クロッカス クリームビューティー（水栽培）

No.329
昨年11月3日に球根をセッティングした水栽培のクロッカスが2月18日に開花しました。

4年ほど前に雑誌で見かけた、ガラスの容器と貝殻と小球根のとてもおしゃれな組合わせ。
それ以前からも、小学生の時以来やったことのなかった水栽培はいつもやろうやろうと思っていたことなのですが、この時期は何かと慌ただしかったりしたせいでしょうか、手付かずのまま毎年過ごしてしまいました。
そしてようやく今回、球根を求める時期とタイミング良く100円ショップでガラスの容器と貝殻を見つけて、挑戦することに～

根が揃って伸びるまでクローゼットの中に置いて、その後は球根の底に水が付かないようにして、無加温の廊下の窓際に。
葉が伸びてきたところで暖かい部屋の窓際に移動しました。
花が咲いたところで出来るだけ長持ちするように、玄関に飾ってみたり～
水栽培のクロッカスを持って、家の中をウロウロウロウロ…

こんな小さな球根が与えてくれたワクワクする気持ちとホントに咲くかしら？というチョッピリ不安な思い。
間近でその変化を実感出来る楽しい4ヶ月あまりの水栽培でした。

クリームビューティーは淡い黄色で、花弁裏側は紫がかったグレーに色付いています。

実は水栽培は2つ用意しました。
が、1つは思うように咲いてくれませんでした。
右側の写真が失敗したものの根。
1球だけいつまでたっても根が出てこなかったのですが、もしかしたらその球根に原因があったかもしれません。

満開の2月25日の写真です。
次々と花芽が上がってきて、3月中旬過ぎまで咲いていました。

シャコバサボテン

No.328
シャコバサボテンは、多くのお宅にある鉢花ではないかなぁ～と思います。
花が咲いているかどうかは別として、ちょっとやそっとでは枯れない丈夫な植物ですね。

このシャコバサボテンは15年ほど経っています。
最初の頃は園芸書を片手に春の摘心、植え替え、細やかな液肥やり、秋の芽摘み、短日処理のため箱をかぶせたり…そんなふうに手厚く育てていました。
が、庭を持つようになって自ずと元々育てていた植物に対しての世話が手薄になってきて、他の観葉植物がそうであるように、植え替えも毎年行うこともなくなり、短日操作も寒くなるまで外に出しっぱなしで自然の摂理に任せる…以前と比べれば荒っぽい育て方をしています。

以前勤めていた職場に、植え替えもされず、忘れた頃に気まぐれな誰かが水をやっているのかいないのか、豪雨かあられにでもやられたか痛ましく傷ついた、花も咲かないシャコバサボテンが一鉢、食堂のTVの脇に置いてありました。
その頃の私はガーデニングに浮かれはじめていて、しかもブルー系の花に気持ちが向いていたので、正直なところ既に大きく育ったまっ赤な花を付ける我が家のシャコバサボテンを少々疎んじていました。
でも、いつもTVを見ているとそのシャコバサボテンが目に入ってきて、とうとうある日家に持ち帰ってきてしまいました。

なので、今我が家にはたいして世話もされていない同じような花色のシャコバサボテンが二鉢あります。
健気に、この冬も二鉢ともまっ赤な花が咲きました。
（撮影日12/17）

ヒマツリ

No.327
多肉植物「火祭」の花が11月上旬に咲きました。

去年の冬、暖かい室内で越冬して徒長してしまったため春に挿し芽したのですが、その後軒下に置きっぱなしにしていて雨に当たり葉が傷んでしまって、更にまた新芽を8月に挿し芽しました。
こんな失敗だらけの育て方ですが、花を咲かせてくれるなんて…

寒くなるまで戸外に置いていたのですが、残念ながらまっ赤に紅葉しなかったのはやはりこれらの数々の失敗のせいで、じゅうぶん育っていなかったせいでしょうか。
左の写真は8月の写真、右が11月の様子ですが、奥のゲキリンリュウの葉がかなり落ちてしまっています。
今では更に落ちて、まるで「オバケのQちゃん」みたいなんですよ～
暖かくなったらまた復活してくれるかしら…
多肉に関する資料が手もとにあまりなくて手探りで育てているので、色んな変化が不安でもあり、新鮮でもあります。

失敗を繰り返したおかげで、多肉の我が家の置き場所もつかめたし、これからは少しはうまく育てられるような気がします。

2010.3.20追記
紅葉したヒマツリ、ちょっぴり写っています～こちら