前節で清武選手が負傷し、全治6週間のケガで離脱して苦しいセレッソでしたが、川崎に2-1で逆転勝利。川崎相手に2018シーズン以来のシーズンダブルを達成しました。
清武選手、原川選手、丸橋選手、山中選手を負傷で欠くセレッソは前節までの4-3-3から4-4-2でした。春に川崎のホームで対戦した時はセレッソの前線からのプレスがハマりました。しかし、川崎はアンカーの大島選手がいいポジションを取るため前線からのプレスからのショートカウンターでゴールを奪う、という形は作れませんでした。ブロックを作ってボールを奪うと川崎のディフェンスアインの裏へロングボールを蹴る形を狙っていたように思います。
前半はほとんど決定機がなく、後半も決定機が少なかったのですが、そのような試合展開でセレッソにゴールをもたらしたのはセットプレーでした。2点ともゴールから遠い位置で、通常は決まる位置ではないのですが、鈴木徳真選手のキックの精度の良さと事前の準備が実ったのかなと思いました。先制した負けると思った試合に勝利できてとてもうれしいです。
次節はアウェイで苦手の鹿島、次々節は首位の横浜と厳しい試合が続きますが、うまく選手を入れ替えながら乗り切ってほしいと願っています。