という歌。

私はあの時、神戸にいて
空を見ると灰が降っていた。
坂の下の方で燃えた灰が
上まで舞い上がってくるなんて。

あの夜、満月だったのか?
止まらない火の手を気にしつつ
眠りについたことが思い出された。

時が経つのは早いもの。
あの時を振り返り
これからも
まだ知らないことへと
足を進めていかなきゃなと思った。
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2/28 高松アーティスト・イン・レジデンス2015 F's Company PRESENTS 商店街劇場

2016-03-03 14:47:23 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等


2/28
高松アーティスト・イン・レジデンス2015
F's Company PRESENTS
商店街劇場
「Shopping Street Story」
~田町・トキワ街・南新町~

17時の回 観劇

商店街の一角で
小さな舞台、1公演に短編3つ。
ふらりと入って
初めて演劇を観る人も
楽しめそうな感じだった。


商店街や、
そのお店の人にまつわるお話
おもしろかった。
初めて知るお店もあったけれど
親しみが持てた。

お店の地図を見て
その辺りを通って見ていたので
より想像も膨らんだ。

なかなか知らない店だと
入りづらいこともあるけれど、
一歩入るきっかけにもなりそう。

ものを買うだけなら
郊外の大型店や
それこそネットショッピングなら
はやくて手間いらず。

けれど、
それだけではないものが
商店街にはあるのかもしれない。


自分の身の回りを振り返ると、
少なくなってきているけれど
昔のお店の記憶や
今もある繋がりが思い出される。

祖父母の家でいた子どもの頃は、
クーラーのある電器屋で涼んだり(笑)、
近所でボヤが起きた時には
離れたお店に預けられて
お絵描きしながら
待たせてもらったり。

呉服屋さんは
親の代からお世話になって、
子どもの着物を買ったり、
喪服など着た後は
お手入れをお願いしたり。

物と一緒に
それを扱う人の顔が思い浮かぶ。


今回の作品になった
お店のほとんどは知らなかったけれど

町や物や人や…
みんな同じように
整って見えるけど、
ひとつひとつ違って
それぞれに物語があるんだろうなと
思えたことが嬉しかった。


ちょうど公演中ということもあってか、
街中を歩いていると
そこここで
演劇関係の知り合いに会い(笑)
一緒にいた次女も驚いていた。


公演後に外でいると
四国新聞の方がいて感想を聞かれた。
他にもいろいろ
お客さんの反応を
取材されているのだろうか。

先日、この公演の記事が
出ていたそうだけど
また、あるのかな?
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3月2日(水)のつぶやき

2016-03-03 05:20:33 | 日記等 未分類

+【うちご飯(義父)3/1】餃子、サラダ、佃煮、卵わかめ汁/★長女 休、朝起きご飯後寝て/★朝 幼…防犯親子教室/★長女、低血圧の薬切れたままで、今日病院行く予定が…本人が大丈夫と?延期。昼からは先日の件で電話何件かあって遅くなり pic.twitter.com/MdB7sK9ijv


3/1★防犯親子就学前教室
パペットでお話
不審者に声かけられた時どう言うか?
防犯替え歌
防犯ブザーの取り付け位置
通学路チェック
(一緒に歩く/時間帯を変えて/雨の日も)
など
親→護身術の練習


また、始まって。今日は義父に応援を頼んだ。わめきだしそうなところを なんとか正気を保ってる。


谷があって山があってまた谷で…今、平地にたどりついた。何かして転げ落ちたりするたびに、時間と手間が必要なんだ。効率悪いけど、それでもこれでいかなきゃな。


+【うちご飯(義父)3/2】焼きそば/★長女 休み、あと少しあと少し、起きる時間を先延ばし…で具合が悪くなったので義父に部屋まで来てもらった。声かけの応援を頼む。昼まで家から出ていた。やっぱり気持ちを立て直すには場所を変えねば。 pic.twitter.com/6QwqMnEcUY


今回は衝動的に動くのは何とかやめられたので、それは良かった。三女の眼科も何とか行けたけど、気持ちの面では山や谷を繰り返して、何とか一日が終わってほっとする


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