VIVA セレッソ大阪

僕の大好きなセレッソ大阪を中心とするサッカー観戦記

最終節に快勝し、ACL出場権獲得

2010-12-04 21:59:59 | セレッソ大阪
セレッソ大阪6-2ジュビロ磐田(キンチョウスタジアム)

『これまでセレッソ大阪は大事な試合を落とす勝負弱さを持っていたが、彼らは今日チームの歴史を変えることができました。』というクルピ監督の言葉を象徴する一日でした。
試合開始直後は、磐田の厳しいプレッシャーからペースをつかめませんでしたが、徐々にセレッソペースになります。24分磐田のミスパスをカットしたアドリアーノ選手がペナルティエリアでドリブル、乾選手とのワンツーで抜け出し、ゴールを決め先制します。29分には上本選手のロングパスに反応した清武選手がゴール前にクロス、アドリアーノ選手が足で合わせ追加点を奪います。前半40分くらいからミスパスでバタバタするものの2対0で折り返します。
後半山口選手を投入し、いつもの4-2-3-1にシステムを変更しますが、バイタルエリアを空ける場面が目立ち、49分にあっさり失点します。54分清武選手のロングパスに抜け出したアドリアーノ選手がゴールを決めハットトリックを達成します。しかし1分後にまたもあっさり失点し、スタジアムに嫌な雰囲気が漂います。しかし、59分左サイドのパス交換から、最後は家長選手のスルーパスに反応したアドリアーノ選手が4点目で再び突き放します。あとは87分にCKをアマラウ選手が決め、ロスタイム家長選手のスルーパスに播戸選手が抜け出しゴールとこれまでの肝心な試合を落としてきた歴史を塗り替えるような6対2の勝利でした。
鹿島が山形と引き分けたため、3位となりアジアチャンピンオンズリーグの出場権を獲得しました。いつも大一番に勝てませんでしたら、圧勝という結果を残したことはうれしいし、3位になった瞬間の選手とスタジアムの一体感はたまらなかったですね
来シーズンはACLとリーグ戦を戦う厳しいシーズンになります。クルピ監督のコメント『アジアの大会に出られるというのは、逆に今季以上に厳しい戦いになると予想しています。なぜなら、C大阪というチームは経済的基盤を考えると、決して裕福と言えるような、豊富な資金力のあるチームではない。選手に投資する金額も限られた中、やりくりしなければならず、厳しい部分もある。ただし、アジアでの戦いは、若い選手も含めて、自分たちの持っている力を存分にアジアに見せつけることができる。山口、黒木、永井、扇原など、7~8人若い選手が出番を待って来季に臨むことができる。私はそういう選手を勇気を持って起用できるし、彼らも勇気を持ってプレーしてくれるでしょう。そういったことも含めて、これからフロントの方と話していこうと思います』にあるように、限られた資金でどれだけ効率よく選手を揃えるかが鍵になるシーズンとなりそうです。