本日開花なり

季節のうつろいの中で、日々健気に育っている大好きな植物たちの様子を綴っています

ヒューケラ ピーチフランバ

2007-05-31 | 宿根草ハ行
No.346
昨年栄養系コリウス「ムーンライト」を取り入れてとても気に入ったのですが、コリウスはなかなか冬越しが難しく1年(半年?)で処分してしまわなければならないので、代わりになるものと思い葉色が鮮やかなこのヒューケラを昨年の秋に見つけて求めました。
その頃の方が葉色がもっと赤かったように記憶しています。
これから変化していくのかな…
花はクリーム色で葉色とのつり合いも良く、上品で気に入っています。



ただいくらこのヒューケラが気に入ったといっても、やはりコリウスにはコリウスならではの魅力があって、他のものでは埋められない何かがあって物足りなさも感じます。
逆もまた然りですが~


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ニューギニアインパチェンス

2007-05-30 | 宿根草ナ行
No.345
冬越しに成功したニューギニアインパチェンスです。
晩秋に室内に取り込む際、株の状態が良かったので寄せ植えしていたものを掘り上げて単独で鉢植えして、暖房の入った室内で越しました。

あまり株の状態が良くなかった白花のものは切り詰めて冬越ししていたのですが、2月までとても暖かく「早い春の到来だぁー」とばかりに、せっかちにも風除室に早々と出してしまったのが運の尽き!
3月に入ってからの寒さで枯れてしまいました。

こちらのニューギニアインパチェンス(トロピカルシリーズ・パペテ)は2月中頃から3月中頃までを除いてズーッと、休むことなく咲いていました。
夏から秋、室内での冬、そして今もそうなのですが、絶え間なく咲くのですが一斉にというわけではなく常に2~3輪しか開花していなくて見応えはありません。
花殻を自ら落としていくので花数が少ないとその後始末はとても楽なのですが、これではあまりにも寂しいなぁ~

切り詰めて肥料に気を付けて管理してみることにします。
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チョウジソウ

2007-05-29 | 宿根草タ行
No.344
このチョウジソウ、なんと6年目にして去年はじめて咲きました。
花茎が3本で咲いた花は、わずか3輪ほど…
そして7年目の今年、花茎が9本上がってきていて、花も観賞に堪えるほど咲いています。

長かった…
いつも見る度、「また咲かない…」通り過ぎていった、いくつもの季節。
なんで咲かなかったんでしょうか。
そして、なんで枯れずに踏ん張っていたのでしょうか。

庭に植えてからもう何年も経っているのに、一度も咲いていない花はこのチョウジソウの他にもまだいくつかあります。
そして花を咲かせることなく枯れていったものも、実はたくさんたくさんあるのです。
地面を覆うこと、欲しい気持ちに任せて植物を増やすことに精一杯でなかなかひとつひとつの植物に向き合っていなかった数年間。
ようやく昨年あたりから、もう植え場所がほぼなくなってきて、立ち止まる余裕が生まれ、反省も込めて今ある植物ひとつひとつにしっかり向き合っていこうと思うようになりました。
そして咲かない植物の鉢上げをしたり、場所を変えてみたり、堆肥や腐葉土を施したりしています。
その甲斐あってか、今年になってはじめて咲いた花がいくつかあります。

未熟な庭主の元にあって、絶えぬとも良かったものの事を考えると、今となっては自分の愚かさが情けなくなります。
そして、そんな未熟な庭主の扱いをグッとこらえて堪え忍び、今ここに何年もかけてはじめて開花してくれたチョウジソウをはじめとしたいくつかの植物たちに「ありがとう」と言いたいです。

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ハナビシソウ アルバ

2007-05-26 | 1年草
No.343
この庭での私のタネまきのはじめの一歩は「ビオラ ベビブルーアンドエロー」でした。
そしてもうひとつ、それがこの「花菱草 アルバ」だったのです。

最初のタネまきしたそれらは、それはそれはたくさん花が咲きました。
どこに植えようか~あっちにも、こっちにも…
だって、袋に入っているタネを全部まいたのですから。
その年のタネはその時使い切らなければ、もう使い物にならないと思い込んでいたあの頃~懐かしい(笑)

その翌年からは、そんなことはしていません。
少しずつまき、残ったものは冷蔵庫で保管。
タネって凄い!
3~4年経ったものでも芽が出ます。

話はもとい、ハナビシソウ…
その後も毎年秋にまいていましたが、冬の間にほとんど枯れて残るのは1~2苗ほど。
それも貧弱な苗で。
が、今年は3月に入るまで暖かかったせいでしょうか、元気に育ってくれました。

太陽の光が当たっている数時間しか開かない、まるで太陽にだけ全信頼を寄せているかのような花です。
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ディアスシア ダンサー クランベリーレッド

2007-05-25 | 宿根草タ行
No.342
花期がウンと長い多年草は、こちらでは戸外での越冬が難しい耐寒性の弱いものが大概なのですが、ネメシアとディアスシアは例外でこちらでも戸外での越冬が可能であり重宝しています。

昨年の春求めたこのディアスシアは盛夏は暫くの間お休みしていましたが、秋遅くまで咲いていました。
後方にちょっと写っているピンクの「ディアスシア リトルダンサー」はこの春求めたものです。


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シラー カンパニュラータ

2007-05-24 | 球根草花
No.341
(ヒアシンソイデス ヒスパンカ)
通りがかりのお宅でいつもこの季節になると見かけていた魅力的な花。
いつかは植えたいと思っていて、おととしそのタイミングがあって球根を買い求めました。

でも、我が家の残り少ない庭の空間は悪条件(超日陰!これぞ、日陰の中の日陰!)の所ばかり…でも球根草花だし何とか咲いてくれるのでは~と、淡い期待を込めて植え込みました。
やはり結果は、細い葉ばかりが伸びてくるだけでした。
以前アリウムを植えた時も、同じ結末だったのです。
チューリーップやアネモネなどの葉が広いものはそんな悪条件でもよく咲いてくれるのですが、この時期に咲く細葉のものは一部(我が家ではハナニラ)を除いて、日陰ではちょっと厳しいようです。
でも10球中1つだけ、か弱い花が咲きました。
でもせっかくブルーコーナーに植えたのに、咲いたその花はピンク系のものでした。間違って包装されてしまったのだなぁ…トホホ。

しょうがない…昨年秋球根を掘り上げ、ピンクコーナーに植え込みました。
が、皮肉なことにブルーコーナーより日当たりの良いピンクコーナーで今年咲いたのは、私が憧れていたまさしくブルー系のベル型をしたその花だったのです。
でもその中に紛れて、たったひとつピンク系も咲いていましたが…

いいです!
そこで、これからも末永く咲いていて下さい。

早春に咲くスノードロップやチオノドクサなどの小球根の草花は、腰をかがめ目を皿のようにしてその待ち遠しい開花を捜す庭主の姿を楽しむかのように草丈がウ~ンと低いのに比べ、宿根草花の草丈が伸び出して開花もはじまるこの時期にややもするとそれらに紛れてしまうであろうけれど、ある程度草丈があることで遠目からでも存在がわかり、動けぬともあの手この手で動くものを魅了しようとする、そんなしたたかさを感じながらも喜んで翻弄されている庭主です。

(5/25花色の表記を一部訂正しました)
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ガーベラ

2007-05-21 | 宿根草カ行
No.340
ガーベラが風除室で冬を越えて開花しました。
去年購入時は薄いピンクだったのですが、気温が上がらないせいか、はたまた日照不足のせいか、薄い黄色で草丈も低いです。
もしかしたらこれから変化があるかもしれません。

ガーベラというと濃い黄色だったり、オレンジ、或いははっきりしたピンク、そして切り花のイメージが強かったのですが、こんな優しい色のものもあり花期も長く、またこちらでは戸外では多分無理でしょうが多年草でもあり、数年前まで抱いていた先入観が遙か彼方へと消え失せました~

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オノエマンテマ

2007-05-18 | 宿根草ア行
No.339
わずか1㎝ほどの小さな花で「カーペットカスミソウ」という名前で流通しています。
白い花びらに濃いピンクが入ってとても愛らしく、草丈もさほどないので寄せ植えの手前に利用しています。

数年植えっぱなしにしていて、他の植物の影となり蒸れて下葉が枯れてきて姿が乱れ花付きも悪くなったので、昨年初夏に思い切って切り詰め植え替えをし、葉がある部分は鉢にそのまま挿しておきました。
容易に根付き、株数が増えて花付きもとても良くなりました。


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チューリップ2007

2007-05-17 | 球根草花
No.337
ここ数年気に入って取り入れている「スプリンググリーン」「クィーンオブナイト」「ドンキホーテ」に、今年は枝咲きの白花「ホワイトブーケ」と百合咲きの「エレガントレディ」を加えました。

チューリップはどちらかというと開花が遅めのものをあえて選んで植えています。
ちょうど5月上旬に咲くと、タネまきしたビオラたちの開花も揃ってきて、他の宿根草もチラホラ咲き始めて一挙に庭が賑やかになり、「春がいよいよやってきたぞー!」と、気分も盛り上がって庭仕事への気合いが入るからです^^
が、それにしてもこの2種は開花がかなり遅めで蕾がなかなか上がってこず、「もしかしたら花を咲かせないかも…何がいけなかったのだろう?」としばらく真剣にアレコレ原因を考えていました。

ところで、エレガントレディはラベルの写真のアイボリーでふちが優しいピンクをしているものとは似ても似つかぬ色をしています。
色が白っぽいものは咲きはじめの頃黄色味が強いことが往々にしてありますが、かなり咲き進んできた今日(↓)になっても、ふちのピンクが心持ち出ているのかなぁ~といった程度。



他の方のブログで写真を拝見したところ、我が家のと同様の色味のものとラベルの写真にとても似ているエレガントな色合いのものの2種類ありました。
果たして、これはエレガントレディなのでしょうか~?

(追記)
色々調べてみたところ、間違いなくこれはエレガントレディ。
十分な日照が得られると、ピンク色に色付くとのこと。
植えてあるこの場所は、確かに日当たり良好とは言えない場所です。

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マーガレット

2007-05-16 | 宿根草マ行
No.336
白いマーガレットほど「無垢」という言葉が似つかわしい花は無いのではないか…といつも思います。
綺麗だとか可愛いとかを通り越して、この花を見ていると無心になれます。

こちらでも春早くから咲いてくれるのも、嬉しい存在です。
夏まで途切れることなく咲きますが、盛夏はさすがにひと休みします。
花後切り戻しておくと、しのぎやすい季節がやってくると間もなくまた咲き出します。
寒さは少し苦手なようなので、風除室で冬越ししました。

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