岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

利尻岳登山(日本百名山87座目)その2

2019年08月18日 | 岳と登山

令和元年8月18日(晴れ)

漸く、お盆も終わった。来客対応でちょっと疲れたね。なので親戚、家族が帰るとどっと疲れるが来るね。しばらく、ダラーとしていたけど、怠けていられないので今日から百姓再開です。

今日も暑い。先ずは本宮圃場のグリーン絨毯を遣っ付けます。山から帰って来てから岳仁スペシャルを散布したらスベリヒューが枯れだしたので他の草も刈れるかと思ったら想定より草が遣っ付けられていなくて、仕方なく草刈り機で刈り上げてそれから株元の草を手取りしています。手取りが終わったら追肥して綺麗なねぎ畑にします。写真は一寸待ってください。

 では利尻山登山の続きです。

8合目ほどにある山小屋に到着(6時55分)です。3時間弱で到着ですけどコースタイムは4時間は甘すぎでしょ。中はガラガラで避難小屋ですね。

 

 

 

山小屋で着替えている人もいましたけど、自分は雨具を着たまま登ります。ガスが濃いね。小さな建物があります。トイレです。というか、携帯トイレ使用ブースです。この山はトイレが無いんですよね。スルーします。

 

 

一寸、雲が切れたりしていますが、完全に切れた訳ではありません。沓形分岐に来ました。その後はガレ場と崖でこの山にしては一寸危険個所ですが特に問題はありませんが風が強い日は危険ですね。頂上はもう直ぐです。

 

北峰頂上に到着(8時15分)です。自分のガイドブックではコースタイム5時間30分なので4時間15分はgoodjobでしょう。

 

ガスが切れ始めました。ローソク岩が見えたり見えなかったりを繰り返します。

 

南峰は危険ということで行きませんがここで百名山87座目コンプリートです。

 

奥に雲海でローソク岩が完全に見えました。大きいですね。雲が切れると皆から歓声が上がります。頂上には先に登った人達が雲が切れるのを待って2時間も居たという人もいました。執念ですね。

 

今回はここまでにします。次回は利尻山の下りの楽しい出来事を掲載します。

先日、地域の人が農業を辞めるということで田んぼ(30アール×3枚)を借りてほしいと言ってきました。自分は一人百姓なのでこれ以上、田んぼを増やすのは無理だと思うのでお断りしましたが、地域の主な農家さんにも掛け合ったらしいですが皆断られたと言ってました。小作料はいらないし、土地改良区費だけ払ってくれればよいと言ってましたし、メイン通りで圃場も30アールと広く、3枚まとまっているので条件は良いんだけどね。当地域では無理そうなので自分の知り合いの他地域の農家さんを紹介して上げました。

畑も無償で貸すので使ってほしいと言ってましたが、自分はこれ以上は管理出来ないしね。ただ、ビニールハウス(4間間口×12間 25mmパイプで積雪タイプ 築5年 状態は凄く良い)を無償でくれるというのは心動かされたね。撤去や再構築のノウハウも無いし、スキルも無いのでちょっと悩んでいる。良い構築業者さんを探せれば頂こうかなと思ってるけど難しいかな?

当地域では不耕作の圃場が増えてきているし、自分にも高齢者がチョクチョク田んぼを引き受けてくれないかという人も居たりして離農予備軍が凄く多い。水稲農業がコストが高すぎて収益率が低すぎるので中途半端な規模拡大は出来ないですね。

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利尻岳登山(日本百名山87座目)その1

2019年08月12日 | 岳と登山

令和元年8月12日(曇り)

猛暑が最近、暑さが落ち着きました。夜はべぐるしいことも無く窓を開けて寝ると朝方寒くなる。立秋だからね。

明日はお盆だからご先祖をお迎えするために自宅、仏壇やお墓を掃除したりと忙しい。農作業的には先週はネギの防除や土寄せ、畑周辺、田んぼは草刈りと一通りやりましたし、地域の共同作業もあって結構、忙しかった。更に本宮圃場が山行く前にお天気が悪くて除草剤散布出来ないまま出かけたら、帰ってきて見たら緑の絨毯でした。普通なら泣きが入るけど、自分的には特に問題視していないので、この草をどう遣っ付けようかと思案して、来週には綺麗に出来ると考えています。もちろん手取りはしませんけど、どう対処するでしょうか、お慰みです。それにしても見事な草ぼうぼうです。

 

では、暫し、ブログから離れていましたので、今日は今年の山旅の締めで利尻岳登山について揚げてみたいと思います。

登山日は7月21日です。20日は知床から400km以上の移動で完全移動日で利尻島の北麓の野営場にテントを設営しました。野営場の状況とか移動に関しては沢山の人と出会いがあったので別途、掲載します。

朝4時に一寸、薄暗かったけど、周りの人たちがドンドンスタートしていくんで自分もスタートしました。登山口は野営場の上部です。登山届はテントの設営申し込み時に強制的に書かされます。この件も別途掲載します。

ではスタート。

 

登山口から500m程行くと甘露泉水(日本百名水)に着きます。未だ、水を飲む段階ではありませんのでスルーして登っていきます。

 

 

30分程歩くと4合目 野鳥の森(4時30分)に着きました。未だ汗は搔きません。体が軽いし体調が良いので先行者を追い抜きます。

 

登山道は荒れていなくて歩き易いのですが狭いです。追い越すのもすれ違うのも難儀します。明るくなってきましたが曇り空です。

 

順調に5合目 雷鳥の道標(5時)に到着です。1合当たり30分の経過時間で計算しやすい。ただ、利尻島は雷鳥は居ないって観光協会の人が言ってましたけどね。

 

樹林帯を抜けて展望が出てきました。曇っていますが若干の展望はあります。

 

 

微かですが、鴛泊港が見えます。晴れてくれないかなと祈りながら登っていきます。

 

6合目 第一展望台(5時22分)到着です。スルーで這松の中を尾根歩きをします。お天気が良かったらなと思いながらルンルン歩きです。

 

第2展望台に到着(6時18分)です。ガスというか雲に突入していきます。行程的には半分以上来ました。

 

雲が雨雲だったようで雨になってきました。雨具を着ます。彼らは先行者です。このグリーンの雨具は偶然にも自分と同じモンベル製で色も同じで自分もこのようにここで着ました。

 

 

今回はここまでにします。まだ、急登も無いし、展望もほとんどないし、登山道も整備されているんでハイキングの感じで歩いてきました。

前2山では雨で1レフカメラが故障したんで今度はビニールの袋の他にカメラをタオルで包みました。精密機械にあんまり水分を侵入させると乾かしても錆等が発生していずれは故障してしまうので大事に扱わないといけません。

次回は頂上までを掲載します。

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羅臼岳登山(日本百名山86座目)その2

2019年08月07日 | 岳と登山

令和元年8月7日(晴れ)

今日も暑い。朝からねぎ畑の草掻きを管理機でやっていたんだけど、気温が高すぎることと、管理機のエンジンからの放熱と排気で余計に暑くてウェアも3回着替えたけど、とても我慢できず10時30分にはギブアップ!

午後からは市と土地改良区に同行して農地の巡回。その後、ものの見事に緑の絨毯状の本宮圃場に除草剤を散布し、さらにその後、ねぎ畑の土寄せをしました。もう暑すぎるので農作業は夕方作業で対処です。19時過ぎの薄暗くなるまでの作業です。

 

さて、羅臼登山 その2です。大沢の上りから始まります。岩場登りだけど大したことはありません。1の岩場、2の岩場というのがありますが問題なく上がっていきます。

 

 ガスに突入していきます。ガスだけでなく雲なので霧雨というか雨状態でまたずぶ濡れで上がっていきます。

 

何処が1の岩場か、2の岩場か判らず、只管、登っていきます。前後に登山者はいませんでしたね。

 

雲の中なので標識が頼りです。

 

羅臼平(8時16分)に到着です。周りがハイ松の高原でガスが無ければ景色が綺麗なんでしょうけど、残念です。写真はありませんが近くにヒグマが粘着しないようにフードシェルターがありました。改めてヒグマの生息地の真っただ中にいるんだと感じましたね。

 

ここは平らな登山道で歩きやすいね。高原歩きは楽しいんだけどな。

 

頂上直下に取り付きます。雪渓があってその縁を登っていきますが、道が滑りやすいし、雪渓も登る個所もあって一寸、緊張します。

 

雪渓から上は大きな岩場登りで、ここの登山道では一番の難所でした。岩も濡れて滑るし、岩が大きいので岩を渡るときに結構、隙間が大きくてポールを持っての上りは危険なのでポールはザックに入れます。他の登山者ともすれ違いましたがポールを片付けたほうが良いとアドバイスして上げました。途中にポールを置いて登った人もいましたね。

 

漸く、頂上(9時15分)です。今山旅、6座目で日本百名山86座目 コンプリートです。頂上は狭くて数人が居れる程度のスペースでしたが風が強くて立ち上がれない。ここも海ッ端の山なんで風が強いんですね。昨日の斜里岳を思い出します。先行者が1名いたので写真を取り合いましたがしゃがんで撮り合いました。写真を見ると怪しい格好で撮れていますし、帽子も風で飛ばされそうなので紐で固定したり、びしょ濡れで酷い顔なので晒せますんが一応証拠は確保しました。

 登頂後は、景色や遠望も無いのでとっとと下ります。人気のお山のようで登山者はどんどん、登ってきます。大沢を過ぎるとまた、お天気が良くなってオホーツク海が綺麗に見えてきます。本当に頂上付近だけ雲があっただけなので本当に残念です。

 本当に良い山だったし、登山道が頗る良かったし、羅臼平も凄く歩きやすかった。

次回は利尻岳登山ですよ。利尻島では人との出会いが凄かった。 

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羅臼岳登山(日本百名山86座目)その1

2019年08月06日 | 岳と登山

令和元年8月6日(晴れ)

今日も暑い。めちゃくちゃ暑い。外で息するのも辛いが一寸、農作業を頑張ってみました。

先週、除草剤を散布したねぎ畑が草がほとんど枯れたので草掻き等をして畝を綺麗にします。具合が悪くなったら直ぐ家に駆けこめるように先ずは家の脇から始めました。それ程熱いんですよね。多分、35度以上で猛暑だと思います。

管理機を掛ける前の畑はこんなものです。管理機を掛けるとこの様に綺麗になります。ネギが山旅前に雨続きで防除出来なかったのでアザミウマにやられていますがこの葉は出荷時(10月)には取り除く葉でこれから出て来る葉を綺麗に保てば良いねぎになります。

草掻き前(除草剤で草が大分見えなくなってます)      草掻き後 粗ほぼ綺麗

それでは羅臼登山について揚げます。登山日は7月19日です。

前夜は道の駅(ウトロ)で車中泊して朝、登山口に向かいます。朝ごはんや昼ごはんは道の駅の斜め向かいにコンビニがありますのでここで調達できます。下界はお天気が良いんだけど、山に雲がかかっています。嫌な予感がします。でも下界からの景色は綺麗です。1レフカメラは一晩乾燥させたら復活しました。

登山口は「ホテル地の涯」の裏手にある「木下小屋」脇からスタート(5時)です。ここで登山届を提出します。車は「ホテル地の涯」の駐車場に停めますが、ホテルのお客様優先と看板が出ていますので駐車場の端っこに止めます。気遣いのある人は道路に駐車していますが、こっちのほうが迷惑な気がします。木下小屋にも駐車場はありますが狭くて5台位しか停めるスペースが無いので小屋泊様なんでしょうね?

登山道は整備が行き届いていて歩きやすいし、歩いていても楽しい感じ。全体を通して良い登山道です。体の切れも良くなってきたので登山者をどんどん追い抜いていきます。

ここでも御幣がぶら下がっています。木下小屋の主(スキンヘッドの親父さん)が登るときに声をかけてきて、クマが出ているから気を付けてと言ってました。自分は最近、クマは出会いがしらしか怖くないという自分の考えで鈴は付けていません。熊が近くにいると獣臭がするし、歩く音がするのでその時は拍手したり、大声を揚げて自分の位置を知らせるんで問題ないでしょう。歩くたびにチンチンやカランカランと音がするのが嫌なんですよね。鈴の音が鳴ってると鳥のさえずりが消えるのも嫌なんですよ。

 

オホーツク展望台(5時40分)に着きました。ここはまだお天気が良いです。ここまでのコースタイムは1時間なので良いペースです。

 

前に登った人に聞いたら国後島が見えたと言ってましたが残念ながら見えません。

 

極楽平(6時34分)ですがここは登山道が良く整備されていて凄く歩きやすいです。登山道が角が取れて丸い石で整備してありますのでここまで海石を担ぎ上げて登山道整備に使っているなんて凄いなと思います。

 

仙人坂(6時59分)まで来ました。行程的に半分くらいですね。昨日のグジョッグジョの靴は斜里町のコインランドリーの靴乾燥機で1時間以上乾かしたんだけど完全に乾きませんでしたが、今日の歩きには問題はありません。 

 

銀冷水(7時47分)です。北海道では「エキノコックス病」が怖いので生水は飲みません。スルーします。ここではテントを張れるみたいですが、クマが出ているので怖いですよね。自分が下り切るときに大きなザックで登ってきた人がいたのでここで泊まるんでしょうね。 

 

大沢入口(8時15分)でここまでは本当に楽しい山歩きでした。これから雲に突入します。

 本当に羅臼岳は色んな登山者から聞くとここの登山道が歩き易くて好きだという人が多かったし、自分も楽しく歩きました。

しかし??この後に地獄が待っていました。この後は「その2」で掲載します。

今日も暑過ぎて体調を気遣いながら農作業をしていましたが、明日も晴れ予報で一寸、怖いけどねぎ畑で作業します。  

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斜里岳登山(日本百名山85座目)その2

2019年08月04日 | 岳と登山

令和元年8月5日(晴れ)

 今日も暑くてマッタリ。昨日、寄合で断酒を半年ぶりに解除してビールを飲んでみたら全く美味しくなくて苦くて嫌になった。350mlの缶ビールを飲んだ後はお茶を飲んでいた。今日、もう一回、試しに自宅で一寸、高いビールを飲んでみるもやはり苦くて嫌になった。本当に体質が変わったようです。酒が飲めないなんて体のどっか悪いのかな?今はお茶が一番おいしい。

 それでは斜里岳登山 その2です。

 熊見平から尾根筋かつ樹林帯を歩きますが、この時点で既に体中、びしょびしょでもう帰りたくなったけど、ここまで来て行くしかなかったので進みます。 

 

ガスってるので、高みが微かに見えるけど頂上っぽくないけど何処が頂上なんだろうか? 

 

何か、祠があります。ピークも見えますので頂上かなと思ったけど頂上ではありませんでした。ここから、一寸下ります。ここで1レフカメラが雨で濡れて回路が混線しているみたいで故障です。これ以降の写真は予備のコンデジになります。

 

登山道が岩場になってきました。頂上が近いのかな?風がすごく強い。下山者たちが口々に風が強いから気お付けてと言われていたんですが、ここまで強いとは思いませんでした。

 

 

 

ここは一寸した馬の背で風が沢を上がってきて凄く強い。ジェット気流と行っても強くて良いくらい飛ばされそうです。山でこんなに強い風は鳥海山以来2度目です。立ってられないくらい強い。単独の女の人は4つんばいになってます。

 

頂上が見えました。頂上には誰も居ません。証拠の写真も撮ってもらえないのでちょっと残念です。

 

頂上は広いけど標識がこれしかないので寂しいですね。お天気が良ければ食事したりしてマッタリできるんですが残念です。

 

 

では、証拠写真を撮りました。日本百名山 85座目 コンプリートです。景色も見えないし、風も強いのでとっとと下ります。

 

下りでは東京都から来た人と話をしながら途中まで下りましたが、ずーーと付いてくるので先に行っても良いというんだけど、先に行かない。若い人でしたけど新道を下ったので仕方なく熊見平らで振り切った。

登山口の駐車場でしばらく話したけど、新潟から小樽迄フェリーで来て北海道に入ったそうです。いろんな山を歩いているみたいで色々と話を聞かせてもらった。楽しかったね。

この山は、多分、凄く景色の良い山なんでしょうけど、残念ながらお天気が不順で修行登山になってしまった。見どころの無い記事で申し訳ないですが、終わりです。 

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