よっちゃんの独り言

日々の感想を独り言で発信しています

経済講演会へ

2016年03月18日 | 日記
個人投資家を対象とした経済講演会に出席した

今日の講師は「ケーズデンキ」の代表取締役会長兼CEOである加藤修一氏だった

ケーズデンキは水戸市で創業した

昨年末現在で沖縄、長崎、山口、広島、島根を除く全国に461店舗を持つ、巨大企業となった

一昨年北海道の稚内を旅したとき、目に飛び込んだ「ケーズデンキ」の看板


現会長の父が創業者で昭和22年水戸市において「加藤電気商会」としてスタートした

現在は息子である修一氏が会長兼CEOだ

本日の講演会で加藤氏は冒頭、今年の6月に行われる株主総会で代表取締役会長を辞任すると発言した


実は数日前の新聞でその情報を得ていたがまだ69歳だ、現役続行を望む声もあったが

加藤氏はキッパリと

「65歳を超えて社長はやらない、70歳を超えたら会長も止める、社内にそのようなルールを作らないと会社の存続はない」

今から30年程前、北関東戦争と言われ、「ヤマダ電機」「コジマ電気」とともに「安売り」で競い、生き抜いた自負を感じた


加藤氏が掲げてきた経営方針は「三位一体の方針」

これは「お客様」「お取引の皆様」「従業員」を指しその一つも欠けては会社の存続はない

さらに「無計画に実現なし」

無理して伸ばしてもその後に反動が来れば何にもならない、平らに伸ばすことが賢明

また「労働生産性を上げるためのローコストオペレーションの追及」だと


「がんばらない経営」「正しいことを確実に行う」「お客様第一のために大切なこと」

これらを念頭に「成長し続ける強い社会をめざしている」と


創業から70年、会長は熱弁をふるった

年齢を感じさせない会長のスタイルに感銘を受けた

もっともっと「水戸っぽ魂」を貫いてほしい

右肩上がりの株価はこの暴落時にもじっと安定を保っている