さざんかのゆるゆる散歩

自宅の花、家の近くをゆるゆる歩いて見た花、植物園で見た花などを
載せて行きます。日常の出来事や思い出、経験なども。

遊歩道で散歩を楽しみました (桜と春の花)

2020-04-05 19:00:35 | みんなの花図鑑

先週の木曜日、4月2日、風は強かったけれど久しぶりの晴天でした。

以前も載せた野鳥観察舎横の遊歩道に行ってみたくなり、一人で出かけました。

古い観察舎が去年取り壊され、ことしの3月末まで横の遊歩道も閉鎖されていたのです。

今建物は再建中で、6月に完成する予定だそうです。

沢山写真を撮ったので長くなりますが、遊歩道をご一緒に散策される気分でご覧下さい。

 

駐車場に付いたら、おー、ソメイヨシノがまだ満開です。

      

 

さあ、遊歩道に入って歩きましょう。緑がいっぱいです。

       

足元の草むらにはフリージアが咲いています。

 

柵の左側は宮内庁のお狩場です。

 

アオキの花が満開です。

    

雌雄異株、これは雄株の雄花ですね。雄株だらけです。

やっと雌株が見つかりました。雌花に雄蕊はありません。

 

  

ヤマザクラですかね。

        

シャガの花

  

ヒメオドリコソウの群生が可愛い。

キヅタ

 

これが何イチゴか分からなくて、教えてgooで聞きました。

カジイチゴだそうです。

                   

シャクナゲも咲いていました。

 

足が痛くなって来たので引き返します。

散歩を楽しむ人がちらほらやって来ます。

右の宮内庁側は低くなっていて水があります

  

何かと思ったら、沢山の亀が日向ぼっこしていました。

白い柵が曲がっている辺りが駐車場です。

帰って来ました。右から2番目のが私の車、こだわりの「はなはな」ナンバーです。

まだ桜も見られて、足元には色んな花が咲いていて、大満足の散歩でした。

久しぶりに来てみた甲斐がありました。

 

長くなってしまいましたが、お散歩気分を味わって頂けたでしょうか。

   


ボタン、ボケ、モチノキ、ドウダン、ミツバツツジ (近所)

2020-04-03 20:31:11 | みんなの花図鑑

昨日は晴天でしたが風が強く、写真が撮り難くて困りました。

今日はうって変わって、穏やかなよいお日和です。

コロナ騒ぎで自粛、自粛で、家にいるか近所をうろうろするしかありません。

 

ボタン  (ボタン科 ボタン属) 中国原産の落葉低木

「ボタンは美しさを象徴する植物であり、古くから、さまざまな工芸品や絵画の意匠としても用いられています。また、美しい女性の容姿や立ち居振る舞いが、「立てば芍薬、座れば牡丹…」と形容されてきました。
ボタンは8世紀に、中国から薬用植物として渡来したといわれていますが、その後、観賞用にも栽培されるようになり、江戸時代には数多くの観賞用の園芸品種が生み出されました。今はシャクヤクを台木にして接ぎ木され、販売されています。」

近所でボタンが満開で驚きました。もうそんな季節でしょうか。

フェンスの間からレンズを差し入れて撮りました。大きな花が綺麗です。

                  

 

ボケ (バラ科 ボケ属) 落葉低木 中国原産

日本へは古く平安時代に渡来し、観賞用に栽培された帰化植物。庭木や盆栽、生け垣、切り花として観賞され、200を超える品種が栽培されています。

これは赤、白、ピンクと咲き分ける品種です。

 

        

   

あまりに密集して咲くので、写真で見ると目がくらくらしますね。

 

次は地味な花にしましょう。

モチノキ (モチノキ科 モチノキ属) 雌雄異株の常緑高木

刈り込みに強いことから公園、庭などに植栽される。 日本庭園には欠かせない植木であり、モッコク、モクセイとともに「庭木の三大名木」とされる。樹皮から鳥黐(トリモチ)を作ることができ、これが名前の由来となった。雌株には秋に赤い実が生る。

これは雄株ですね。雄蕊が4本見えます。昔からの名家のお庭に植えられていました。

                   

 

 

ドウダンツツジ (ツツジ科 ドウダンツツジ属)

「ドウダン」は、枝分かれしている様子が昔、夜間の明かりに用いた灯台(結び灯台)の脚部と似通っており、その「トウダイ」から転じたもの。 秋には真っ赤に紅葉する。

花は釣鐘状で可愛いですね。

 

     

 ミツバツツジ (ツツジ科 ツツジ属)

関東地方から近畿地方東部の太平洋側に分布し、主にやせた尾根や岩場、里山の雑木林などに生育する。他のミツバツツジ類の多くは雄しべが10本なのに対し、本種は5本。ツツジの仲間に中で一番早く咲く。花後、枝先に3枚の葉が出て来るのが名前の由来。

上品な薄紫の花が優雅です。マンションの入口に植えられていました。

 

この頃次々と花が咲いて来ますね。コロナ騒ぎさえ無ければ、一番楽しい季節のはずなのに。

 


カリンの花が咲きました ウンナンオウバイ、ツゲ、ヒサカキなど (近所)

2020-04-01 21:17:12 | みんなの花図鑑

今日は一日雨降りで、気温がずっと12℃という妙な日でした。

明日は晴れ間も出ますが、風が強いそうですので気を付けましょう。

この数日間に近所で撮った花木の写真を載せますのでご覧下さい。

 

そろそろカリンの花が咲くころだと思って見に行ったら、ぴったりでした。

カリン  (バラ科 カリン属)

花期は3月〜5月頃で、5枚の花弁からなる白やピンク色の花を咲かせる。葉は互生し倒卵形ないし楕円状卵形、長さ3〜8cm、先は尖り基部は円く、縁に細鋸歯がある。適湿地でよく育ち、耐寒性がある。 
成熟した果実は楕円形をしており黄色で大型、トリテルペン化合物による芳しい香りを放ち、収穫した果実を部屋に置くと部屋じゅうが香りで満たされるほどである。このため中国では「香木瓜」とも呼ばれる。
花・果実とも楽しめ、さらに樹皮・新緑・紅葉が非常に美しいため家庭果樹として最適である。語呂合わせで「金は貸すが借りない」の縁起を担ぎ庭の表にカリンを植え、裏にカシノキを植えると商売繁盛に良いとも言われる。

「 金は貸すが借りない」には笑えますね。可愛い花で大好きです。

        

             

カリンは長野県の諏訪特産の果物で、砂糖漬けにして売られています。

永和さんのコメントで思い出して、母が好きだったお菓子の写真を撮りました。

   

袋の裏の説明を見たら、なんとこれはカリンではなくてマルメロ!

諏訪地方ではマルメロをカリンと呼ぶなんて知りませんでした。紛らわしいですね~。

 

ウンナンオウバイ (モクセイ科 ソケイ属) 中国南西部に分布する常緑性低木

    

画像を追加します。

 

次は地味な花を二つ…

ツゲ (ツゲ科 ツゲ属) 常緑低木

主に西日本の暖かい地域に分布し、伝統的に細工物の材木として貴重とされる。日本の固有変種。 

    

先端の雌花の周りを雄花が取り巻いています。小さな花で、よく見ないと気付きません。

 

ヒサカキ  (モッコク科 ヒサカキ属)

葉は厚みがある革質で、表面はつやが強く丸い鋸葉がある。
花期は3月から4月、枝の下側に短くぶら下がるように多数咲く。花は白っぽいクリーム色で壺状で、強い芳香を放つ。果期は10-12月。 
本州、四国、九州、沖縄に分布する。目立たないが非常に数が多く照葉樹林ではどこの森にも生えている。
この植物の性的なシステムについては実はよくわかっていない。雌雄異株と図鑑に記されていることがあるが、実際には雄花と雌花の他に両性花があり、個々の株ではこのどれかだけをつけるものは多くないらしい。現時点ではその現象そのものが把握できておらず、仕組みなどは未だに不明。 

この↑と↓写真は雄花ですね。

    

これは違う場所の木です。ピンボケですが、雌花でしょうか?

 

ハナモモ ピンクと白の花の木が並んで咲いていました。

    

こうして色が混じることもあるのですね。

 

ご覧頂き有難うございました。