月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

4/4 『約束のネバーランド』原作を読む

2019-04-04 18:28:54 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等


4/4 約束のネバーランド原作を読む

『約束のネバーランド』遅ればせながら、次女から原作借りて読んでいる(貸していた友達からかえって来たということなので)。物語の中の子どもたち。大人が思うよりずっとたくましい。その潜在能力に驚かされる。

ふと集団の怖さと良さを思った。幼児教育の中で、思い知らさせたことがある。偏った大人の考えや価値観が集団に蔓延する。自分の大きな反省。しかしその逆もある。個での育ち以上に、集団の中での育ち合いが、全体を底上げするようなことも。大人一人が関わる限界を超えて、子ども同士の相乗効果。特別な賢い子、だけじゃない、意欲や自信や思いなど…人を動かす大きな力があることも。
物語の切迫した状況にあって、動き出す子どもたち。これは極端な世界どけど、現実に通じる要素はないだろうか。可能性を信じたくなる。

次女は初版でコミックを買っている。読んでいたであろう時期、家の大人達は大変な頃、私も谷底で、姉も同じ。次女は学校で、苦境にあって、この物語は何かの支えだったかもしれない。彼女がどんな思いでこれを読んでいたのか……それを思うと、今更だけど胸が痛くなる。結局次女はその頃、親に相談することはなかったから。

けれど諦めず、抗って、考えて、立ち回った次女の底力に感服。そして、窮地にあっても次女に手を貸してくれた子も存在したことに感謝。現実もある意味、命懸け。一見、目には見えない場所で闘っている子どもたちもいるだろう。立場や年齢や境遇は全く違うけど、それぞれの置かれた場所で懸命に生きる人たちを思い、胸が熱くなった。

これで最後と思った先にもきっと道がある。自分だけなら、諦めて楽になりたいと思うくらいの絶望の淵。けれどそれでは共倒れになってしまう仲間がいる。そして無念にも生を全うできなかった仲間の為にも、何とか踏みとどまりたいと思うのだろう。自分が生きることで得られるものがあると感じられれば、奮い立つことができる。少なくとも心動かされた物語には、そんな力や命が宿っているような気がする。
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4/3 約束のネバーランド最終回そして2期期待!

2019-04-04 18:23:29 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等



“ 自由って、なんて美しく、過酷なんだろう ”
それでもやっぱり壁の外を目指すんだろうな…真実を知ってしまったからには。
『約束のネバーランド』原作が始まって間もなく、これは凄いと推していた次女。主人公たちと同世代から数年を経た今、その年齢を越え、感慨深くアニメを観ていた。2期にも期待❗

子どもの力って凄い。何のために学び、心や体を育むのか。生き抜く力…幼児教育の視点からも、改めて考えさせられた。
そして大人となった自分にも、同じことを問うた。まだ自分にも出来ることがあると思わせてくれる。

自分にとっては『進撃の巨人』にも通じるところがある。生きたいと思わせてくれるストーリー。もう消えてなくなりたいと思う時にこそ思い出したい、この感覚。日常の中で、行き場なし!と思う瞬間、自分にとって現実の何かや誰かは命綱にはならない。きっと間に合わない。だから、この感覚をせっせと引き出しにためて、心に刻んでおくのだ。

物語や音楽や…いわゆる芸術から感じたり考えたりすること。それは有り得なく揺らぐ自分を時に支えてくれる。目にした時の感覚を心に刻むためにも、こうして文字にする作業がある。いざという時の、自分のために。一人でもできる、自分なりのやり方。
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4月3日(水)のつぶやき

2019-04-04 04:59:03 | 日記等 未分類
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