よっちゃんの独り言

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区長会視察研修に!

2018年10月26日 | 常陸大宮
当市の区長の任期は2年

1年目に親睦と研修を兼ね、主に県外への視察研修旅行が実施されている

今年は1年目とあって例年通り企画実施された

場所は群馬県高崎市にある群馬県鳥獣被害対策センターだ

イノシシ、シカ、クマ、サル、カラスなどの鳥獣被害を防止し野菜などを被害から守ろうと研究している施設だ

本市でも昨今、イノシシやハクビシンなどの被害が絶えず、対策の最前線を視察しようと区長会が計画した


参加した区長は40名、市関係者をあわせ45名が大型観光バス2台で群馬県に向かった

北関東自動車道を経由し、約3時間で到着、支援センターでは約1時間30分にわたり、「被害の実態」「対策」など説明をうけ質問も相次いだ

対策として説明を受けたのが「害獣対策グレーチング付U字溝わたれません」だ

要するにイノシシやシカなどの細長い足の弱点を利用、穴あきグレーチングに足を踏み入れると抜けなくなり進入防止が図れるというものだ

これがグレーチング付U字溝


説明のあと、実際に施工されている現場を視察した




進入防止策のためその場所以外はフェンスで囲むことも必要でその経費も大きいが、車が出入りできる方法としては良い対策だ

基礎からグレーチングを設置するとなると個人としてはできない金額となり、自治体での対応が必要だと感じた

日本全国で頭を痛めている害獣対策、決定的な案はまだ見つかりそうにない


今回の研修は1泊懇親会で宿泊地の「磯部温泉」に向かい他区の区長さんたちと有意義な意見交換を図ることができた

そして今日、研修2日目は世界遺産「富岡製糸工場」と国道18号線碓氷峠にある「めがね橋」だった

富岡製糸工場は相変わらずの人出で混雑していた、途中、甘楽町にある「こんにゃくパーク」で最新のこんにゃく商品を試食した

こんにゃくラーメン、こんにゃく焼きそば、こんにゃくゼリー、こんにゃくのから揚げなど

新感覚のこんにゃくに違和感もあったがそれなりに味わうことができた


生こんにゃくを加工し日持ちのできる乾燥粉として製品化したのが、江戸時代中期に我が常陸大宮市諸沢にいた「中島藤右衛門」だ

この発明があったことから今のこんにゃくがあることもPRしたかった

現在群馬県のこんにゃく生産量は全国の92%を占めていると


これが碓氷峠第三橋梁「めがね橋」だ、周囲は紅葉が進み絶好の見学日和だった