今シーズン3回目の白菜漬けが熟成の時を迎えている。
現在、二つの深皿に入れて冷蔵庫に保管し、毎日、少しずつ
食べている。
きれいに醗酵した白菜漬けのシャキシャキした歯応えと
口中に広がる独特の甘さは、とても白菜漬けルーキーの
作品とは信じられないほどだ。
自分で作ったものだけに感動もひとしおだ。
しかし、一々感動を口にしながら白菜漬けを口に運ぶ「長男」に
対し、家族の二人ほどが、「きもいんだけど」、「きも~い」などと、
心ない言葉を投げかけたこともあった。誰とは書かない。
「長男」としては、こうした家族の無理解が残念であることは
間違いないが、以前にも記した通り、「長男」のこの感動は、
家族にとっても決して無駄にはならないと確信している。
(終わり)
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春の柔らかい陽光を浴びながら、菜園の畝をクワで整備した。
昨夜はひょんなことから、親しい知人2人と馴染みの店を舞台に、
まるで学生時代にもどったかのような飲み方をしてしまった。
知人たちは、日々の仕事や人間関係に、「長男」以上に深い
ストレスを抱え込んでしまっているようだった。
「長男」自身は、さほどの量は飲んでいないが、最後にホルモン
焼きをつついて自転車で家に帰りついた時、時計の針は参時を
回っていた。
深酒けし過ぎた中年メタボには、菜園の作業がお似合いだ。
さいわい、3月に入ったばかりの日射しは、まだやさしい。土の
匂いに包まれながら軽く汗を流すと、身も心もよみがえるようだった。
3月の菜園いじりは、「長男」にとって一つの「癒し」なのだ。
(終わり)
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