札幌1ー1セレッソ大阪＠札幌ドーム

アウエーの札幌戦はシュート数18対8、ボール支配率57%対43%と優位に進めながら、ドローに終わりました。

この試合は独特のサッカーをする札幌に対して、オスマル選手を３バックに入れる3ー4ー2ー１で挑みました。同じシステムでミラーゲームをしました。

５バックになって引くのではなく、出来るだけラインを上げていたこと、オスマル選手はDFながらパスを繋ぎ、時折ペナルティエリアまで上がるなどプレーが良かったことなど、いい材料もありました。

高木選手がGKと1対1になったシーン、杉本選手の決定的なシュート３本が決まらず、勝ち点３を逃したという感想です。

守備も失点したシーン以外は危なげなかっただけに残念です。

次節はホームで清水戦です。中断明け最初の試合で完敗しただけに、チーム状況がどれだけ改善しているのかがわかるいい機会になるでしょう。

今後も３バックを継続するかどうかについて、ユン ジョンファン監督は〈「今はケガ人も出ていまして、プレーできる状態の選手たちを最大限活用するために、このシステムを考えました。ただ守備だけを考えるのではなく、攻撃の活路も考えた上で、このシステムにしました。敢えて札幌に合わせてやったのではありません。今後、（４－４－２と）両方使えるようになれば、戦術の幅も広がると思いますし、これからもうまく使っていければと思います」〉と述べていますので、ずっとこのシステムで挑むわけではなさそうです。