市民劇 丸亀ユートピアパラダイス
11/26(日) 無事終わりました!
関わって下さった皆さま、
本当にありがとうございました!
6/11の説明会から始まり
11/26の公演までの長い期間、
共に頑張ってきた皆さんと
友達になれたような気がします。
\\ ありがとう! 友達! / /
講演後、ホールでは
関係者が集まり
解散式を行いました。
関わった人、出演した人
一人一人の言葉を
聴くことができました。
────────
私も、
CAL.M(カーム)
丸亀市文化芸術推進サポーターの
メンバーとして、
今回の
演劇面のサポーターとして、
舞台の出演者として、
思いをお話させていただきました。
………………
思えば一年前の今頃は、
演劇面などの活動から
退くことを
皆さんにお伝えした頃。
家庭の事情、
自分自身の心理的事情などに
大きな変化もあり
公演などの発表を伴う活動が
難しいと思ったからです。
皆さんに
迷惑をかけるかもしれない。
そんな状態になった時、
自分自身が
( プライベートも含め )関係各所にて
頑張る方々と向き合う際、
心理的に追い詰められる
現実がある。
それを、
自分自身では解決できないので、
危険を避けるためにも
離れることが最善だと思いました。
そんな矢先、
カームが関わる
演劇公演を企画することが決まり、
さらに自分たちで市民劇を
することになりました。
正直、不安はありました。
けれど、
誰もが参加できるものにしたい
という考え方は共感できました。
仕事の事情、家庭の事情、
健康面での事情………
色々な背景を持っていても
参加できる演劇。
けれどそれは
簡単なことではありません。
ただ、
つねづね自分は
困難を抱える人に寄り添いたい
と考えていました。
そう考える自分にとって、
この演劇への参加は
必要なことではないか
とも思いました。
困難な部分を持つ自分も
参加していいのでは…
そんな自分だからこそ
参加しなくては…
そういう思いでの
スタートとなりました。
…………………
一からのスタート。
カームのメンバーには
色々な分野の人がいますが、
演劇の現場を熟知した人は少なく、
かくいう自分も
リードできるほどの
経験も知識もありません。
そんな中でも
話し合いを重ねつつ
何とか進めてきました。
参加者募集、
集まった人たちへの
ワークショップ、
稽古スタート、
そして公演本番に向けての
ラストスパート。
今できる
一番の舞台になったと思います。
皆さんの
楽しかった!という言葉、
最高の笑顔と涙、
胸にしみました。
楽しかったけれど、
楽しいばかりでなく
苦しいことも
難しいこともありました。
それは
技術面だけでなく、
稽古が進んでいく中で、
それぞれの事情や考え方など
色々違うからこそ
難しい面もあったと思います。
30人以上の人が関わる活動なら
当然ともいえるでしょう。
ある一定の進め方に沿って
個人個人が
それに合わせていく
やり方もあります。
その方が効率的ではあります。
ただ、それでは
現実的に難しい人もおり、
そういう人を受け入れがたい
状況になってしまいます。
今回の活動では
そうではないやり方を
模索してきました。
色々な課題はあったと思います。
けれど、
演目や内容、
稽古の進め方などを
工夫することで
不可能ではないとも思えました。
これはひとつの収穫です。
──────
収穫といえば
個人的な話になりますが…
うちの三女の参加も
そうでした。
稽古期間の途中から
見学に来ることもあり、
終盤では
朝からの稽古にも一緒に
行けました。
朝、起きれない三女にとって
これがどんなに大変なことか。
けれど、
市民劇が変わっていく
様子が楽しみ。
見たい。関わりたい。
そういう気持ちが
彼女を動かしたのだと思います。
そこで、
温かい言葉をかけてもらったり、
自分にも出来ることがあると
思えたことは、大きな収穫です。
親としても
そのような場があったこと、
ありがたく思っています。
……………
三女を誘ったことは、
実は私の 一つの
もくろみでもありました。
三女が
初対面の多くの人の輪に
参加者として最初から入るのは
少し抵抗があるかもしれない。
毎回稽古に出ることも。
なので、
がっつり参加者としてでなく、
私に付いてくる子どもとして
見学することを第一段階とする。
そのために、
稽古の様子など
折に触れては三女に話す。
行きたい気持ちが出てきたら
無理のない時間帯で少しずつ。
はしっこで座るだけの
見学も良し。
出かけることが楽しくなる。
稽古あとの買い物や
プチドライブもまた楽し。
そんな見学の中で、
何かしら発見したり
考えたりしたことを
私に話すようになったので、
それを何かのタイミングで
他のメンバーに伝える
きっかけを作る。
能動的参加へと繋げる。
…というものです。
稽古場では、
どんなことであっても
皆さんが
受け止めてくれたり
評価してくれるという
確信がありました。
受け止めてくれたことが
三女にとっての大きな喜びとなり、
次への意欲に繋がったように
思います。
この経験により
三女が今すぐ劇的に変わる
というものでは
ないかもしれませんが、
大切な積み重ねの
ひとつになったことは
間違いありません。
この
気が遠くなるような
積み重ねも、
これまでの数年間の
状況を振り返れば
確かな一歩だったと
思うからです。
やりたいこと
楽しいこと、
それは大きなチカラです。
決して
なまけてダラダラする
ことではないはず。
やりたいことなら
少しの困難にも向き合えそう。
それを越えれば
またやりたい気持ちが芽生え、
その先の困難にも
向き合うチカラになる。
いつか私が
いなくなったとしても、
そんなチカラさえあれば
子どもは
どんな世の中でも
生きていけると思っています。
それに繋がるようなことは、
まさしく
私のやりたいことのひとつです。
この企画に携わって下さった皆さま
観客として観て下さった皆さま
本当にありがとうございました!
追記😊🌈
三女は稽古の中で覚えた
〔丸亀踊り〕を
公演でもらったうちわを持ち、
家で楽しそうに踊っています。
今度は自分も舞台の上で
これを踊ってみたい、と。
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