月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

8月3日(水)のつぶやき

2016-08-04 04:43:11 | 日記等 未分類
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7/31 「海をわたるグラスホッパー」リトルウィング公演

2016-08-04 00:49:18 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等


7/31
サンポートホール高松
第1小ホールにて

パフォーマンスカンパニー
リトルウィング公演
ロックミュージカル
「海をわたるグラスホッパー」

次女 三女と観劇

********

虫たちの世界、
鮮やかな衣装とヘアメイクが素敵!
ダンスや歌や、
皆の動きが生き生きとして
見ているだけで楽しくなった。

そして、
人間の言葉が分かる
グラスホッパーのアダム。

そこから始まる色々なこと。
虫は痛みを感じない?
虫の目から見た人間。
当たり前に思っていた人間のことを
改めて考えさせられた。

何が幸せ、不幸せ?
良い悪いではないけれど。
虫の短い命。
シンプルで多くを望まず
疑問を抱かない生き方……など。

人間と虫と、違いはある。
でも同じようなところもある。
近ごろ、人間らしさを
失いかけた部分もあるような。

虫と思えば受け入れられることも、
なまじ人間だから
受け入れ難いこともある。
それでも、痛みや怖さを抱えても
その先の、自分が求めるものへ
進もうとするのは人間だから?

考えれば考えるほど
分からなくなった。
人間というもの。


そんな中
原発事故を思わせる事件。
そして虫たちにも迫る危機。

危険をおかして未知の場所へと
飛び立つグラスホッパーたち。

やむなく残された卵、
それを守るグラスホッパーもいて。
時を経て、あの時の卵が
どうなったのか分かった時、
胸が熱くなった。

未知の場所へ向かう勇気
危険を承知で留まる勇気、
どちらも凄い。

その先の結果がどうであれ
自分たちの決意のもとに
動いた姿に勇気づけられた。

どんな時でも
きっとできることがあるのだと。

………………
飛び立つグラスホッパーと共に
客席へと舞い飛んできた紙吹雪。

前の方の席にいたので特に
頭からかぶるような勢いで!

自分もその向かい風の只中に
居るような気持ちになった。
共に飛んでいるような心地だった。


次の回までに
出演者の皆さんも総出で
回収されていたのかな?
それは大変だと思うけれど
観ていた者にとっては
嬉しい演出だった。

8月の東京公演も
ぜひ成功されますように。

ますますパワーアップ
されますように!


以前舞台でご一緒させてもらった
メンバーの方々に久々に会えて、
次女も嬉しかったようだ。

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7/30 アートマネジメント公開講座 基礎講座#3

2016-08-04 00:38:04 | 参加★舞台 映画 WS等


7/30
四国学院大学
アートマネジメント公開講座
基礎講座 第3回
『地域における芸術劇場支援
―地域アーツカウンシルの役割―』

講師:杉浦幹男
(大阪市立大学都市研究プラザ特別研究員)

*******

地域で何ができるのか
気になるお話を色々聞けた。
気になったところを書いていたら
長くなってしまったけど、感想を。


⚫自分の地域がいかに評価されるものか
知らないことが多いとのこと。
そうかもしれない。
外に出したり、外の人が訪れたりして
その良さを知らされることがある。
同じ県内でも、知らないことは多い。
小さいけれどその土地ならではの
ものはあると思う。見つけたい。

⚫社会の問題、子どもの貧困や高齢化など色々あるが、文化を媒介にして互いに支え合う社会の在り方をどう作っていくか。
福祉的な問題は、多くの人の目に触れる
機会が少ないのではないだろうか。
その分、様々な分野が連携していけたら。


⚫沖縄の活動の紹介。その地域性から、
戦争や平和についての発信など。
戦争を体験した人が減っていく中、
伝えるために文化・芸術の力は
大きいと思った。当事者でなくても、
芸術文化活動を通して感じたり考えたり
理解していける部分はあると思うので。


⚫東京オリンピック・パラリンピックに向けて文化プログラムが始まっている。
地域に向けて文化庁の補助金等の支援。これからの4年はアーツカウンシルを
育成するチャンスとのこと。
地域内だけでなく、外の人も取り入れて
進んでいけたら。

⚫地域の中で文化的な価値を再発見していく。
すでにそこにあるけれど、
見えてないもの、あるだろうか。
あるはず。そういう考え方は
いいなと思う。人においても同じかも。
何も取り柄がないと思っていても、
それは見えてないだけで、
みんな何かの力を持っている。
そういう見方ができれば、
もっと生きやすくなるのでは。そんな
考え方や発想を生むための活動は、
たぶんどんな人にも必要なことかと。


⚫地域において残していくべきものは何か。残されることによって何が起こるのか。地域の愛着、地域内の交流、地域間での交流等。
自分自身、結婚して古い地縁団体に
入ることになったが、
残していくべきものについて
考えることが多い。
形だけでなく生きたものとして、
自分たちにとって必要なものとして、
どうあるべきなのか。
どうにも考えが及ばないことも沢山で、
身近な今後の課題でもある。

⚫大事なのは支援がある時だけではなく、それが終わった後も続けていくための仕組みをどう作っていくか。
続けていけるもの、仕組み、
やはり話し合うことからなのか。
そういう場が必要。

⚫その土地その土地で必要とされているものは違う。地域の社会的な問題が解決されるか。地域の人がやりたいことを実現していくコーディネーターが必要とされる。
悩み困る事はたぶんそれぞれ。
それでもその地域性があって、
それらに繋がる何かをどう見つけるか。
これには専門性が必要なのだろう。
長期的に取り組むことも。
なかなか自分の周りでは
話題に上がらない内容だけど、
身近に関わる問題だと思った。


*******

講座の後、懇親会に参加。
講師の方、県外の方、地元の方
色々なお話が聞けて良かった。

後半はほとんど
各地の美味しいもの話だったかも(笑)。
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